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紙の市況 (2014.1)詳細  1月31日更新分

【洋紙 国内紙の市況/状況】

1.APP・UPM 用紙再値上げ

APP・UPMキュンメネの海外製紙大手2社が、コピー用紙を再値上げすると発表しました。円安による手取りの目減り、原燃料コストの上昇、インドネシアや中国での工賃の上昇などを理由に挙げており、

メーカー 値上げの対象 値上げ幅 実施時期
APP ・コピー用紙
・印刷用紙
15%以上 2月
・白板紙
・段ボール原紙
・色上質
値上げを発表
UPM ・コピー用紙 値上げ方針を公表

との方針が公表されているとのこと。
春のカタログ発行を前に、大手通販各社を顧客とする国内製紙メーカーでもコピー用紙の値上げ交渉が再度本格化しているとのことで、海外大手2社の値上げが国内メーカーの交渉を後押しすることになりそうと記事では伝えています。

2.三菱製紙のインクジェット用紙が値上げ

1月27日、三菱製紙は同社サイトにて、インクジェット用紙の価格改定を発表しました。

対象製品 ・紙ベースインクジェット用紙
・紙ベースインクジェット共用紙
価格改定幅 15%以上の値上げ
実施時期 平成26年2月21日出荷分より
改定理由 ・インクジェット用紙の国内市況の悪化
・円安傾向継続による原燃料価格の高騰

上記1の通り、海外メーカーのコピー用紙の再値上げも発表されており、情報用紙の市況に注視が必要です。

3.王子ホールディングス 売上・営業益増の報道

1月24日付の日本経済新聞紙上にて、王子ホールディングスの2013年4~12月期の売上高が前年同期比6%増、連結営業利益が同12%増になるもようと報じられました。収益等の増減に関連した要因を、

・海外工場の新設
(3月:カンボジア、6月:ベトナムに段ボール工場、7月・9月:中国に紙袋などの工場)
・東南アジアでレジ向け感熱紙の販売が好調
・セニブラ社(ブラジル)の北米・欧州向けパルプ輸出の増加
・国内への輸入紙の流入減による販売数量の増加
・国内紙・板紙事業の採算悪化(円安による原燃料価格の上昇)

と、海外事業の好調が収益を押し上げたと分析しており、海外売上高比率が初の2割越えを達成したとも伝えています。
王子ホールディングスでは、業績の公式発表は2月7日であるとしていますが、同紙はその発表の際、以上の好調から14年3月通期の営業利益予想は前期比2割増で据え置かれるだろうとも報じています。

4.フェルトの出荷回復

日本フエルトの2013年4~12月期の売上高が前年同期比4%増、連結営業利益が前年同期比17%増となるもようと報道されていますが、その背景には、紙の製造に使うフェルトの出荷が回復した事が寄与していると記事では伝えています。輸入紙の流入減少で国内製紙工場の稼働率が向上し、売上高の8割を占める紙・パルプ用フェルトの販売が増加したとのこと。製紙各社の実績に関する記事でも伝えられていますが、2013年の製紙各社の国内出荷量が増加していることが側面から実証されている記事内容となっています。

5.大王製紙 印刷子会社の合併を発表

大王製紙は1月22日、同社サイトにて、印刷関連子会社4社の合併を発表しました。

合併期日 平成26年4月1日
吸収合併存続会社 末広印刷株式会社
吸収合併消滅会社 スエヒログラフィックアーツ株式会社
コンピュータ印刷株式会社
株式会社美幸堂
新会社名称 ダイオープリンティング株式会社
事業内容 商業印刷・ビジネスフォーム印刷・シール印刷(製造・販売)
印刷物に関する企画・編集・デザイン等

とのことで、業態の異なる印刷会社と制作会社と一体化することで、印刷事業を強化し、売上・利益の拡大と収益改善を進めると発表しています。

 

【洋紙の国外の市況/状況】

1.韓国 12月-1月の市況

韓国の12月-1月の市況が伝えられています。ある情報によると

印刷用紙 全体としては低迷。中国メーカーに取られた市場を取り返す動きが見られる一方で、ハンソル等は2月にコート紙等の値上げを打ち出す方針。
クラフト紙 需要低調で価格にも動きなし。
白板紙 一部メーカーに値上げの動きがあるものの、韓国公取による白板紙メーカー5社への2007-11年の談合への裁定発表もあり、動向は不透明。
段ボール原紙 荷動きは堅調。価格も安定。

と、総じて動きの鈍い状態であったことが伝えられています。

【板紙の国内の市況/状況】

1.日本製紙・レンゴー 紙器用板紙の値上げを発表

1月20日に日本製紙が、1月24日にレンゴーが、紙器用板紙の値上げをそれぞれ発表しました。明細は

メーカー 対象商品 用途 値上げ幅 実施時期
日本製紙 飲料用紙容器 牛乳やジュース等の
紙パック
10~15% 平成26年4月1日
納入分より
レンゴー コート白ボールの
全品種
ティッシュペーパーや
食品の紙箱等
現行価格より
15%
平成26年3月1日
納入分より

とのこと。どちらも一般家庭の消費財に使用される板紙品種であることから、最終製品の価格上昇につながる可能性があると伝える記事もあるようです。

【その他の市況】

1.針葉樹パルプ 1月積み価格は横ばい

北米産針葉樹さらしクラフトパルプの1月積み価格が横ばいとなったと報じられています。昨年9月から値上がりが続いていたものの、

・中国市場などで印刷市況が低迷している
・競合している広葉樹さらしクラフトパルプとの価格差が広がり、針葉樹パルプの配合率が下げられる恐れが出てきた

などの状況から、北米のメーカーが価格を据え置いたものと伝えられています。
針葉樹パルプに関しては

・北米メーカーが供給を制限
・ロシアの新設備の本格稼働の遅れ

等で需給が引き締まっていますが、広葉樹パルプは供給増が続いており、今後の市況が注目されるところです。
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※文中敬称略
※文章は新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

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