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華陽ニュース
紙の市況(2026.1)詳細 1月20日更新分
【洋紙 国内の紙の市況/状況】
| 1.日経 1~3月産業資材価格見通しを発表 |
1月8日付の日本経済新聞紙上にて、産業資材12品目の1~3月の価格見通しが発表されています。12品目すべてが横ばい以上とされるなか、段ボール原紙は値上がり見通し、印刷用紙は横ばい見通しと分析。値上げ交渉が妥結の兆しを見せている段ボール原紙に比べ、年初より再値上げに取り組む印刷用紙の価格交渉はやや時間がかかりそうだと、記事では伝えられています。
【その他の市況/状況】
| 1.日本製紙 八代工場で家庭紙生産 |
1月8日付の日本経済新聞紙上にて、日本製紙が八代工場の新聞用紙向け設備を撤去し、家庭紙向け設備を導入することを発表したと報じられています。2028年2月の稼働を予定し、フル稼働時には年間4万トン規模の生産を行う計画とのこと。同社は2024年8月に八代工場の新聞用紙用N2抄紙機の停機と輸出を中心とした家庭紙事業の展開に関する計画を発表しており、グラフィック用紙の需要減少に対応した製品構成の転換が計画に沿って進んでいる様子が伺われます。
| 2.10~12月分の高硫黄C重油が値上げで決着 |
1月8日付の日本経済新聞紙上にて、ENEOSと大口需要家の間で進められていた2025年10~12月期の高硫黄C重油価格交渉が7~9月期比0.2%の上昇で決着したと報じられています。引き上げは3四半期ぶりとのこと。参考時期の原油価格の下落と円安進行のせめぎあいで小幅な値上げとの結果につながったと、記事では要因について分析しています。
【印刷、製品、その他関連】
| 1.木製バットを紙糸にリサイクル |
KPPホールディングスは1月7日、同社グループの王子ファイバーがミズノ株式会社、キュアラボ株式会社、王子エフテックス株式会社と協業し、プロ野球選手が使用した木製バットをリサイクルした紙糸素材を開発したと発表しました。折れたバット等を回収してキュアラボが粉末化、その粉末を配合した原料を元に王子エフテックスが抄造した紙を王子ファイバーが紙糸に撚糸したとのこと。今回開発された紙糸素材はミズノによって野球バッグに再生され、ミズノが契約するトップチーム向けの取り組みで使用される予定と同社は公表しています。
※文中敬称略
※文章は2026年1月16日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。