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華陽ニュース
不定期配信 江戸ネタ 42
今年の大河ドラマ「べらぼう」の舞台、江戸。文化の担い手が特権階級から町民へと広がり、政治に与える経済の影響が拡大するこの時代には、様々な文化や風習が新しく生まれ、現代へとつながっているものもあります。
江戸時代の出版や紙、風習や様々な出来事などについて、小ネタをご紹介致します。
42 「有卦絵」
陰陽道で幸運な年回りの時期を「有卦」といい、その年の有卦に入った人をお祝いして贈ったり飾ったりするのに使われたのが「有卦絵」でした。「福」につながる「ふ」で始まるものを描くのが決まりだったようで、福禄寿や福助、筆、袱紗、襖、笛、文、お福さんや二股大根なんてものも描かれたりしたそうです。絵の中の「ふ」で始まるものを探す楽しみもあったようで、その辺りは「判じ絵」と呼ばれる、江戸時代のクイズの印刷物につながる遊戯性もあったようです。