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当社経営計画発表会ご来賓のお話 王子製紙様

平成24年1月14日 当社経営計画発表会にて

120210_yokoyamasama  王子製紙株式会社
 中部営業支社 支社長 
横山 慎一朗 様
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1.紙業界を取り巻く近況について

 震災以降、環境は大きく変化した。未だ先行きは不透明な状況。企業にとって、現在の日本は事業が非常に行いにくい国。
①円高 ②高い法人税 ③厳しい労働規制 ④環境制約 ⑤TPPなど自由貿易協定への対応遅れ ⑥電力不足と高い電気料金 の「6重苦」を抱えており、企業の海外生産シフトへの動きに拍車をかけている。
 当社(王子製紙様)は、2015年海外売上高比率を25%とすることを目標としている。
 経営の基本戦略は、変革による事業構造転換を完遂し「内なる充実と外への発展」を図ること。内なる充実とは、日本国内における収益基盤強化を意味し、外への発展は海外事業の拡大を意味する。経営目標は、営業利益1000億円以上、純利益500億円以上を目指す。

2.王子製紙様の経営目標

 当社は事業経営管理体制の強化を図るために2012年10月から純粋持株会社制への移行を考えている。その目的は、経営戦略やグループ経営力強化と、各事業ごとの事業力・経営力強化を切り離し、それぞれに専念することと、海外へのM&Aの活用による事業構造転換の更なる加速を図ること。具体的には①生活産業資材カンパニー②印刷情報メディアカンパニー③機能材カンパニー④資源環境ビジネスカンパニーの4つのカンパニーと独立事業群が並列となる組織。

3.海外事業

①生活産業資材群
 東南アジアにおけるパッケージング事業の迅速な拡大。マレーシア・タイ・カンボジア・ベトナムに事業拠点を設置。ベトナム新工場建設。2015年の目標売上高は1000億円、売上高利益率10%以上を目指す。
②印刷情報メディアカンパニー
 2013年1月に南通工場にKP設備が完成し、第1期プロジェクトが完了。
 南通工場を中国での基幹工場とし、高成長が期待される産業資材分野(パッケージング用途の板紙・加工事業)や特殊機能材・加工事業に進出し製紙・紙加工複合事業を目指す第2期プロジェクトがスタート。
 南通工場の現状としては、中国の需要は伸びるものの電子化の影響で伸び率は鈍化、当面は供給過剰の状況が続く。ただ、中国の紙・板紙生産量はここ10年で3.5倍に急拡大しているため、焦らず腰を据えて進めていくつもり。
③機能材カンパニー
 成長国(中国、東南アジア、インド、ブラジル)での機能材事業拡大に向けたグランドデザインを策定中。
④資源環境ビジネスカンパニー
 パルプ外販事業の推進、売電事業の拡大、インドネシアの植林事業へ出資し製材・合板事業を展開、ベトナムの家具メーカーとの合弁会社設立で木材加工事業への本格参入など。

4.事業構造転換施策

 印刷用紙全体は長期的に減少傾向。構造的な要因に加え、原燃料の高騰や輸入紙との競争もあり、収益環境は益々厳しさを増している。
 今こそ、事業構造転換を加速させる時期。成長事業への積極的な経営資源投入と、安定・成熟事業の収益基盤強化施策が必要。
 当社の海外売上高比率目標は25%、75%は国内でお願いしなければならない。
 皆さんとメーカーが一体となって供給体制の最適化・強化を図り、業界全体でプラス方向に向かっていきたい。
 2012年のイベントとしては①第3次補正予算の執行②ロンドンオリンピック③各国首脳交代④新興国の金融緩和があり、不透明な部分も多いが、新しい基盤づくりの年と捉え、業界全体で発展できるよう頑張りたい。

(横山様のお話・原稿より、華陽紙業にて抜粋)

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