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華陽ニュース

お城初心者のへぇーなお城  15

 2026年の大河ドラマは『豊臣兄弟!』。『彼が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった』との言葉もある豊臣秀吉の弟・秀長を主人公に、強い絆で困難を乗り越え、天下統一を成し遂げた兄弟のサクセスストーリーを描くと発表されています。
 戦国時代はお城の時代。これまで特にお城に興味を持ってこなかったお城初心者が大河ドラマをきっかけに学び始めたお城の小ネタを、お城初心者の方は「へぇー」と、お城上級者の方は「えぇー・・・(そこからか・・・)」と思いながらお読み頂けると幸いです。

15 「リサイクル」

 彦根城が佐和山城を移築したものだ、ということは漠然と知っていた初心者ですが、彦根城は初心者が知る以上にリサイクルであふれたお城でした。佐和山城、長浜城、大津城、小谷城。近江国内の様々な廃城(あるいは廃城候補)からパーツを移築し、資材を再利用し、それでいながら寄せ集めとは感じさせない美しい城を実現した工夫は、現代でも見習うべきところかもしれません。
 彦根城がリサイクル城となったのは工期短縮のためともコスト削減のためだとも言われていますが、デモンストレーションのためだとの説もあるのだそうです。彦根城の城主は徳川四天王を祖とする譜代大名の筆頭、井伊家。他のお城の資材を奪ったともいえるリサイクルのお城に徳川の信頼厚い井伊家が腰を据える姿は、西国ににらみを利かせている象徴だった、ということでしょうか。