【洋紙 国内紙の市況/状況】
北越紀州製紙と大王製紙の2014年3月期の業績が見通しとして報道されています。記事によると、
とのこと。但し、上記は飽くまでも新聞記事であり、北越紀州製紙は5月14日、大王製紙は5月12日に公式発表を行うものとしています。
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3月末の素材在庫の統計を報じた記事によると、印刷用紙・段ボール原紙の在庫は、
とのことで、印刷用紙は「適正」、段ボール原紙は「やや不足」とのの判定になっています。 消費増税前の駆け込み需要が旺盛で出荷が伸びたものと記事では伝えていますが、中部地区では、4月には出荷が前年比数%減少するとの見方もあり、今後伝わってくる4月の結果に注目が集まりそうです。 space space space
日経商品指数42種の4月末値が発表され、全体で前月比0.2%低下したと報じられました。増税前の駆け込み需要が大きかった建材の一部品目で値下がりしたのを、非鉄やガソリンなど海外市況の影響を受けやすい品目の上昇でカバーしている構造になっているとのこと。前回増税時の1997年3-4月時には、3月まで上昇した指数が4月には0.8%低下し、6月まで下落幅が大きいという動きを示しており、その際とは動きが異なるということで、今後も価格動向から目が離せない様子です。 紙・板紙の商品指数に関しては
となっており、需給の引き締まりを背景に、4月以降も価格が横ばいで推移していることを表しています。 space space space
【洋紙の国外の市況/状況】
中国の4月の市況が伝えられています。ある情報によると
などの動きが伝えられています。 中国ではここ数年老朽化した設備の廃棄キャンペーンを行っており、2014年度の紙パルプ設備の廃棄目標値が年産合計265万トンと発表されたと伝える記事も出ています。
【板紙の国内の市況/状況】
レンゴーは5月8日、同社サイトに2014年3月期通期の業績予想の修正を掲載しました。前回平成25年10月31日公表された予想と比較すると、
とのことで、売上高は伸びたものの、収益は減少したものとなっています。 増減要因として、同社は、
などを上げています。 space space
【その他の市況】
丸富製紙は5月1日、「ミッフィー」と「ピータラビット」のトイレットペーパー2種を新発売しました。この二つのキャラクターが日本でトイレットペーパーになるのは今回が初めてとのこと。いずれも女性に好まれる香りや品質を意識して設計されており、トイレットペーパー購入者の7割以上を占める女性に訴える力が強い商品となることを期待されているようです。
【印刷・製品関連】
国立国会図書館(NDL)所蔵の古書コンテンツを紙の本にして販売する取り組みが始められたと報道されています。『NDL所蔵古書POD』と呼ばれるこの取り組みは
という経緯を経て手元に届くというもので、4月21日より、まず20タイトルの販売が開始されているとのこと。国会図書館がデータを公開する近代デジタルライブラリーでは、同様の著作権満了古書が約35万点登録されており、今後も順次POD書籍の点数が増えていくことが期待されています。
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※文中敬称略 ※文章は新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。
2019-02-20
当社経営計画発表会ご来賓のお話 王子製紙様(2019年)
紙の市況 (2019.2)
紙の市況 (2019.2)詳細 2月20日更新分
2019年1月 品種別販売実績表 [全国版]
2019-02-08
紙の市況 (2019.2)詳細 2月10日更新分
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【洋紙 国内紙の市況/状況】
北越紀州製紙と大王製紙の2014年3月期の業績が見通しとして報道されています。記事によると、
・洋紙の値上げがプラスに寄与
・洋紙部門では、輸入紙が減り、国内シェアは上昇
・白板紙でコンビニ向け需要増
・15年3月期は洋紙の値上げが寄与し大幅増益となりそう
・大人用紙おむつが国内で好調
・家庭紙事業部門で、紙おむつなど加工品の売上高がティッシュなど紙製品を初めて上回る
・ロシアや中国など、海外で子供用紙おむつの需要が拡大
・国内の原燃料コスト上昇分は値上げで吸収
・15年3月期は洋紙や段ボール原紙の値上げや中国の紙おむつの需要増が寄与し経常増益となりそう
とのこと。但し、上記は飽くまでも新聞記事であり、北越紀州製紙は5月14日、大王製紙は5月12日に公式発表を行うものとしています。
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3月末の素材在庫の統計を報じた記事によると、印刷用紙・段ボール原紙の在庫は、
増減率
とのことで、印刷用紙は「適正」、段ボール原紙は「やや不足」とのの判定になっています。
消費増税前の駆け込み需要が旺盛で出荷が伸びたものと記事では伝えていますが、中部地区では、4月には出荷が前年比数%減少するとの見方もあり、今後伝わってくる4月の結果に注目が集まりそうです。
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日経商品指数42種の4月末値が発表され、全体で前月比0.2%低下したと報じられました。増税前の駆け込み需要が大きかった建材の一部品目で値下がりしたのを、非鉄やガソリンなど海外市況の影響を受けやすい品目の上昇でカバーしている構造になっているとのこと。前回増税時の1997年3-4月時には、3月まで上昇した指数が4月には0.8%低下し、6月まで下落幅が大きいという動きを示しており、その際とは動きが異なるということで、今後も価格動向から目が離せない様子です。
紙・板紙の商品指数に関しては
となっており、需給の引き締まりを背景に、4月以降も価格が横ばいで推移していることを表しています。
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【洋紙の国外の市況/状況】
中国の4月の市況が伝えられています。ある情報によると
などの動きが伝えられています。
中国ではここ数年老朽化した設備の廃棄キャンペーンを行っており、2014年度の紙パルプ設備の廃棄目標値が年産合計265万トンと発表されたと伝える記事も出ています。
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【板紙の国内の市況/状況】
レンゴーは5月8日、同社サイトに2014年3月期通期の業績予想の修正を掲載しました。前回平成25年10月31日公表された予想と比較すると、
とのことで、売上高は伸びたものの、収益は減少したものとなっています。
増減要因として、同社は、
・新規連結会社の加入
・製品価格の低下
・公正取引委員会から通達の課徴金納付に備えた引当金を特別損失に計上
などを上げています。
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【その他の市況】
丸富製紙は5月1日、「ミッフィー」と「ピータラビット」のトイレットペーパー2種を新発売しました。この二つのキャラクターが日本でトイレットペーパーになるのは今回が初めてとのこと。いずれも女性に好まれる香りや品質を意識して設計されており、トイレットペーパー購入者の7割以上を占める女性に訴える力が強い商品となることを期待されているようです。
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【印刷・製品関連】
国立国会図書館(NDL)所蔵の古書コンテンツを紙の本にして販売する取り組みが始められたと報道されています。『NDL所蔵古書POD』と呼ばれるこの取り組みは
②Web公開されている画像データを、インプレスR&Dが印刷・製本可能なページデータに整形
③アマゾンと三省堂書店がプリント・オン・デマンドで印刷・製本し販売
という経緯を経て手元に届くというもので、4月21日より、まず20タイトルの販売が開始されているとのこと。国会図書館がデータを公開する近代デジタルライブラリーでは、同様の著作権満了古書が約35万点登録されており、今後も順次POD書籍の点数が増えていくことが期待されています。
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※文中敬称略
※文章は新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。