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紙の市況 (2012.6)

洋紙 (1)国内紙の状況

1.原料の高騰、一段落か
2.紙・板紙、5月の日経商品指数 前月比マイナス2.9% 
3.A3・微塗工紙卸値が一段安との報道 

洋紙 (2)輸入紙の状況

1.荷動き低調だが、供給はタイト 価格上昇

板紙 (1)国内紙の状況

1.板紙市況にも輸入紙の影響

その他

1.家庭紙価格改正、厳しい状況

【洋紙 国内紙の市況】

1.原料の高騰、一段落か

5月初めより、新聞紙上にて散発的に、原料価格の下落を伝える記事が見られます。

見出し 掲載日時 内容
「製紙用チップが下落」 5月10日 製紙原料の木材チップの対日輸出価格が2年ぶりに下落した。国内の需要減によるもの。
「雑誌古紙7%安」 5月25日 段ボール原紙や白板紙の原料になる雑誌古紙の市中価格が下落。白板紙の減産と古紙問屋の購入控えのため。
「古紙輸出価格の下落続く」 5月30日 製紙原料となる古紙の輸出価格が一段と値下がり。主要輸出先の中国の段ボール市況の低迷と、古紙問屋の高い在庫水準のため。
「製紙用パルプ上昇止まる」 6月1日 製紙用パルプの対日輸出価格の上昇止まる。中国の製紙会社の買いが鈍ったことなどが影響。

(日本経済新聞の記事より抜粋)

チップを運ぶ船舶の燃料価格は高騰しているとの記事もあり、燃料に関してはまだコスト増要因ではありますが、原料価格下落の記事が市況にどの程度影響を与えるか、注目が集まっています。

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2.紙・板紙、5月の日経商品指数 前月比マイナス2.9%

6月1日に掲載された日経商品指数によれば、紙・板紙の5月末の日経商品指数は、前月比2.9%のダウンとのこと。

  5月 前月比 前年同月比
紙・板紙 147.079 ▲2.9% 2.2%

内需が伸び悩み、中国の景気減速が伝えられる中、自然に任せていたのでは市況は維持できない状態が露呈しつつあるとの見方もあります。

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3.A3・微塗工紙卸値が一段安との報道

5月25日付の日経紙上にて、塗工紙(A3・微塗工紙)の卸値が一段安との記事が掲載されました。大手印刷会社では前月比約3%安いとのことで、要因として

・カタログ印刷などの需要減(広告宣伝費の削減とデジタル化)
・輸入品との価格競争の激化

が上げられています。
在庫過剰に悩む一部の卸が巻取り関して適正ではない価格を提示しているとの話もありますが、国内における一般紙の戦略として適正価格維持を掲げる製紙各社は卸の根拠のない値引交渉には決して応じないとの話もあり、今後の動向に注意が必要です。

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【洋紙 輸入紙の市況】

1.荷動き低調だが、供給はタイト 価格上昇

5月14日の『紙之新聞』にて、香港・韓国の4月の市況として以下のような状況が伝えられています。

香港 荷動きは低調だが、一部地域向けの輸出が好調、在庫も絞れているので供給はタイト。価格は上昇基調にある。
韓国 3月に打ち出した値上げに談合の疑いありとして調査中。裁定にはなお時間が掛かる状況。代理店向け値上げは決着も、エンドユーザー向けは未決。

日本国内の価格が下がる一方、それぞれの本国の価格は原燃料高騰のため上昇基調にあり、出荷抑制の動きもあることから、今後日本への輸出は減るのではないかと分析する向きもあるようです。

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【板紙 国内紙の市況】
1.板紙市況にも輸入紙の影響

印刷用紙に比べ、輸入品の影響が論じられてこなかった板紙にも、輸入紙の影響が見え始めたことが報じられています。6月5日付けの日本経済新聞によると、「現在の為替水準では国産品より輸入品、主に韓国製は20~30円安い」とのことで、

丸栄製紙 ティッシュペーパーの箱 国内の白板紙の値上げのため、今年度中に輸入板紙に切り替える方針。
味の素 加工食品の箱 グリコやハウス食品と共同で、韓国の製紙会社からコート白ボールを購入する検討を開始。
段ボールケース製造会社 段ボール原紙 輸入品の調達を開始。

などの動きも伝えられています。
国内製紙各社は減産で対抗するとのことですが、品質の問題がなければ国産品の減少は輸入紙の更なる増加を招くだけとも考えられ、最終的には国産品も下げざるを得ない状況に陥るかもしれないとの見方も出ています。

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【その他の市況】

1.家庭紙価格改正、厳しい状況

家庭紙の値上げが報じられています。大王製紙は6月1日出荷分から家庭紙の出荷価格を15%引き上げ日本製紙クレシアカミ商事も追随する構え、王子製紙も6月1日より価格の引き上げに入るとのこと。各社は品質改善や新製品の発売を値上げの理由としていますが、消費者は値上げを受け入れる状況になく、割安な輸入品が増加していることもあって、値上げ交渉には困難が伴うと、紙上では伝えられています。

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※文中敬称略
※文章は新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

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