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紙の市況 (2013.12)詳細 12月10日更新分

【洋紙 国内紙の市況/状況】

1.11月紙・板紙日経商品指数は

11月末値が発表された日経商品指数で、紙・板紙の指数は153.74(1970年=100とする)、前年同月比の騰落率が14.6%と上昇していることが分かりました。新聞発表された素材の一覧によると

11月の日経商品指数(1970年=100)

  11月末指数 前月比騰落率 前年同月比騰落率
月次42種 184.132 +1.4 +10.7
繊   維 110.900 +5.5
鋼   材 149.333 +1.0 +8.3
非   鉄 169.016 ▲0.1 +14.2
木   材 147.829 +6.5 +18.9
化   学 269.830 ▲0.4 +9.1
石   油 781.133 +3.4 +16.1
紙・板紙 153.174 +1.1 +14.6
食   品 143.223 +1.6 +7.4
その他 272.702 +1.6 +2.4

と、素材の多くで前月比・前年同月比プラスとなっている現状が窺われます。
どの素材でも、原油高や円安が価格の上昇の要因となっており、素材高が製品の価格上昇につながっている例も多く見られるようです。

2.10月末素材在庫 減少

10月末の素材在庫が減少していると紙上で報じられました。日本経済新聞社の調査によると、20品目中16品目が9月末に比べて減少しており、印刷用紙の前月比は

  メーカー在庫 流通在庫
印刷用紙 100.3% やや不足 99.9% 適正

という判断とのこと。背景には、工場の故障などにより供給が停滞していることが影響していると伝えています。
建設向けの鋼材などでは需要の拡大が在庫減少の要因とされるなど、業種によっては堅調に需要が伸びている状況が伝えられているものもありますが、来年4月の消費増税後は販売減少が考えられることから、来年初めより供給を絞る動きが出てくると見る向きもあるようです。

 

【洋紙の国外の市況/状況】

1.中国 11月の市況

中国の11月の市況が伝えられています。ある情報によると

パルプ 11月も引き続き針葉樹パルプは値上がり、広葉樹パルプも小幅な値上げ。カナダ産は引き続き12月も針葉樹パルプで値上げを表明しているが、チリ産は同値とのことで、対応が分かれている。広葉樹パルプでは来年に南米ユーカリパルプの大増設が予定されているため、先行きの市況が下落するとの見方もあり。
古紙 春節を来年1月31日~2月5日に控え、大手は休転に備え買い控える動き。中小も購買には慎重。
印刷用紙 コート紙の供給過剰状態が続いており、11月も値上げは不発。原料価格は上昇しているため、12月も値上げ交渉は続く見込み。
段ボール原紙 11月も値上げ浸透。12月も値上げを発表しているメーカーもあり。

とのことで、引き続き原料価格の上昇、紙の値上げが試みられ、一部浸透している様子が伝わって来ています。

【板紙の国内の市況/状況】

1.段ボール原紙値上げ 日本製紙も表明

日本製紙は12月6日、同社サイトにて、段ボール原紙の価格修正を発表しました。先行したレンゴー、特種東海製紙に続いての表明で、内容としては

レンゴー 10月より既に値上げ交渉開始済み。
特種東海製紙 2014年1月出荷分より13%程度引き上げを発表。
日本製紙 2014年1月21日出荷分より15%程度引き上げを発表。

とのこと。王子マテリアも追随するのでは、との見方もありますが、来年4月の消費増税以降は最終製品である段ボールケース等の需要が減退するのでは、との観測もあり、交渉の先行きは依然不透明な状況となっています。

2.王子ホールディングス ベトナムのパッケージングメーカーを買収

王子ホールディングスは12月2日、同社サイトにて、ベトナムのパッケージングメーカー、ユナイテッド・パッケージング・ジョイント・ベンチャー社の発行済み株式の75%を取得すると発表しました。この買収により、王子ホールディングスはベトナムの南部と北部に各2か所、計4か所のパッケージング事業の拠点を保有することになり、ベトナム市場の多様なニーズにより応えていける体制ができるようになるとしています。
東南アジア・インド地域での王子HDの現在のパッケージング事業拠点は18か所、更にインドに2014年7月、ミャンマーに2015年稼働予定の段ボール製造の拠点を増やす計画を進めており、同地域において今後一層のパッケージング事業拡大を推進していくことを表明しています。

 

3.レンゴー子会社 ベトナムに段ボールケース製造会社を設立

レンゴーは12月4日、同社サイトにて、子会社であるセットカートン株式会社がベトナム・ドンナイ省に80%出資のダンボールケース製造会社、セッツ・カートン・ベトナムを設立したと発表しました。
ホーチミン市南東40kmの位置にあるロンドウック工業地帯に工場を建設し、2014年10月頃の稼働を目指すもので、現地に進出する企業が求める高品質な包装資材を提供するためとのこと。
同社は一貫してグローバルな事業展開を目指すとしており、今後も海外事業の充実を図ると表明しています。

【その他の市況】

1.イムラ封筒 平成26年1月期第3四半期の業績を発表

イムラ封筒は12月6日、平成26年1月期第3四半期(平成25年2月1日~10月31日)の業績を発表しました。公表された数字では

  売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
第3四半期実績(単位:百万円) 16,392 264 328 277
前年同期比(単位:%) 102.4 573.9 262.4 494.6

とのことで、増収増益の結果とのこと。同社では、通信会社向け請求書送付用封筒は減少したものの、 NISA案件を取り込んだことや、ダイレクトメールやデザイン案件を獲得したことが売上増につながったと分析しています。

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※文中敬称略
※文章は新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

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