新年明けましておめでとうございます。 壇上ではありますが、いつもお世話になりありがとうございます。 また、本日は、御社経営計画発表会にお招き頂き、ありがとうございます。
さて、御社社長から講演の依頼を受けまして、 実はこのような場所は本当に苦手なのでお断りしたかったのですが、 僭越ではありますが、印刷マンとしての経験を話させて頂きます。 特に、御社が用紙を扱っていらっしゃると言うことで、紙での私の経験をお話ししたいと思います。
さて 昨今、電子書籍の普及と騒がれ、紙離れの現象に拍車がかかるような話がありますが、私もどちらかというと、「お宅」に近いので、スマートフォンをかなり愛用しておりますが、電子書籍としては使用しておりませんし、専用の端末も買いたいとも思っておりませんので、 私の個人的な見解から言いますと まだまだ大丈夫ではないかと楽観視していますが如何でしょうか。
そんな中で 印刷には紙とは縁の切れない関係にあり、印刷営業マンとして30数年経ちますが いろんな角度から「紙」と係わってきたと思っています。
入社したのち、5カ月ほどの製造現場研修後、名古屋支店に配属され 以後、30年間名古屋で営業活動をしてきました。
東京や大阪に支店ができましたが、特に異動することもなく 名古屋だけの営業活動ですから、大した経験ではありませんが・・・
さて 営業配属後、先輩から引き継いだお客様は遠方ばかりであったので、 そこで売上を伸ばすにはどうしたらよいかと考え、 ご用聞き営業に徹しました。 印刷知識もなく、リピート品だけの受注活動でした。
この時期では、まったく用紙の知識はありませんでした。 とにかく若さの勢いだけで受注してきた時期でした。
暫くして、洋菓子屋さんを担当しました。 この時から、紙についての知識を、自然に吸収する機会に巡り会ってきました。 ほとんどが、企画マンやデザイナーから指示される仕様が 特にファンシーペーパーが多く、次第に紙に対する性質、特徴、などを知るようになり、知識が自然と増えてきました。 色にも厳しく、アート、コート、などの色適正も体感してきました。 例えば、食品系は赤系統の紙が、工業系は青い紙が合うといった感じです。
次は、家電系とファッション系の大型小売店を担当しました。 ここでは一般紙、特にA3コートを勉強いたしました。 グロス系、マット系での表現の違いを体感しました。 この時期から、用紙価格について、キロいくらかと言った単価に敏感になってきたということです。
その後、大手予備校を担当するようになってから 大ロットの用紙発注のタイミングや 微塗工紙の使用に当たり、色の上がり具合、風合いを勉強しました。
毛色の違ったところでは 上場株券の営業を担当したときは 和紙のすかし技術の現場を知ることができました。
さらに 流通出版や自費出版の出版物制作を担当し 書籍用紙の風合いを経験することになりました。 写真の再現性を重視した平滑性や ラフを強調したものとか 束を出すためには紙厚がどれくらいがよいとか 印刷上がりにも注意しながら、私が選定した用紙を使って印刷物が作れました。
私の今までの紙に対する知識を思う存分に発揮できました。
営業の最後には 中央省庁の官公庁入札を担当するようになり 印刷工賃のみならず 用紙仕入れ額について、競争の結果から厳しさを体験し 用紙業界が少しわかったような気がします。
さて、今、購買を担当しておりますが 営業の時の経験が、大変役に立っており 何か購買担当者になるために ずっと研修を受けてきたような気がします。
今、私の方針として 指定銘柄は極力排除しまして お客様がどういう仕上がりを望んでいるかを 営業との打ち合わせの上、購買部主導で用紙調達を進めています。
大きな声では言えませんが 半分、私の趣味で銘柄選定しているようなところです。
最後に 今思うと、私は非常に恵まれていたと思いますが 印刷マンとして、印刷のイロハをお客様を担当するたびに 新しい知識をいただいたという感じで いろんな方に巡り会えたことを、感謝しているといった感じです。
ご静聴、ありがとうございました。
2012-5-10更新
「新マシン導入で新しい可能性に挑戦」 ~日本印刷㈱様~
紙・印刷関連倒産情報
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取締役執行役員購買本部長
今井 稔様
新年明けましておめでとうございます。
壇上ではありますが、いつもお世話になりありがとうございます。
また、本日は、御社経営計画発表会にお招き頂き、ありがとうございます。
さて、御社社長から講演の依頼を受けまして、
実はこのような場所は本当に苦手なのでお断りしたかったのですが、
僭越ではありますが、印刷マンとしての経験を話させて頂きます。
特に、御社が用紙を扱っていらっしゃると言うことで、紙での私の経験をお話ししたいと思います。
さて
昨今、電子書籍の普及と騒がれ、紙離れの現象に拍車がかかるような話がありますが、私もどちらかというと、「お宅」に近いので、スマートフォンをかなり愛用しておりますが、電子書籍としては使用しておりませんし、専用の端末も買いたいとも思っておりませんので、
私の個人的な見解から言いますと
まだまだ大丈夫ではないかと楽観視していますが如何でしょうか。
そんな中で
印刷には紙とは縁の切れない関係にあり、印刷営業マンとして30数年経ちますが
いろんな角度から「紙」と係わってきたと思っています。
入社したのち、5カ月ほどの製造現場研修後、名古屋支店に配属され
以後、30年間名古屋で営業活動をしてきました。
東京や大阪に支店ができましたが、特に異動することもなく
名古屋だけの営業活動ですから、大した経験ではありませんが・・・
さて
営業配属後、先輩から引き継いだお客様は遠方ばかりであったので、
そこで売上を伸ばすにはどうしたらよいかと考え、
ご用聞き営業に徹しました。
印刷知識もなく、リピート品だけの受注活動でした。
この時期では、まったく用紙の知識はありませんでした。
とにかく若さの勢いだけで受注してきた時期でした。
暫くして、洋菓子屋さんを担当しました。
この時から、紙についての知識を、自然に吸収する機会に巡り会ってきました。
ほとんどが、企画マンやデザイナーから指示される仕様が
特にファンシーペーパーが多く、次第に紙に対する性質、特徴、などを知るようになり、知識が自然と増えてきました。
色にも厳しく、アート、コート、などの色適正も体感してきました。
例えば、食品系は赤系統の紙が、工業系は青い紙が合うといった感じです。
次は、家電系とファッション系の大型小売店を担当しました。
ここでは一般紙、特にA3コートを勉強いたしました。
グロス系、マット系での表現の違いを体感しました。
この時期から、用紙価格について、キロいくらかと言った単価に敏感になってきたということです。
その後、大手予備校を担当するようになってから
大ロットの用紙発注のタイミングや
微塗工紙の使用に当たり、色の上がり具合、風合いを勉強しました。
毛色の違ったところでは
上場株券の営業を担当したときは
和紙のすかし技術の現場を知ることができました。
さらに
流通出版や自費出版の出版物制作を担当し
書籍用紙の風合いを経験することになりました。
写真の再現性を重視した平滑性や
ラフを強調したものとか
束を出すためには紙厚がどれくらいがよいとか
印刷上がりにも注意しながら、私が選定した用紙を使って印刷物が作れました。
私の今までの紙に対する知識を思う存分に発揮できました。
営業の最後には
中央省庁の官公庁入札を担当するようになり
印刷工賃のみならず
用紙仕入れ額について、競争の結果から厳しさを体験し
用紙業界が少しわかったような気がします。
さて、今、購買を担当しておりますが
営業の時の経験が、大変役に立っており
何か購買担当者になるために
ずっと研修を受けてきたような気がします。
今、私の方針として
指定銘柄は極力排除しまして
お客様がどういう仕上がりを望んでいるかを
営業との打ち合わせの上、購買部主導で用紙調達を進めています。
大きな声では言えませんが
半分、私の趣味で銘柄選定しているようなところです。
最後に
今思うと、私は非常に恵まれていたと思いますが
印刷マンとして、印刷のイロハをお客様を担当するたびに
新しい知識をいただいたという感じで
いろんな方に巡り会えたことを、感謝しているといった感じです。
ご静聴、ありがとうございました。