商品情報

印刷用紙、10%値上げ浸透ーー製紙・代理店、原料急騰で(2007/7/24)
 王子製紙や日本製紙など製紙会社が進めていた印刷用紙の値上げが浸透した。代理店(1次卸)の卸値は23日までに、製紙会社が求めていた10%の幅で上昇した。原燃料価格の急上昇に危機感を強めた製紙各社は、印刷会社との妥協点を探る交渉を拒否。印刷会社はやむなく受け入れる形となった。印刷会社は需要家企業へのコスト転嫁を急ぐ。
 書籍やパンフレットに使う上質紙、チラシ用の微塗工紙といった印刷用紙のほか、ノーカーボン紙など情報用紙も上昇した。汎用品である上質紙の卸値の上昇幅は1キロ約10円となった。
日本経済新聞 朝刊

板紙各社、値上げ出そろう、10〜15%引き上げ。
(2007/07/28)
 製紙大手による板紙の値上げ方針が出そろった。9月から幅広い品目で10〜15%引き上げ、原燃料高に伴うコスト上昇分を転嫁する。レンゴーや王子板紙に続き、大王製紙も段ボール原紙を15%以上値上げする。波状に成型する中しん原紙で1キロ約7円の引き上げとなる。3社で生産量の約七割を占め、浸透する公算が大きい。
 王子製紙や日本大昭和板紙は食品や雑貨の箱に使うコート白ボールの値上げで北越製紙に追随。15%(1キロ約12円)以上引き上げる。たばこ箱や絵本に使う特殊・高級板紙の上げ幅は10%(約10円)以上。ただ需要は弱く、製紙各社の減産がカギを握りそうだ。
 レンゴーや王子板紙はラップなどを巻きつける紙管原紙も15%(約10円)以上値上げする。日本経済新聞 朝刊

アスクルは来月コピー紙値上げ
 オフィス用品通販最大手のアスクルは8月下旬をメドに、コピー用紙を値上げする。独自ブランドの6商品が対象で、上げ幅は平均18%程度になる見通し。木材チップなど原燃料費の高騰や円安で輸入紙の仕入れ価格が急上昇しており、自助努力でのコスト吸収は困難と判断した。
 今秋冬向け商品のカタログから新価格を採用する。コピー用紙は売上高の約一割を占める主力商品。フルカラー用紙を除くすべての独自ブランドを値上げする方針。


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