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紙の市況 (2013.9)詳細 9月10日更新分

【洋紙 国内紙の市況/状況】

1.日本製紙 今秋の値上げを発表

日本製紙の今秋の値上げが9月10日付の同社のサイトにて発表されました。

対象 実施時期 値上げ幅
印刷用紙 (紙板紙製品全体の4割程度) 10月21日出荷分より 10%以上
コピー用紙など情報用紙
壁紙などに使う加工原紙

合わせて新聞紙上では、UPMキュンメネ印刷用紙の対日輸出価格を10月生産分から10%(キロ7~8円前後)引き上げると報道されています。
円安や古紙の値上がりなどで上昇した原燃料価格分を転嫁する狙いと報じられていますが、春からの値上げがようやく浸透して間もないこともあり、今後の動きに注目が集まりそうです。

【洋紙 国外の市況/状況】

1.中国のチップ輸入量が増加

チップ消費大国の日本に迫る勢いで、中国のチップ輸入量が増加していると伝えられています。

  2012年実績 2013年1-6月実績 2013年通期見通し
中国のチップ輸入量 7,573千BDT 4,139千BDT 8,000千BDT以上
前年同期比 117%  
日本のチップ輸入量 10,684千BDT 5,228千BDT  

(BDT=乾燥重量)

要因として

・中国における紙製品の製造増加
・パルプ設備と製紙マシンが一体となった大規模工場の建設プロジェクトが複数進行
・森林資源に乏しく、また、森林認証が必須である海外向けの製品に使用できるチップの確保が国内産では困難

等が挙げられています。
今後もパルプ設備の稼働が続く中国では、チップの輸入が継続して増加していくものと見られており、インドでもチップの輸入が始まっていることなどから、国際的なチップ価格の上昇が続き、コストアップ要因となっていくことは必至との見方が出ています。

2.インドの紙消費に注目集まる

世界2位の人口を擁するインドが、紙・板紙の大量消費の段階に入ったとの見方が出ています。

インド
2011年実績
紙・板紙生産量 紙・板紙消費量
9,655千トン 11,481千トン

 

  インド 世界平均 中国 日本
人口一人当たり年間消費量 10kg 68kg 74kg 220kg

との実績からも、インドの潜在的な紙消費の可能性が大きなものであるとの見方が出ています。
この魅力的な市場に、日本の製紙メーカーも今後注目の度合いを強めていくであろうことが予想されます。

【板紙の国内の市況/状況】

1.日本製紙、「段原紙営業本部」「白板・産業用紙営業本部」を新設

日本製紙グループは現在の板紙事業本部を再編し、10月1日付で「段原紙営業本部」「白板・産業用紙営業本部」を新設することを発表しました。
同社は2012年5月に発表した第4次中期経営計画において「パッケージ・紙加工、木材・ケミカル事業の強化」を主要テーマの一つに挙げており、今回の再編はその一環であると説明しています。

 

【その他の市況】

1.国内古紙在庫 タイトな状況続く

段ボール古紙や新聞古紙の国内在庫が少ない状況が続いていると伝えられています。

供給 夏場の、発生の少ない時期で、低迷している。
価格 段ボール原紙に関しては8月にキロ1~2円の買取価格引き上げが発表されたが、依然輸出価格との価格差があり、国内出荷向けは低調。
国際市況 段ボール古紙 中国段原紙メーカーの増設(中国全体で年内に350万トン)を背景に引合は旺盛。価格は横ばい。
新聞古紙
雑誌古紙
中国における白板紙・新聞用紙の市況は低調だが、国慶節前に在庫積み増しを図る動きが一部見られるなどあり、価格は上昇傾向。
見通し 段ボール古紙
新聞古紙
輸出向け価格との価格差があり、今後もタイトな状況が続くものと思われる。
雑誌古紙 他の古紙と比べると輸出向けとの価格差は小さく、需給は比較的釣り合いが取れているものと思われるが、一部、段ボール古紙からの代替需要が生まれることが予想される。

古紙需給がタイトな状況が続けば、国内製紙メーカーのコストアップ要因の一つとなり、価格修正への後押しとなることが考えられます。

 

 

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※文中敬称略
※文章は新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

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