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紙の市況 (2012.3)

洋紙

1.日経商品指数 海外要因で上昇
2.中国5カ年計画 製紙産業は集中度を高め、現代的製紙産業へ転換 
3.デジタル印刷機 ますます増加傾向 

板紙

1.段ボールシート 値上げ浸透

その他

1.家庭紙卸価格 一段安

【洋紙の市況】

1.日経商品指数 海外要因で上昇

日経商品指数が2ヶ月連続上昇、但し、その要因は海外市況によるもの、との動きが報じられています。報道より素材の市況関係のニュースを拾うと、

石油製品 産業用燃料の軽油やA重油が2月、前月末比で6~7%上昇。アジアの指標原油であるドバイ産原油のスポット価格も、産油国イランの政情不安に投機マネーの流入が重なり、リーマンショック後高値をつける。
製紙用パルプ 下げ止まり。中国国内の価格上昇に伴い、対日輸出価格も上昇する可能性。
古紙 中国の需要回復により古紙輸出価格が上昇、国内での不振分を輸出用に振り向ける動きも。
印刷用紙 上質紙など一部製品でアジア市場の取引価格が上昇。7~8月に配布される中国の教科書向け需要。

などが伝えられる一方、国内市場の縮小や輸入品増加で、国内の印刷用紙や段ボール原紙の在庫はやや過剰とも伝えられており、一層の原燃料高と市場縮小が今後もメーカーの収益を圧迫するであろうことが予想されています。

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2.中国5カ年計画 製紙産業は集中度を高め、現代的製紙産業へ転換

中国政府が1月9日に発表した第12次5カ年計画(2011-2015)の中で、製紙産業について、資源等の集中度を高め、持続可能な発展を可能にする現代的製紙産業への転換を図るとの計画が発表されています。内容をまとめた『紙之新聞』2月27日号によると

● 能力過剰品種の新増設制限
● 製紙資源の統合や企業の再編等の推進により「重点企業」を育て、
  森林資源の優先利用を認めていく
● 老朽設備や、排出基準がクリアできない小規模企業は閉鎖
● 中小規模企業は細分化市場での専門化により、品質の高度化や特殊化を推進
● 国産木材パルプの比率引き上げ
● 国内の大規模市販パルプ工場や紙パルプ一貫工場の建設を奨励
● 国内古紙回収システムの構築等により、回収・利用のレベルの引き上げ

などが計画されているとのことで、この動きが、日本のメーカーにどういった影響を与えるか、注視が必要と思われます。

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3.デジタル印刷機 ますます増加傾向

2月28日の日本経済新聞にて、コニカミノルタ小森コーポレーションがデジタル印刷機分野で提携すると報じられました。コニカミノルタがOEM供給するデジタル印刷機を小森が販売し、また、現状より高性能で高速印刷が可能な新機種も共同開発するとのこと。
2011年の印刷機械の販売額をみると、平版印刷機は前年比15.1%減、デジタル印刷機は前年比32.9%増と伝えられており、いまだオフセット印刷機が主流であるものの、デジタル印刷機の伸びは著しく、今後もその傾向は続くものと予想されています。

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【板紙の市況】

1.段ボールシート 値上げ浸透

段ボールシート各社が昨年夏に打ち出した値上げが、約3年3か月ぶりに浸透した、と2月16日付の日本経済新聞にて報道されています。上昇分は約12%。値上げが浸透した要因としては

● 加工食品や通信販売向けの需要が堅調
● 原燃料の値上がりで採算が悪化したシートメーカーが、粘り強く交渉を継続
● 品質面で、輸入品が普及しにくい

などが上げられています。シートの価格上昇により、ケース会社も飲料会社などの最終需要家と段ボール箱の値上げ交渉を進めていますが、抵抗は強く、今後も交渉が継続されるものと思われます。

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【その他の市況】

1.家庭紙卸価格 一段安

家庭紙の卸価格が軟調と伝えられています。円高基調と、中国メーカーの品質改善などを背景に、中国の他、米国・インドネシアなどからの輸入が増加、国産品より割安で、量販店では輸入品の販売が増加しているとのこと。国内メーカーでは採算悪化により値上げを打ち出すところもありますが、消費不振デフレなど、値上げ環境は厳しく、古紙の買値を下げるなどしてコスト削減を図る動きもあり、古紙輸出価格の上昇とは対照的な動きを見せています。

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※文中敬称略
※文章は新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

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