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紙の市況 (2014.2)詳細  2月10日更新分

【洋紙 国内紙の市況/状況】

1.日本製紙 平成25年4~12月期業績発表

日本製紙は2月5日、平成26年3月期第3四半期(平成25年4~12月)の業績を発表しました。公表された内容によると、

  売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
平成26年第3四半期実績
(単位:百万円)
801,886 17,913 18,746 14,995
平成25年第3四半期比較増減率
(旧日本製紙グループ本社との比較)
+4.0% +2.3% +33.1% +101.2%
(約2倍)

とのことで、以前の報道ではマイナス3%となるもようと伝えられた営業利益に関しても、プラスとなることが伝えられています。収益に作用した要因として、

プラス要因 ・円高是正や雇用情勢改善により、景気が緩やかに回復
・洋紙の価格修正
・コストダウンや資産売却
・印刷用紙は国内需要に回復の兆し、輸入紙の減少、輸出を中心とした拡販で販売増
・段ボール原紙では、青果物と飲料関係が堅調に推移
・家庭紙はティッシュペーパーの販売が前年上回る
・化成品事業でコンクリート混和剤等の販売数量増
・木材・建材事業で、新設住宅着工数の増加
マイナス要因 ・円安による原燃料価格の上昇
・液体用紙容器事業で、牛乳向け等が減少
・化成品事業で、液晶用途向け機能材料の販売数量が前年下回る

等が上げられており、各事業で販売を押し上げている要因があることが窺われます。
平成26年3月通期の業績予想に関しては、売上高前期比4.4%増、営業利益同19.3%増、経常利益同8.3%増の見通しを据え置きとしています。

2.日本製紙連合会 平成26年の紙・板紙内需をマイナス0.7%と試算

日本製紙連合会は1月20日、平成26年紙・板紙内需試算報告を発表しました。2013年見込みの内需実績との比較は

非塗工
印刷用紙
塗工
印刷用紙
情報用紙 紙合計 段ボール
原紙
紙器用
板紙
板紙合計 紙・板紙合計
▲2.7% ▲1.3% ▲0.4% ▲1.3% +0.3% ▲0.5% +0.1% ▲0.7%

と、前年比マイナスになるものと予想されており、リーマンショック以前の2007年の実績と比較すると、マイナス14.4%の実績との見通しになっています。
増減の要因を抜粋すると

プラス要因 ・景気回復
・消費増税前駆け込み需要
・東京五輪に向けたインフラ整備関連需要
・ソチ五輪やサッカーワールドカップ開催等のイベント関連 等
マイナス要因 ・消費増税前駆け込み需要の反動減
・需要家の用紙関連コストの節減が加速
・構造的要因の定着化(人口減、少子高齢化、紙の出版物や紙媒体の広告の減少) 等

と、継続的に紙需要が減少する構造的要因が定着しているとの見通しが示されています。

3.1月末 日経商品指数 紙・板紙は横ばい

産業資材や燃料などの企業間取引価格を示す日経商品指数42種の1月末値が7か月ぶりに前月比で低下したと報じられていますが、紙・板紙に関しては前月比増減0%と、横ばいになっていることが伝えられています。情報用紙や板紙関連で一段の値上げが発表されている状況もあり、今後の値動きに注視が必要です。

4.王子ホールディングス 植物工場を展開

王子ホールディングスが植物工場事業に参入すると報じられています。

既に実施済み 昨年末、三重県の森林資源研究所の跡地に植物工場6棟を建設。
導入を検討 全国25か所の製紙工場に併設する形で導入を検討。

とのことで、同社の強みとして、

・ユーカリやアカシアの苗木の育成促進技術を野菜栽培に活用できる
・製紙工場の廃熱や二酸化炭素の活用で、燃料代などの生産コストを抑えられる

等が上げられており、製紙メーカーが展開する新事業として、売電に続く新たな方向性となる可能性も秘めているものと思われます。

 

【洋紙の国外の市況/状況】

1.中国 1月の市況

中国の1月の市況が伝えられています。ある情報によると

パルプ 針葉樹パルプは在庫減で価格上昇。2月も値上げの発表あるも、受入は困難な見通し。広葉樹パルプは市況に変化は無し。
古紙 1月に入り大手の買い集めの情報有り、一部値上がり。
印刷用紙 春節を控え出荷は好調、一部値上げ浸透も、春節後は反動で値上げは難しいとの見通し。
段ボール原紙 ライナー・中芯原紙とも出荷は好調。各メーカーとも、春節後の需要減を下げるため、値上げは行わず。

とのことで、春節前後の活発な動きが伝えられています。

【板紙の国内の市況/状況】

1.レンゴー 平成25年4~12月期業績発表

レンゴーは2月3日、同社サイトにて、平成26年3月期第3四半期(平成25年4~12月)の業績を発表しました。公表数字によると

  売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
平成26年3月期第3四半期業績
(単位:百万円)
394,800 14,976 16,242 10,466
平成25年3月期第3四半期
比較増減率
+2.9% ▲32.6% ▲26.0% ▲18.7%

と、増収減益の結果になったもよう。昨夏の猛暑効果や需要回復等により生産量は増加しているものの、原燃料価格上昇、製品価格の軟化等から減益となったものと同社は分析しており、現在交渉中の価格改定にこの結果がどう反映されるか注視が必要です。

【その他の市況】

1.APP製品 家庭紙も15%以上値上げ

APP製品を輸入販売しているユニバーサル・ペーパーがティッシュペーパーやトイレットペーパーなど家庭紙の値上げを表明したと報道されています。3月1日から15%以上とのことで、円安や原燃料コスト上昇による採算悪化を立て直す狙いがあるとのこと。
家庭紙では、国内大手メーカーのパルプ製の値上げが既に昨春実施済み、国内中堅メーカーの再生パルプ物でも値上げが表明されており、小売店側との交渉の行方に注目が集まりそうです。

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※文中敬称略
※文章は新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

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