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130524_ecoj01  住宅や店舗が立ち並ぶ、ごく普通の街並み。
株式会社エコペーパーJP』様は、そんな、工業地帯でも郊外でもない、普通の幹線道路沿いの一画で操業されています。
回収した古紙を主原料に、出版本文用紙や段ボール原紙を生産・販売されるのが、主な事業の同社。

エコペーパーJP様に、古紙のリサイクル事業を柱とする同社ならではの環境保全の工夫を伺いました。

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洋紙や段ボール原紙を抄造する主な工程は、回収した古紙からインクや異物を取り除いて洗浄、原料化し、紙に仕上げて、製品化するというもの。この、除去や洗浄など、各過程で発生する排水等をいかに浄化し、自然に返すかが、環境保全の鍵となります。
エコペーパーJP様では

130524_ecoj02-1  ①集めた廃水に薬品を添加し、スラッジ(水分以外の異物)と排水に分離。
 130524_ecoj02-2 ②排水中に含まれる汚染物質を、微生物に食べさせることで除去。
 130524_ecoj02-3 ③汚染物質除去後の排水に薬品を添加し、泥と水に分離。泥には微生物が含まれるので、再度、②に戻す。
 130524_ecoj02-4 ④汚染物質を取り除いて、綺麗になった排水を矢田川に放流。
 130524_ecoj02-5 ⑤スラッジは水分を絞って焼却。焼却時に出る蒸気を利用して発電を行い、省エネルギーに貢献。焼却灰は、建材や路盤材として再利用。

という工程で、排水の浄化を行っておられるとのこと。即ち、

①古紙を原料とする、再生紙の製造・販売
②汚染物質の除去にも、自然の微生物を利用した生物処理を採用、汚染物質の流出防止を、より環境に配慮した形で実現
③処理過程で発生する蒸気を利用した発電で、省エネルギーに貢献
④焼却灰までも建材等に再利用

と、抄紙工程の最初から最後まで、環境配慮に拘ったシステムを構築しておられ、環境保全に最大限配慮しておられる様子が窺えます。

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この、『自然環境の保全と資源の保護』という方針は、勿論、新事業の開発にも生かされています。現在、エコペーパーJP様が、抄紙と並んで事業の柱として挙げられるのが、『機密OA書類の処理』。機密保持の観点から、従来は焼却されることが多かった書類ですが、その機密保持と資源の再利用をいかに両立するかを考え、同社では機密処理専用のプラントを建設・営業しておられます。

130524_kimitsu01  書類の搬入は予約制。完全密閉の工場への立ち入りは、お客様と限定された従業員のみで、鍵等で万全のセキュリティを保つと同時に、風で書類が飛んでしまうなどによる情報漏洩も、完全にシャットダウンしています。
 130524_kimitsu02 お客様自身がコンベアに書類を投入。書類はコンベアから直接パルパーに運ばれます。
 130524_kimitsu03 機密書類はパルパーですぐに溶解され、どろどろの原料に。
これが紙の原料として再利用され、環境保全に一役買うことになります。
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立ち会いの方用に設けられた見学室では、4分割されたモニターが作業の様子を死角なく映し出し、またパルパー本体にも内部を覗ける窓が作られているなど、安心して御利用頂ける工夫が随所に凝らされています。

機密保持と環境保全を両立されたこの事業のスタイルは、エコペーパーJP様の理念の実現の一つの形と言えるのかもしれません。

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立地柄、近隣の住民の方々への配慮が欠かせないと仰るエコペーパーJP様。「工場の中はかなり高温多湿となりますが、夏でも窓は開けません。音が漏れて、地域の皆様に迷惑を掛けてはいけませんから。」と話されます。こういった小さな配慮の積み重ねが、自然環境の保全という大きな理念につながり、エコペーパーJP様の事業の根幹につながっていくのかもしれません。

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