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紙の市況 (2014.4)詳細  4月20日更新分

【洋紙 国内紙の市況/状況】

【新企画 お客様の声】消費増税前後 3月・4月の中部地方の動きは①

消費増税を挟んだ3月・4月の実績がテレビや新聞などのメディアで報道されていますが、中部地方の紙・印刷の動きはどのような状況だったのでしょうか。当社が代理店様・お客様にお伺いしたところによると、

代理店筋より
紙の動きについて
・3月に関して言えば、特に消費増税前の特需といった実感はなく、いつもの期末の春需より多少忙しかったという程度。昨年の3月は値上げ前の買い込みが多少あったので、昨年比もそれほどアップにはならないだろう。
・3月は前年比5%アップ程度と思われる。それに対して、4月は前年比5%ダウンくらいになると思われるが、現場の実務としては10%ダウンくらいの実感がある。
お客様のお話より
印刷業様から見た動き
・エンドユーザー様では3月に関して昨年比1.5倍とか1.7倍とかの数字が聞こえてくるが、チラシに関しては恐らく20%アップ程度。チラシの中身にしても、増税前の駆け込み需要を促す内容のものは少なく、寧ろ、増税に絡んで価格表示が税込か税別かをお客様に告知する内容のものが多かった。お客様に周知徹底する意図であるため、3月に入ってからチラシを増やされるのではなく、昨年11月頃から動き始め、今年の1月には告知のチラシを配布されるケースが多かった。
・4月に入ってからは、反動減の影響も、食品などは1週間で前年程度に戻ったが、日用品・衣料品などは影響が大きく、前年比30%ダウンという話も聞く。GW前にはテコ入れのためチラシが動くかもしれない。反動減が解消できるかどうかは夏のボーナスの実績如何だろう。
・印刷物の4-6月の動きに関しては、3月までの受注残から推測すると前年比横ばい程度ではないか。但し、帳票類に関しては、増税に絡んで作り直されるケースが多かったため、3月までは動きが良かったし、4月以降は減るものと思われる。印刷物全般に関して言えば、消費増税よりも、お客様が広告費を削減されていることによる減少の方が大きい。

などのお話を頂きました。
紙の需要に関しては他の見方をされる代理店様もあるようで、次回またご紹介させて頂きます。

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2.4-6月産業景気予測 広告は薄日・紙パルプは曇りでともに横ばい

4月13日の日本経済新聞紙上にて、4-6月の産業景気予測が発表されました。

業種 1-3月 4-6月 概要
広告 薄日 薄日 反動減懸念あるも、景気回復基調継続により広告市場は安定成長を維持。インターネット広告の成長が反動減をカバーしそう。6月のサッカーW杯が好材料。
紙・パルプ 曇り 曇り 段ボール原紙や塗工紙の国内出荷に反動減あり。輸入紙の減少で価格は安定傾向。段ボール原紙の値上げ交渉継続中。

他の業種でも、反動減と増税の影響により、自動車が「晴れ」から「曇り」へ、百貨店が「薄日」から「曇り」へと評価を下げています。

晴れ 通信
薄日 鉄鋼・非鉄、建設・セメント、マンション・住宅、繊維・アパレル、産業・工作機械、情報、食品・飲料、コンビニエンスストア、ネットサービス、旅行・ホテル、アミューズメント、広告、人材派遣
晴れから曇り 自動車
薄日から曇り 百貨店、貨物輸送
曇り 化学、紙・パルプ、家電、精密機械、医薬、リース、電子部品・半導体、ドラッグストア、外食
小雨 石油、プラント・造船、スーパー
電力

駆け込み需要で1-3月に急拡大した「貨物輸送」は反動減で「曇り」の評価ですが、消費者の購買意欲が底堅いと見られる「マンション・住宅」は「薄日」の評価が続くなど、業種により消費増税の影響は様々となっているようです。
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【洋紙の国外の市況/状況】

1.韓国 2月の市況

韓国の2月の国内市況に関して、厳しい環境になっているとの記事が掲載されています。昨年秋の値上げが失敗し、2月より再度7%の値上げに取り組んでいるものの、

・輸入紙の増加
・内需の落ち込み(前年比5%程度)
・数量の多い商売では値上げ認められず

などで限定的な動きとなっているとのこと。輸出についても、高値販売できていたイランで、中国やインドネシア品が増え受注が減少するなど、国内外ともに厳しい経営環境となっていることが伝えられています。

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【板紙の国内の市況/状況】

1.トーモク 新工場建設を発表

段ボール大手のトーモクが4月2日、新工場建設を発表しました。神戸サイエンスパーク内に土地を取得、大阪工場に次ぐ関西地区二つ目の生産拠点となるとのこと。

名称 株式会社トーモク 神戸工場
所在地 兵庫県神戸市 神戸サイエンスパーク内
投資総額 約150億円
完成予定 2015年3月

レトルト食品や冷凍食品、菓子分野、ビール類、炭酸飲料、茶飲料、ミネラルウォーターなど、製品需要の好調を背景に段ボールの需要は今後も順調に伸びるものと見られており、新工場の建設で同社は現在の生産・物流能力の逼迫の解消と今後の需要増への対応を目指すものと思われます。
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2.レンゴー ガス吸着シートを共同開発

レンゴーは4月8日、ゼオライト高密度結晶化パルプを用いたガス吸着シート『GasQ』を株式会社資料保存器材と共同で開発したと発表しました。同社が開発したゼオライト高密度結晶化パルプをスパンレース不織布に配合、幅広いガス種を吸着することで文化財の保護・保存に効果を発揮するもので、これまでの同種保護シートよりも薄く、軽く、加工がしやすく、安全・低コストで文化財の劣化を防ぐことを可能にしたとのこと。既に全国各地の博物館や美術館、図書館、大学研究資料室などで採用されているとのことで、同社では、新たな用途を開発するとともに海外展開も図っていくと表明しています。

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【その他の市況】

1.パルプ 4月積み価格未提示

4月積み輸入パルプの対日価格が未だ未提示であると、4月15日付の新聞紙上にて報じられています。従来通りなら3月末~4月初めには提示されるべき北米産針葉樹パルプの4月価格が、まだ出ていないとのこと。中国で広葉樹パルプの価格が下落傾向にあり、針葉樹パルプにも下げ圧力が強まっていることが影響していると見られています。一方、北米・カナダのパルプメーカーの数社は既に春の定期保守点検のためラインの稼働停止期間に入っており、今後の針葉樹パルプの供給が削減される見通しであるため、4月の価格は前月据え置き程度で提示されるのではないかと見る向きもあるようです。

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2.古紙3月末在庫が増加

古紙の3月末在庫が前月比・前年同月比で増加していると報じられています。

・消費増税前の飲料などの駆け込み需要増により、段ボール古紙が増加
・年度末で事業所からの古紙回収が増加
・2月の大雪で減っていた古紙回収が3月に上乗せ
・中国の需要下落から古紙輸出が減少

等の理由によるもので、GWを前に国内製紙各社が減産に入ると見込まれることから、4月末の古紙在庫は更に増えると予想されています。

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【印刷・製品関連】

1.桜井グラフィックシステムズ 新開発機を発表

印刷機メーカーの桜井グラフィックシステムズは16日、岐阜工場で開いた新技術発表会にて、新開発したシリンダー式スクリーン印刷機を公開しました。従来の2倍以上の速度で印刷できる、高精細の工業印刷に適した印刷機で、多色印刷にも対応、既に2色ラインが韓国のスマートフォン関連企業に納入決定しているとのことです。従来の商業印刷に加え、電子部品関連などの工業印刷分野にも市場や客層を拡大することで、同社は、2014年3月期には58億円だった売上を15年3月期には70億円にすることを目指していると紙上では伝えられています。

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※文中敬称略
※文章は新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

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