岐阜の印刷用紙・情報用紙・再生紙・上質紙のことならお任せ下さい。

市況情報

  • ちょっといい話
  • 市況情報
  • 商品情報
  • 印刷情報

紙の市況 (2014.4)詳細  4月30日更新分

【洋紙 国内紙の市況/状況】

【お客様の声】消費増税前後 3月・4月の中部地方の動きは②

消費増税を挟んだ3月・4月の実績について、前回に引き続き、当社が代理店様にお伺いした中部地方の動きです。

代理店筋より
紙の動きについて
・3月には大きな動きはなし。但し、PPC・ノーカーボンなどは値上げの絡みもあり、3月に仮需があったもよう。4月も大きな落ち込みはなく、対前年3~4%程度のマイナスで終わるのではないか。
・3月に入りきらなかった仕事で4月にずれた分がある。
・3月は対前年5~7%程度の増。4月は反動減が大きく、対前年10%ダウン程度までなりそう。メーカーは一層、利益重視の動きとなるだろう。

代理店様個々の状況により、数値の読みに変動はありますが、いずれにしても4月以降の動きには注視が必要です。

space
space

2.感熱紙 値上げ交渉長期化の報道

感熱紙の値上げ交渉が長期化していると新聞紙上で報じられています。コピー用紙・ノーカーボン紙・フォーム用紙等、他の情報用紙の値上げはほぼ決着していますが、感熱紙に関しては出遅れが目立つとのこと。感熱紙を取り巻く環境としては、

・レジロール用途では、価格競争が激しく、市況も軟化傾向
・円高ドル安傾向だった一昨年には中国・ドイツ・韓国などからの輸入品が増加、円安の今でも、値上げを強行すれば輸入品に切り替わるのではとの不安が根強い
・ファックス用紙向けが縮小する一方、レストランの注文伝票やチケット、物流ラベル用など用途が広がり、需要はほぼ横ばい

とのことで、今しばらく値上げ交渉は続きそうな気配です。

space
space
space

3.特殊紙や和紙にも値上げの動き

印刷用紙や情報用紙に次いで、特殊紙や和紙にも値上げの動きが拡大しています。王子エフテックスでは2月21日に印刷用紙・加工原紙等の値上げを発表していましたが、ここにきてそれが流通段階にも浸透しつつあるとのこと。また、和紙でも、

メーカー 値上げ幅 実施日
三和製紙や越前和紙メーカー等 品目により5~15%とばらつき 平成26年5月21日出荷分より

との話が出てきています。
いずれも原燃料高騰を企業努力で吸収することが難しくなってきているのが理由とのことで、価格改定の流れが生産・出荷量の少ない品種にまで及んできていることが窺われます。
space
space
space

4.日本製紙 6年ぶりの社長交代

日本製紙は4月24日、現社長の芳賀義雄氏が代表権のある会長に就き、後任として現常務執行役員の馬城文雄氏が社長に就任する人事を発表しました。就任予定は6月27日、異動の理由は、経営トップの若返りを図り、経営体制を一層強化するため、としています。馬城氏は記者会見で紙コップなどの値上げに触れ、「為替の影響が出てくれば一段の値上げを御願いすることもあり得る」と述べたとこのことで、今後の市況への影響に注視が必要です。

space
space
space

【板紙の国内の市況/状況】

1.王子HD ニュージーランド製紙会社ののパルプ・板紙事業を買収

王子ホールディングスは25日、カーターホルトハーベイ社からパルプ・板紙・パッケージング事業を買収すると発表しました。同社はニュージーランドとオーストラリアで紙パルプ・段ボール事業を展開する大手で、ニュージーランド産の針葉樹パルプを生産していることに特徴があるとのこと。この買収で王子HDは

パルプ事業 従来から所有している広葉樹パルプの生産拠点に加え、針葉樹パルプの生産拠点を確保することで、販売パルプの幅が広がると同時に、自社生産の原料にも使用できる。
板紙事業 針葉樹パルプを原料とする強度の高い段ボール原紙を製造販売できるようになり、アジア各国でのニーズにより応えていくことができるようになる。
パッケージング事業 環太平洋地域で今後更に活発になると思われる段ボール加工・製袋・紙コップなどの需要に応えていくことができる。
その他 近隣の針葉樹林の活用により、木材関連の新たなビジネスや、木質資源から開発される新素材など、新たな事業展開の可能性が高まる。

などの展開を期待しているとのことで、国内需要の縮小に伴い、海外比率を早期に26%まで高める方針に沿った買収であるとされています。
space
space

【その他の市況】

1.ティッシュペーパー・トイレットペーパー値上げ

製紙メーカーがティッシュペーパーやトイレットペーパーの卸会社向けの価格を値上げすると報じられています。

メーカー 値上げ幅 実施時期
日本製紙クレシア 10%以上 5月21日出荷分より
大王製紙 10%以上 6月2日出荷分より
王子ネピア 昨夏に打ち出した10%の値上げ交渉を継続中
丸富製紙 再生物で10%以上 6月21日出荷分より

原燃料価格の上昇と、昨夏の値上げが浸透しなかったこと、3月までの需要増で在庫が圧縮されていることなどが背景にあり、流通段階が値上げを受け入れれば店頭価格に波及する可能性もあると記事では伝えています。
space
space

2.北米産針葉樹パルプ価格が横ばいで決着

未決着だった北米産パルプの4月積み価格が前月横ばいで決着したと報じられています。広葉樹パルプの価格が下落していることから先安観があったものの、4月のカナダのメーカーの定期修理の時期となり、今後供給が絞られる可能性があることから、メーカー側の据え置き主張を日本の製紙会社が受け入れたとのこと。尤も、中国で需要が鈍っており、中小製紙会社が資金獲得のため自社の広葉樹パルプ在庫を安値で販売する動きが見られることから、パルプ市況は弱含んでいると記事では伝えています。

space
space

3.古紙の輸出価格に底入れ感

古紙の輸出価格に底入れ感が出てきたと報じられています。中国で段ボール古紙の在庫補充の動きが出てきているとのことで、5月積み価格は、

段ボール古紙 前月比0.6%高
雑誌古紙 前月比5%安
新聞古紙 4月は取引不成立。3月比で10%安

という動きになっており、段ボール古紙では在庫補充により3か月ぶりの反発が見られたとこのこと。但し、値下げ圧力の強い雑誌古紙・新聞古紙は下落しており、段ボール古紙に関しても需要の力強さは見られないことから、輸出価格も当面は横ばいが続くのではないかと見る向きもあるようです。

space
space

4.王子HD インドネシアで紙おむつ製造・販売開始

王子ホールディングスは24日、インドネシア共和国において紙おむつの製造・販売事業を開始することを決定したと発表しました。現地のICBP社と合弁会社を設立し、同社にとって東南アジア初の生活消費財事業の生産拠点を設けるとのこと。インドネシアの目覚ましい経済成長、東南アジア最大の人口、高い出生率などから、紙おむつ事業の伸びが引き続き期待される市場であると、同社は分析しています。

space
space

【印刷・製品関連】

1.お茶の水女子大でAR活用の衣服カタログ

お茶の水女子大でARを活用した衣服カタログを開発したと報じられています。

布地の切れ端のサンプルを台紙に貼る
⇒タブレットのカメラで撮影
⇒洋服の商品イメージが浮かび上がる
⇒切れ端に触ると、洋服そのものを触っているような感覚に

というもので、通信販売などに活用できるということ。同大学では、企業と連携して、数年以内の実用化を目指しているとのことです。

space
space

2.大日本印刷が電子ペンで書いた字を転送するシステム開発

大日本印刷が6月、新しい学習支援システムを発売すると報じられています。デジタルペンとタブレットを組み合わせたもので、教師と生徒がタブレットを持ち、互いにペンで紙に書いた文字や数式をタブレットに転送して教室全体で共有するというもので、タブレットと紙の併用を希望する現場の声に対応したものとのこと。同社では2014年度中に2000校の導入を目指すものと記事では伝えられています。

space
space

このページのトップへ

space
space
space

※文中敬称略
※文章は新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

関連する記事

CONTACT より詳しい情報をお求めの方は、お問い合わせ、もしくは、担当営業までまで、ご遠慮なくお申し付け下さい。

お問い合わせ

PAGE TOP