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当社経営計画発表会ご来賓のお話 王子製紙様(2014年・後編)

平成26年1月18日 当社経営計画発表会にて

140220_oujisama_kayonews 王子製紙株式会社
中部営業支社 支社長
枝吉 知明 様
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(前回より続く)

4.価格

東南アジアのコート紙の価格は、昨年夏以降弱含みのようです。
一部のメーカーは原燃料価格の上昇を背景に値上げの発表を行ったようですが、需要が盛り上がらず、ほとんど浸透していないようです。
逆に日本市場の価格は上昇しています。
昨年、価格修正をお願いしましたが、残念ながら円安によるコストアップ分を補えるレベルとは言えません。まだ苦しい(赤字が続いている)のが現状です。
しかし、輸入紙の動向に注意を払わなければなりません。
せっかく価格が上がっても、それによって輸入紙が大量に流入しては、何のために値上げをお願いしたのか分からなくなってしまいます。
東南アジア市場の価格動向も注視しなければなりません。

6.王子製紙の状況

2012年10月に王子ホールディングスが誕生し、王子グループの中で、王子製紙は新聞用紙、印刷・情報用紙事業を担当する会社として新たなスタートを切りました。
印刷情報メディア事業が、2012年度王子HDの売上高に占める割合は26.2%です。

王子グループの経営目標 印刷情報メディアカンパニーの収益目標
営業利益 1,000億円以上 売上高経常利益率 5%
(2012年度の営業利益は△24億円の赤字)
純利益 500億円以上

先ほど述べましたように国内市場とアジア市場が一体化する中、王子製紙の緊急の課題は、国際市場における競争力の強化です。
既に生産体制の最適化(マシンの停止等)を継続的に進め、コスト競争力を高めてきていますが、今後も需要動向を見ながら、更に対策を進めていくことになります。生産体制再構築をはじめとする徹底的なコスト削減を進めていきます。
グループ内では、重複した事業の統合再編も検討されています。
また、低収益品の生産中止(銘柄の統廃合)、高収益品へのシフトを進めていきます。ユーザーの要望や他社との差別化を図るために品種を増やしてきたことが、コストアップの一因となっているからです。
印刷用紙価格の安定化は収益改善に欠かせない要素です。
設備の稼働率アップを前提に生産を行う時代ではありません。国内の需要動向や輸入紙動向を的確に見極め、需給バランスを適正に保つことが、市況の安定につながると言えます。

(枝吉様のお話・原稿より、華陽紙業にて抜粋)

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