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華陽ニュース
紙の市況(2026.6)詳細 6月10日更新分
【洋紙 国内の紙の市況/状況】
| 1.王子製紙・三菱製紙・北越コーポレーション 値上げ公表 |
三菱製紙は5月28日、北越コーポレーションは6月2日、王子製紙は6月8日に自社サイトに値上げのお知らせを掲載しました。
| 対象製品 | 機能商品事業部全製品(情報・画像メディア、機能性製品、医療系・衛生製品等) 紙素材事業部全製品(印刷用紙、情報用紙、板紙、包装紙、家庭紙、パルプ等) |
| 値上げ幅 | 現行価格から15%以上 |
| 実施時期 | 2026年6月21日出荷分より |
| 対象製品 | 印刷・情報用紙 |
| 値上げ幅 | 現行製品価格の15%以上 |
| 実施時期 | 2026年7月21日出荷分より |
| 対象製品 | 印刷用紙全般、情報用紙全般 |
| 値上げ幅 | 現行価格+15%以上 |
| 実施時期 | 2026年8月1日出荷分より |
各社、中東情勢の緊迫化による原燃料価格の高騰、物流費の上昇等を理由としており、値上げに理解を求めています。
| 2.日本製紙 グラフィック用紙の生産工場を3拠点に集約する計画 |
日本製紙は5月28日、2026年度から2030年度までの5か年を対象とする「中期経営計画2030」を公表しました。「B/Sの最適化」「構造改革の断行」「収益性の向上」を基本戦略に掲げるなか、低収益事業を整理し強靭化による競争優位性を確立するため、グラフィック用紙の生産拠点を石巻・岩沼・岩国の3工場に集約し、勿来・白老・八代の3拠点では事業構造の転換を進めるとのこと。同社は2030年度までの5年間でグラフィック用紙の内需は3割以上減少すると想定しており、生産拠点の集約で稼働率90%以上を維持することを検討しているとしています。
【板紙・パッケージに関する市況/状況】
| 1.日本製紙 パッケージ関連品種の値上げを発表 |
日本製紙は6月1日、パッケージ関連の品種についても値上げを発表しました。
| 対象品種 | 白板紙・カップ原紙・加工原紙・包装用紙 全般 |
| 値上げ幅 | 15%以上 |
| 実施時期 | 2026年7月21日出荷分より |
原材料の供給環境は不透明な状況が続いており、今後も価格・出荷状況に注意が必要です。
【その他の市況/状況】
| 1.5月積み古紙輸出入札価格が上昇 |
6月4日付の日本経済新聞紙上にて、関東製紙原料直納商工組合の5月積み輸出入札価格が値上がりしたと報じられています。4月積み比で約6%の上昇とのことで、中東情勢の影響で海上運賃が上昇傾向にあることが要因と記事では説明されています。
【印刷、製品、その他関連】
| 1.TOPPAN トレカの包材を紙製に |
6月6日付の日本経済新聞紙上にて、TOPPANが紙製のトレーディングカードの包装材を10月に出荷すると報じられています。プラ製包材に対する欧州の規制強化に対応したもので、透けない加工技術を活かすと記事は伝えています。
※文中敬称略
※文章は2026年6月8日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。