商品情報
華陽紙業株式会社 華陽紙業株式会社 常備在庫総合見本帳
ご希望の方は当社セールスにお申し付け下さい。
ただし、数に制限がございますので、
その節はご容赦下さい。
紙の厚み

紙は1000枚を「1連」(板紙の場合は100枚=「1連」)というまとまった単位で呼びならわしていますが、紙の厚さは原紙1連あたりの重さ/(Kg)で表されます。四六判/110kgという紙は、四六判1000枚のが110Kg(110g/1枚)という内容を表していることになります。例えば同じ厚さの紙でも、紙サイズが違えば1000枚あたりの総重量は変わってしまう為、1連で表示した場合のKg連量は異なります。また、Kg表示ではサイズが異なる紙どうしの厚さを比較するのが面倒なため、「メートル坪量」「米坪」と呼ばれる1m²あたりの紙の重さ(g/m²)で表示する場合もあります。

キロ連量 紙の連量や坪量を知りたい場合には、次の式を使ってそれぞれの重量を計算することができます。
[紙]  メートル坪量(g/m²)×面積(m²)×1000(枚)
[板紙] メートル坪量(g/m²)×面積(m²)×100(枚)
メートル坪量 =
[紙]  連量(kg)÷面積(m²)÷1000(枚)
[板紙] 連量(kg)÷面積(m²)÷100(枚)

流れ目

紙をつくる過程では、パルプをすき網に流して紙を抄造します。その時パルプは進行方向に高速で走りながら脱水され、パルプ繊維の多くは流れ方向に行列(配列)したように並びながら層を形成します。その流れ方向を「紙目」と呼び、紙目は断裁の仕方によってタテ目(T目)・ヨコ目(Y目)の2通りの方向に仕上ります。そのうち枚葉紙の場合は長辺に平行に繊維が流れているものをタテ目と呼んでいます。紙目によって紙の伸縮率が違ってくるため、思わぬトラブルを避けるためにも、商品設計の際には紙目の配慮が必要です。

ヨコ目 きれいに破けにくい
タテ目 繊維にそってスムーズに破ける

紙の寸法

製紙工場から出荷されたばかりの紙は「原紙」と呼ばれますが、抄造された原紙にはJISなど、いくつかの寸法の規格が存在します。製品の製造時には、原紙は印刷(加工)される機械に合わせて断裁され使用しますが、製品の仕上り寸法と製造する機械に一番適するサイズの用紙を選定することで、ロスを防いで効率のよい生産が可能になります。

原紙寸法
原紙寸法は、加工品の仕上り寸法よりもひとまわり大きく造られています。印刷機は印刷時に機械のツメで用紙をつかみ取り印刷をする為、ツメが紙を押さえる部分(=「くわえ」と呼ばれます)が必要になり、用紙寸法から「くわえ」を除いた内側部分が印刷の有効寸法になります。製品の印刷時にはこの原紙に製品を複数まとめて(=「面付け」といいます)印刷し、後で断裁・加工して仕上り寸法に整えます。

寸法(ミリ)
A列本判 625×880
B列本判 765×1085
四六判 788×1091
菊判 636×939
原紙寸法(規格外) 寸法(ミリ)
A列小判 608×856 吸取紙 442×570
B列小判 745×1047 セロハン 900×1000
三三判 697×1000 トレーシング 841×1189
三四判 727×1000 ケント判 485×624
新聞用紙 813×546 画学紙 582×758
タイプ紙小判 606×854 木炭紙 470×621
地券判 591×758 半紙判 242×333
ポスト判 591×622 美濃判 273×394
グラシン 506×758 大奉書 530×394
ハトロン判 900×1200 中奉書 500×364
ロール判 712×985 小奉書 470×333



その他商品についての詳しい情報をお求めの方は、お問合せ窓口、あるいは担当営業までご遠慮なくお申し付け下さい。メールでのお問い合わせはコチラ

copyright(c)2005 KAYO all rights reserved