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紙の市況 (2014.1)詳細  1月10日更新分

【洋紙 国内紙の市況/状況】

1.1~3月産業景気予測 紙・パルプ『小雨』、広告『曇り』で変わらず

1月4日付の日本経済新聞紙上にて、主要30業種の1~3月の産業景気予測が発表されました。

紙・パルプ 小雨⇒小雨 消費税増税前の駆け込み需要を狙ったチラシ増加がプラス材料。原燃料価格上昇による価格転嫁の浸透いかんで収益改善が左右される。
広告 曇り⇒曇り 消費税増税前の駆け込み需要をにらんだ広告出稿が継続(エコカー・軽自動車)。金融・保険業界も出稿に積極的で、通信会社の需要も底堅い。家電は低調、交流ゲーム各社も下降。インターネット向けの成長継続。

とのことで、プラスの材料はあるものの上向きの判定にはまだ遠い実情が窺われます。
30業種全体では、

判定 数(前回比較増減) 該当業種
晴れ 2(+1) 通信、自動車
薄日 13(+1) 鉄鋼・非鉄、建設・セメント、マンション・住宅、繊維・アパレル、産業・工作機械情報、食品・飲料、百貨店、コンビニエンスストア、ネットサービス、旅行・ホテル、アミューズメント、人材派遣
曇り 8(▲2) 化学、医薬、貨物輸送、リース、電子部品・半導体、ドラッグストア、外食、広告
小雨 6(-) 石油、紙・パルプ、プラント・造船、家電、精密機械、スーパー
1(-) 電力

と、上向きの判定になった業種(青太字で表示)が3業種、落ちた業種はゼロの評価となっていますが、消費増税前の駆け込み需要や円安を主因とする製品値上げが収益改善に奏功していると判断されている業種も多く、増税後の反動減など、将来的には懸念材料となる要因もあり、先行きは不透明な状態が続きます。

2.日経商品指数12月末 5年ぶりの高水準

12月末の日経商品指数が6か月連続で上昇し、約5年ぶりの高水準となったと報じられています。1970年を100とする企業間取引価格の指数では

業種 12月末指数 前月比 前年同月比
紙・板紙 152.775 ▲0.3% +14.3%

と、紙・板紙の価格も上昇している様子が数値として表れています。
円安やそれによる原燃料価格の上昇、消費税増税前の駆け込み需要などが素材価格を押し上げており、増税後の需要減少が価格調整の要因となることが考えられるものの、消費税の更なる税率アップや東京五輪を控え、素材価格の上昇は続くのではないかと見る向きもあるようです。

3.日本製紙 4~12月営業利益3%減との報道

日本製紙の2013年4~12月期の連結営業利益が前年同期比で3%減となるもようとの報道が伝えられています。円安で原燃料価格が上昇し、売上は増えたもののコスト増は回収できなかったとの観測。但し、報道は新聞記事によるものであり、日本製紙はまだ正式な数字を公式に発表していません。

4.王子・日本・大王製紙 正月の共同広告に池井戸潤氏の談話掲載

 今年の1月1日の王子製紙・日本製紙・大王製紙の共同広告では、『私の執筆スタイルに欠かせない“紙”の存在』と題した池井戸潤氏の談話が掲載されています。昨年好評を博したドラマ『半沢直樹』の原作者である池井戸氏は岐阜県出身、この広告の談話でも、また日本製紙連合会の『紙の春秋』でも等しく語っておられることですが、『私の小説の推敲には紙が絶対必要』『パソコンのモニターで見ている小説と、紙に印刷された小説は何かが違う』と紙の必要性を説いておられます。氏が感じておられる『何か』に、紙の未来を導く可能性が秘められているのかもしれません。

 

【洋紙の国外の市況/状況】

1.中国 12月の市況

中国の12月の市況が伝えられています。ある情報によると

パルプ 針葉樹パルプは市況に天井感も、在庫が少なく売り急ぎは無し。広葉樹パルプは先安観から買い控えが見られるが、市況に変化は無し。
古紙 春節前の買い控え継続で12月の契約量は減少。
印刷用紙 春節を控え出荷は好調。一部値上げ浸透も、供給過剰状態の継続で1月以降の値上げは厳しい見通し。
段ボール原紙 ライナー・中芯原紙とも出荷は好調。一部12月20日以降の値上げの発表有り。

とのことで、春節を控えた動きが活発になっている様子が窺われます。

【板紙の国内の市況/状況】

1.レンゴー 紙管原紙・チップボールの値上げを発表

レンゴーは12月26日、同社サイトにて、紙管原紙及びチップボールの値上げを発表しました。明細は

対象 値上幅 実施時期
紙管原紙及びチップボールの全品種 現行価格より15% 平成26年2月1日納品分より

とのこと。他メーカーにおいても、段ボール原紙の価格修正に続き、他の板紙品種にも価格修正が広がってくるとの見方もあるようです。

2.レンゴー 新名古屋工場が稼働

レンゴーは1月6日、同社サイトにて、予てより建設中だった愛知県春日井市の新名古屋工場が完成し、同日に正式な営業を開始したと発表しました。
新工場は太陽光発電設備やラック式免震自動製品倉庫を導入、効率的な在庫管理と物流作業の安全性向上、十二分に考慮された環境配慮などを実現していると説明されています。リニア中央新幹線の開業を控え益々の発展が期待される中部経済を、パッケージの面から支えると、同社では決意表明しています。

【その他の市況】

1.ユニチャームが乳幼児用紙おむつでブラジル進出

ユニチャームが乳幼児用紙おむつでブラジルに進出すると発表されています。春よりサンパウロ州で自社生産、販売を始め、アジア中心だった海外戦略を中南米にも拡大するとのこと。紙おむつは乳幼児用・大人用ともに成長が続くものと分析されており、製紙業界でも大王製紙などがアジアを中心とする海外戦略の拡大等を発表しています。

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※文章は新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

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