KAYO NEWS
華陽ニュース
紙の市況(2026.3)詳細 3月20日更新分
【板紙・パッケージに関する市況/状況】
| 1.日本製紙 キャップ付き飲料容器の新型を発売 |
日本製紙は3月10日、キャップ付き新形状紙容器を2026年3月より発売開始したと発表しました。主に家庭での消費をターゲットとした飲料向けチルド用紙容器で
・標準でキャップ付き
・トップ傾斜パネルが大きいためキャップがつかみやすく、開け閉めしやすい
・注ぎ始めの傾きが緩やかで、注ぎやすい
デザインとしたとのこと。
その「開けやすさ」「注ぎやすさ」が評価され、当容器は森永乳業の牛乳・低脂肪牛乳・入院料などの製品に採用されたとのことで、3月10日より順次店頭に並ぶと同社は発表しています。
【その他の市況/状況】
| 1.2月積みパルプ価格が上昇 |
3月11日付の日本経済新聞紙上にて、2月積みの北米産針葉樹さらしクラフトパルプ(N‐BKP)の価格が前月積み比1%上昇したと報じられています。メーカーの値上げが影響したもので上昇は約1年ぶりとのこと。メーカーによる値上げが続いている南米産広葉樹さらしクラフトパルプ(L‐BKP)は前月積み比3%高で、6か月連続で値上がりしたと記事では伝えられています。
| 2.古紙輸出入札価格が下落 |
3月12日付の日本経済新聞紙上にて、関東製紙原料直納商工組合の3月積み輸出入札価格が2月積み比1%下がったと報じられています。ベトナムに輸出される段ボール古紙が対象の価格で、
・中国の段ボール原紙需要の停滞
・古紙パルプの輸入規制
の影響が続いていると記事では分析しています。
| 3.家庭紙 一部商品が値上がり |
3月17日付の日本経済新聞紙上にて、大手製紙のパルプ製トイレ紙の2月の店頭価格が値上がりしたと報じられています。東京紙商家庭紙同業会の調べによるもので、一部商品の値上がりは7か月ぶりとのこと。ティッシュペーパーやキッチンペーパーなどの店頭価格は横ばいを継続したとのことですが、大王製紙が4月からの家庭紙全般の値上げを発表しており、今後の価格動向に注目が集まりそうです。
【印刷、製品、その他関連】
| 1.日本紙パルプ商事が紙と触れ合うワークショップ |
日本紙パルプ商事は3月12日、子どもたちが紙に触れて、感じて、試すことで紙の多様な魅力を体験できるワークショップを日本文教出版株式会社と共同開催すると発表しました。同社サイトの発表によると、
| 名称 | 「ふれてひろがるペーパーワールド~紙の世界の不思議な魅力!~」 |
| 期日 | 2026年3月26日~4月5日 ※プログラムにより開催日・時間が異なるため、事前に詳細を確認のこと |
| 会場 | こども美術館 スカイミュージアム(あべのハルカス27階) |
| 定員 | 各回15名(事前予約制・受付順) |
| プログラム | ①おおきなかみと なかよし 対象:3歳以上 内容:大きな紙を使い、身体全体で紙の動きや感触を楽しむ ②くしゃくしゃから うまれたよ 対象:3歳以上 内容:紙を「くしゃくしゃ」にすることで生まれる形や音を楽しみ、創造性を広げる体験 ③ふれて 感じて ならべると 対象:小学3年生以上 内容:さまざまな紙の質感を比較し、並べる・組み合わせることで紙の特性を学ぶプログラム の3種類。 |
70年以上にわたり図画工作・美術教育の教科書を発行してきた日本文教出版と協働することで、子どもたちが紙の魅力を体験を通じて学べる機会を創出するとして、同社はぜひ多くの皆様のご参加をと呼び掛けています。
※文中敬称略
※文章は2026年3月18日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。