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紙のソムリエ 第43回 新人向け必須紙知識(簡易説明版)① 

いよいよ本格的な秋になりました。四季の中で一番落ち着きのある季節のような気がしますがいかがですか。
今回から年内の3回に分けて、ご要望により紙の必須基礎知識についてまとめてみました。説明も従来と異なった簡易な表現であまり詳細には触れていませんので、機会があれば初心者の方の研修向けに是非ご活用ください。尚、2回目は紙の品種分類・用途、3回目はその他の必要事項を予定しています。

Q1.紙の原料について教えてください。

一般的に紙はパルプから作られています。パルプとは木材、その他の植物を機械的、化学的あるいはその組み合わせによる方法で処理し、抽出したセルロース繊維の集合体で、紙、レーヨン、セロハンなどを主原料として使われるものです。パルプを大別すると(1)木材パルプ(2)非木材パルプ(3)古紙パルプの3種類となります。
大部分は木材系パルプを使用していますがそれ以外にも石油化学合成品を用いたものもあります。
製紙工場では上記の原料にさらに各種の薬品を添加して紙を製造します。
木材パルプの中には針葉樹(アカシア等)と広葉樹(ユーカリ等)があり、針葉樹の方が植物繊維が若干長く強度があるため、包装紙のような強度を必要とするパルプに使用されています。

Q2.紙の流れ目(目なり)について教えてください。

繊維が流れの方向に比較的揃っていく状況が生まれます。これを『紙の流れ目』とか『紙の目なり』と言います。紙の流れに沿って折るとスムーズに折れやすく、逆に折ると折れにくかったり割れたりする場合もありますので注意が必要です。(本の表紙・本文、パッケージ等)

※製造時に水が下に落ちていきます。現在の技術ではほとんど影響はないようですが、これにより紙の表・裏の差が出る場合があります。これを『紙の表裏差』と言います。紙によっては故意に表裏差を作られるものもあります。

Q3.紙の寸法について教えてください。

紙の寸法には各種ありますが、一般的に決まった規格寸法があります。規格寸法以外にも要望するを寸法作ることも可能ですが、最低生産量が必要で量的に大量になる可能性があります。下記が代表的な規格寸法です。

※タテ(T)目表示⇒短辺×長辺、ヨコ(Y)目表示⇒長辺×短辺

Q4.紙の連量について教えてください。

紙には同じ品種で一般的に厚みの違う数種のものが作られています。その表現として厚みの表記ではなくその重量で表示します。紙には大きく分けて洋紙(比較的薄い紙)と板紙(比較的厚い紙)の2種類があります。
洋紙は各寸法の1,000枚、板紙は各寸法の100枚の重量で表示します。その基本となる重量を米坪(べいつぼ)と言います。米坪とはその紙の1㎡の1枚の重量を言います。連量表は各品種毎にありますがここでは上質紙を表記します。

連量計算式

洋紙の連量=面積(㎡)×米坪量((g/㎡)×1000(枚)÷1000(g→Kg換算)
0.788(m)×1.091(m)×64(g/㎡)×1,000(枚)÷1000(g→Kg換算)≒55(Kg)
板紙の連量=面積(㎡)×米坪量((g/㎡)×100(枚)÷1000(g→Kg換算)
※計算の最終小数点処理には紙によってルールがありますのでご注意ください。
●連量の表記⇒洋紙:( )、板紙:<>内に書き込みます
●色上質、和紙等の様に連量が数字の重量でなく表記される品種もあります

Q5.紙の数量表記

洋紙は1000枚⇒連(R)、板紙は100枚ボード連(BR)と表記します。

(メーカー名)商品名 規格(寸法) 流れ目 連量 枚数(数量)
(王子)OKプリンス上質 四/六判 (ある場合記入) T又はY目 〈55〉 1,234枚(1R234s)

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