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紙の市況 (2013.1)

洋紙 (1)国内紙の状況

1.三菱製紙 八戸3号機休止
2.印刷用紙なお過剰 10月末素材在庫
3.日本製紙グループ 営業益半減
4.日経42種上昇も、紙は横ばい
5.1~3月産業景気予測 紙・パルプまた小雨

洋紙 (2)輸入紙の状況

1.香港でも需要低迷 11月市況

板紙 (1)国内紙の状況

1.段ボール古紙買取 レンゴーも1円下げ

その他

1.再生トイレットペーパー 価格下落
2.製紙用パルプ価格上昇

【洋紙 国内紙の市況】

1.三菱製紙 八戸3号機休止

先月の市況欄でもお伝え致しましたが、各メーカーが減産強化に動く中、三菱製紙では12月下旬より八戸工場の3号機の稼働を当面休止することを決定しました。印刷・情報用紙の在庫を削減し、生産効率の向上を図る狙いで、これにより月間1万トン強の減産が実施されるとのこと。11月の販売実績を見ても需給が締まりつつある状況は窺えますが、需要の低迷は根深く、各社の減産強化が市況の回復につながるかどうかは不透明であると思われます。

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2.印刷用紙なお過剰 10月末素材在庫

日本経済新聞社のまとめによると、印刷用紙の10月末の在庫はなお『過剰』状態であることが報じられました。記事のタイトルは「産業素材の在庫過剰に一服感」となっていますが、印刷用紙や段ボール原紙に関しては過剰感が解消されていないとのこと。年末のチラシやカレンダーの需要も減少しており、製紙会社は一段の減産を進めていると記事では伝えられています。

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3.日本製紙グループ 営業益半減

日本製紙グループの2012年10~12月期の連結営業利益が前年同期比半減となりそうだと、紙面で伝えられています。要因として

・景気低迷による内需の低迷
・輸入紙の流入による価格競争の激化、販売価格の低迷
・減産による棚卸資産の減少により売上原価が増加
・被災設備の再稼働による営業費用の増加
・板紙の、想定以上の荷動きの鈍さ

等が挙げられており、販売数量は会社予想を上回っているものの、想定以上の販売価格の下落が営業利益の半減につながっていると分析されています。
衆議院議員選挙前後より円高や株価は修正が進んでおり、特に円高の修正は輸入紙の流入に影響を与えると思われるところから、今後の価格の状況には変化があると考える向きもあり、今後の動向が市況にどう影響を与えるか、注意が必要であると思われます。

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4.日経42種上昇も、紙は横ばい

12月末の日本経済新聞紙上にて、日経42種の12月末値が2ヶ月連続で上昇し、今後も上昇基調と報じられましたが、紙・板紙に関しては

  前月比 前年同月比 (値は騰落率%、▲はマイナス)
紙・板紙 ▲9.5

とのことで、前月比横ばい、前年同月比はマイナスである状況が伝えられています。
広告費の削減や電子端末の普及で内需は低迷、2011年の値上げより紙の市況がじりじりと下がり続けている状況が、数値としてはっきりと露わにされた形となっています。

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5.1~3月産業景気予測 紙・パルプまた小雨

日本経済新聞紙上にて恒例の1~3月産業景気予測が発表されましたが、紙・パルプは依然小雨と、明るいとは言えない見通しが掲載されています。

業種 判定 分析内容
紙・パルプ 小雨 印刷用紙は景気減速により販売低迷。国内メーカーのシェア争いや割安な中国品の影響もあり、価格は弱含み。物流の動きも鈍いため、段ボール需要にも力強さはない。
広告 曇り 国内消費の低迷に伴い、広告主の姿勢は慎重、需要は弱含み。インターネット広告は成長が続くが、その分でテレビや新聞などの落ち込みをカバーするのは難しい。

但し、主要30業種全体では、ネットサービスと建設・セメントの2業種が曇りから薄日へと上昇しており、

判定 該当業種数 該当業種
晴れ 該当業種無し
薄日 ネットサービス、通信、繊維・アパレル、アミューズメント、食品・飲料、建設・セメント、コンビニエンスストア
曇り 11 ドラッグストア、リース、外食、旅行・ホテル、自動車、百貨店、広告、医療、マンション・住宅、人材派遣、情報
小雨 10 鉄鋼・非鉄、石油、電子部品・半導体、精密機械、化学、プラント・造船、スーパー、産業・工作機械、貨物輸送、紙・パルプ
家電、電力

円高の改善が輸出拡大につながり業績を押し上げるとの期待もできる業種もあるようです。

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【洋紙 輸入紙の市況】

1.香港でも需要低迷 11月市況

香港でも需要の低迷から供給過多の状態が続いていると、紙面で伝えられています。11月が元々不需要期である上、国内向けは広告の減少、輸出では特に欧州向けが景気の低迷で不調、等の要因により用紙の使用量が減少しており、不調が続いているとのこと。一部値上げの動きはあるものの、需要低迷により浸透には至らず、今後価格がどう動くのか、注目されるところとなっている模様です。

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【板紙 国内紙の市況】

1.段ボール古紙買取 レンゴーも1円下げ

10月中旬から各板紙メーカーが古紙買取価格の引き下げに動く中、唯一購入価格を据え置いていたレンゴーが、12月1日より段ボール古紙の買値をキロ当たり1円引き下げることとなりました。他メーカーの引き下げ幅は2円であるため、他社よりは高い買値となりますが、古紙買取価格の下落は製品価格の下落に波及すると考えられ、今後、板紙の市況が更に下がる結果となるのか、成り行きが注目されます。

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【その他の市況】

1.再生トイレットペーパー 価格下落

再生トイレットペーパーの店頭価格が11か月ぶりに下落したと、紙面で伝えられています。要因として挙げられているのは

・大手のパルプ物の価格下落が再生品にも波及
・量販店の集客向け目玉商品として、安値納入を求められるケースが増加
・製紙会社の国内シェア争いの継続

等で、大手量販店のPB商品の値下げもある中、価格が更に下落するのかどうかが注目されるところとなっています。

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2.製紙用パルプ価格上昇

北米産の製紙用パルプの取引価格がアジアや日本国内で上昇していると紙上で伝えられています。欧州やアジアでの紙の需要不振から、海外のパルプ製造会社が減産を行い、需給が引き締まったことによるもので、国産の針葉樹パルプの価格は横ばいが続いていることもあり、内需を反映しての価格上昇ではないことは確かなようです。

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※文中敬称略
※文章は新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

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