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海外市場の動向と輸入紙④

(1)アジア市況 10月

古紙の国際商品化、国内製紙メーカーの海外進出、国内への紙の輸入の増加、と
今や日本の紙事情は海外市況を抜きには語れない状況となっています。

(1)アジア市況 10月
古紙 中国 (9月)
古紙需給はバランス。日本産古紙は値上げに強気だが、米国産・欧州産に価格競争力があり、日本産古紙価格の上昇を抑制している。
印刷用紙 中国 (9月)
需要の盛り上がりに欠け、一部メーカーは値下げも。10月以降需要が回復しても、市況は横ばいとの見方。
香港 引き続き取引は盛り上がりに欠け、購買側も必要以上に購入せず、在庫もあまり持たないようにしているものと思われる。既に来年を睨んだ長期契約の交渉が始まっている。
韓国 10月から年内にかけて需要期となるが、広告需要は低迷しており、商業印刷の低迷から盛り上がりに欠ける。10月1日以降と発表された7~10%の値上げも、弱含みの傾向に歯止めをかけるのが精一杯との観測。
板紙 中国 (9月)
ダンボール原紙に関しては、古紙価格が依然高水準で推移していることから市況の下支え要因となっている。コートボールは値下がり傾向、コートアイボリーも原紙価格下落・需要家の当用買い・高水準の在庫などの要素から弱含む見通し。
香港 印刷用紙同様、盛り上がりに欠ける。紙・板紙ともに、この不需要期が中国旧正月まで続くものと見られている。
韓国 段ボール原紙に関して、国内出荷は引き続き堅調に推移、悪材料が見当たらず、今後も堅調に推移するものとの予測。

※フォレストネット アジア市況のニュースより

ギリシャに端を発した欧州経済危機はアジア・中国経済にも波及し、段ボール古紙等の再生資源価格は大幅に下落、関東製紙原料直納商工組合は11月の古紙輸出の中止を決定、12月積みに関しても不透明な状況と報じられています。

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