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紙の市況 (2014.3)詳細  3月10日更新分

【洋紙 国内紙の市況/状況】

1.コピー用紙値上がり決着との記事

コピー用紙の値上げ交渉が決着したとの記事が掲載されています。海外大手のAPPが1月に値上げを表明したことで、国内品の交渉も進展したとのこと。

大手通販向け 大手通販が値上げを受け入れ。需要家向けカタログ掲載商品に一部転嫁。一般に海外品の方が割安だが、今回は海外品の方が値上げ幅が大きく、一部では逆転現象も。
入札用再生PPC 値上げが進行。昨年比10%以上の値上げで落札されるケースが多いとの報道。

とのことですが、当初予定より値上げ幅が圧縮されている部分もあり、国内メーカーからは早くも再値上げの声が出ている例もあるとのことです。

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2.日本製紙・王子エフテックス カップ原紙等の値上げ表明

王子エフテックスは2月21日、自社サイトに「製品価格改定に関するお知らせ」と題する記事を掲載しました。

改定理由 原燃料価格の上昇を転嫁
対象品種 印刷用紙・情報用紙・加工原紙・機能紙・加工製品・フィルム製品 等
改定幅 個別相談(3月6日の日経の記事によると、紙コップ原紙は15%)
実施時期 平成26年4月21日出荷分より

とのこと。
一方、日本製紙は、既に1月20日に飲料用紙容器の値上げを発表していましたが、改めて3月6日、「カップ原紙の価格修正について」と題する文章を公表、内容は

改定理由 原燃料価格の上昇を転嫁
対象品種 飲料・容器用紙カップ原紙、紙トレー・紙皿原紙
改定幅 各品種10%以上
実施時期 平成26年4月21日出荷分より

とのことで、原紙の値上げにより紙コップやトレーの加工メーカーも転嫁値上げをする可能性があるとの記事も紙上に掲載されています。
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3.日経42種2月末上昇 紙・板紙も

日経商品指数42種の2月末の値が2か月ぶりに前月比で上昇したとの記事が掲載されています。紙・板紙に関しては、

2月指数(1970年=100) 前月比 前年同月比
紙・板紙 154.854 +1.4% +15.9%

とのことで、昨年春・秋2回の値上げが浸透して指数が前年同月比で上昇している様子が窺われます。

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4.印刷用紙・段ボール原紙 在庫増も「適正」

日本経済新聞がまとめた1月末の素材関連の在庫統計によると、印刷用紙・段ボール原紙の1月末の在庫が前月比で増加していることが分かりました。

前月比増減率 判定
メーカー在庫 印刷用紙 +10% 適正
段ボール原紙 +5% やや不足
流通在庫 印刷用紙 +9% 適正
段ボール原紙 +9% 適正

とのことで、前月比で増加しているものの概ね適正との判断になっています。工場の定期修理明けで大手各社の生産が増加していると、同紙では分析しているようです。

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5.凸版印刷 新サービス展開を相次いで発表

凸版印刷の新サービス展開が相次いで報じられています。

電子チラシ
「シュフー」
①シュフーを見てスーパーなどに来店した消費者のスマホにクーポンを自動配信。 一連の行動で得た消費者の閲覧・来店データを小売店に提供し、販促活動に役立てる。
②人気キャラのふなっしーやyoutuberとのコラボで、シュフーの活用を消費者に促進するキャンペーンを実施
③マピオンの「ケータイ国盗り合戦」と連携し、来店誘導や店内での回遊活動を分析・促進するロケーションベースソリューションを開発
デジタルサイネージ 普通のテレビのHDMI端子にスティック端末を差し込むだけで、テレビが電子看板になるシステムを3月下旬より発売。コンテンツはクラウドで管理するため、コンテンツの入替等の手間も軽減。

とのことで、コンテンツ事業の更なる発展を目指している様子が窺われます。

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【洋紙の国外の市況/状況】

1.中国 2月の市況

中国の2月の市況が伝えられています。ある情報によると

パルプ 針葉樹パルプは、北米の寒波の影響による出荷遅れのため在庫はタイト。3月で発表された値上げが受け入れられる見通し。広葉樹パルプは春節明けの需要減で弱含み。
古紙 2月末急速に引合いが少なくなり、欧州品では値下げ対応も。
印刷用紙 春節後各メーカの出荷量は減少。但し、3~4月の教科書需要を見込んで価格は維持する構え。
段ボール原紙 春節後一部値上げが発表されたが、需給の引き締まりがなく、最終的に同値で決着。一部在庫がタイトな品種は値上がり。

などの動きが伝えられています。

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【板紙の国内の市況/状況】

1.段ボール原紙 値上げ本格化

段ボール原紙の値上げ交渉が本格化していると伝えられています。昨年末よりメーカー各社は値上げを表明して交渉に乗り出しており、

レンゴー ・2013.11月 段ボール原紙の価格改定交渉開始を表明
・2013.12月 紙管原紙・チップボールの、2月1日納入分からの15%値上げを発表
・2014.1月 コート白ボールの、3月1日納入分からの15%値上げを発表
王子マテリア ・2013.12月 段ボール原紙の、2月1日出荷分からの15%以上の値上げをを発表
・2014.2月 特殊板紙原紙の価格修正実施を発表
日本製紙グループ ・2013.12月 段ボール原紙の、1月21日出荷分からの15%程度の値上げを発表

等の動きが伝えられていましたが、ここに来て交渉が加速、王子コンテナーなど、原紙だけではなく段ボールシートやケースといった製品を生産するメーカーでも値上げを表明するところが出てきているとのことです。4月の消費増税後の反動減が予想される中、メーカー各社は3月以内の決着を目指しているようですが、最終需要家からは値上げ幅に納得がいかないとの声が出ているとの話もあり、抵抗は強いようだとの記事も掲載されています。

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2.王子ホールディングス ミャンマーで段ボール事業開始

王子ホールディングスは2月28日、ミャンマーに現地法人を設立し、新たに段ボール工場を建設することを決定したと発表しました。

ミャンマーにおける事業展開の意義 ①東南アジア及びインドでのパッケージング事業展開の一環
②ミャンマーは2011年の民政化以降、経済が急速に発展、ヤンゴンには各国からの積極的な投資が進み、繊維・縫製業や飲料・加工食品事業等の進出が継続
③2015年、日本とミャンマーの共同事業体が開発するティラワ工業団地が用地提供を開始することにより、日系企業等の事業進出の加速が予想される
④現地段ボール業界において、外資大手の進出は同社が初めて
現地法人商号 Oji GS Packaging(Yangon) Co.Ltd.
事業内容 段ボール製品(シート・箱)の製造および販売
設立年月日 2014年3月(予定)
総投資額 約16億円
生産能力 段ボールシート貼合:42百万㎡/年
段ボールケース製函:25百万㎡/年
営業開始 2015年5月(予定)

とのことで、同社にとってミャンマーの新工場は東南アジアにおける21か所目の製造拠点、進出国では6か国目になるとしています。
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【その他の市況】

1.日本紙パルプ商事 古紙事業を統括する持株会社を設立

日本紙パルプ商事はAPP2月26日、古紙事業における総合的な意思決定を迅速に行うことを目的に持株会社を設立したと発表しました。新会社の名称は㈱エコリソースJPで、2月4日設立、JP資源・北海紙業・JHリサイクル・ジェーピー北海の4社を統括するとのことです。持株会社の設立により同社のネットワークを活用したシナジー効果を高め、より効率的な資源循環を追求していくと、同社は表明しています。

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