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紙の市況 (2014.3)詳細  4月10日更新分

【洋紙 国内紙の市況/状況】

1.日本製紙、経常益が従来予想を上回るとの報道

日本製紙の2014年3月期の連結経常利益が、従来予想を上回る見通しとの報道がされています。売上高も前期比5%ほど増加の見通しとのこと。要因として、紙上では、

プラス要因 ・円安の影響で輸入紙が割高になり、同社のシェアが上昇
・小売りの消費増税前駆け込み需要の影響で、チラシ向けなどの需要が持ち直し
・北米でのパルプ事業・中国での段ボール事業が堅調
・原燃料上昇分転嫁の値上げが浸透
・賃貸用不動産の売却などで有利子負債を圧縮
・円安により、アジア向け輸出分売掛債権の為替差益が発生
マイナス要因 ・円安により、原材料価格が上昇。

などが上げられています。但し、これは公式発表ではなく、同社のIRカレンダーによれば、公式発表は5月中旬くらいになるものと思われます。

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2.2月末素材在庫 印刷用紙・段ボール原紙は適正

2月末の素材在庫の統計を報じた記事によると、印刷用紙・段ボール原紙の在庫は、

流通 品種 前月比増減率 前年同月比
増減率
判定
メーカー在庫 印刷用紙 ▲5% ▲15% 適正
段ボール原紙 ▲0% ▲14% 不足
流通在庫 印刷用紙 +2% +4% 適正
段ボール原紙 0% +1% 適正

とのことで、メーカー在庫の段ボール原紙が「不足」、その他が「適正」の判定となっています。
消費増税前の駆け込み需要の影響で、2月の紙・板紙の国内出荷は前年同月比4.7%増となっており、年度末の需要期と相俟って在庫が絞られた状況になったものと思われます。
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【洋紙の国外の市況/状況】

1.中国 3月の市況

中国の3月の市況が伝えられています。ある情報によると

パルプ ウルグアイの新工場稼働のニュースが流れたことにより、広葉樹パルプの先安観が拡大。メーカーは値下げを行ったものの、それが更に先安観を呼び、取引は限定的なものとなった模様。針葉樹パルプも在庫のタイト感は一段落したが、需給バランスが取れているため、大きな変動はなかったとの話。4月には、中国商務部が輸入溶解パルプにアンチダンピング税を賦課する決定を下したとの話も。
古紙 供給量の増加と、元安誘導による輸入品の割高感から、値下げ圧力が強まった様子。
印刷用紙 出荷量は微増で価格に大きな変動なし。
段ボール原紙 需要は増えているが供給も増えており、値上げ交渉は不発に。

などの動きが伝えられています。

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【板紙の国内の市況/状況】

1.APP中国 寧波の板紙マシン稼働へ

APP中国が2014年初めの稼働を予定していた寧波工場の4号機をまもなく稼働させる予定と報じられています。主要品種はコートアイボリーで年産100万トンを予定しているとのこと。新マシンの増設や他メーカーの増産により、中国市場での製函用板紙は供給過剰状態が懸念されるとのことで、輸出や価格の動向にも注目が集まりそうです。
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【その他の市況】

1.古紙輸出価格が下落

3月まで高値を続けていた古紙価格が下がり始めていると報じられています。中国で段ボール向け需要が鈍っており、十分な在庫補充がされていることから調達が削減されている影響とのこと。日本でも4月以降は消費増税前需要の反動減で段ボール生産が減少すると見られており、輸出数量を確保するための古紙の高値での仕入れ競争もなくなったと報じられています。

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2.再生トイレットペーパー価格が上昇

再生物のトイレットペーパーの3月の東京地区店頭価格が、安値のもので前月比5%上昇したと報じられています。消費増税前の駆け込み需要で品薄感が強まった上、増税で割高なパルプ物からシフトする消費者も目立ったのが要因とのこと。4月に入ってからも品薄になった在庫を補充する動きが続いており、今のところ荷動きは好調とも伝えられています。
【追記】
4月10日、丸富製紙が再生トイレットペーパーの再値上げを発表したと報道されました。6月21日出荷分から10%以上の価格引き上げとのことで、1パック(60m12ロール入り)で20円以上の上昇になるとのこと。原燃料や物流コストの上昇分を転嫁するのが狙いで、4月以降に関しても当面需給引き締まり状況が続くと同社が見ていることが背景にあるようです。

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【印刷・製品関連】

1.紙とタッチパネルを組み合わせた新しい情報案内システム

東京・千代田区に本社のあるグリッドマーク(株)が、紙とタッチパネルを組み合わせた新しい情報案内システムを開発したと報じられています。同社が開発した、『見えない2次元コード(ドットパターン)』を紙に印刷、その紙をタッチパネルの上に置いて指などで触れると音声が流れる仕組みとのことで、印刷された紙を変えてやれば別の音声が流れるため、1つのタッチパネルを複数の情報源として活用できると紹介されています。
紙上では、幼児向け英語教室などで、リビングルームの場面を描いた絵をパネルに置いて机や椅子などの絵に触れれば対応する英単語が流れ、キッチンルームの絵に変えればキッチン用品の単語が流れるといった活用が紹介されており、学習塾や各種施設での利用が見込まれると続けています。

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※文中敬称略
※文章は新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

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