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紙の市況 (2014.7)詳細  7月20日更新分

【洋紙 国内紙の市況/状況】

1.7~9月産業天気図 広告・紙パルプの判定は横ばい

7月6日、日本経済新聞紙上にて主要30業種の7~9月の産業景気予測が発表されました。「晴れ」「薄日」が各1業種増加し、「曇り」「小雨」が各1業種減少するなど、全体としては消費増税後の反動減から回復に向かうものと判定されていますが、「広告」「紙・パルプ」の判定は依然横ばい状態とされています。

業種 4~6月判定 7~9月判定 詳細
広告 薄日 薄日 自動車や食品などで広告出稿が好調。消費増税後の反動減を見越して積極的に出向している企業もあり、広告自体の反動減はほとんどない。但し、広告媒体として好調なのはインターネット広告・テレビ広告で、両者を組み合わせた新たな広告手法に期待が集まる。
紙・パルプ 曇り 曇り 衛生用紙・情報用紙で需要が落ち込んでいるものの、消費や企業の投資に連動する板紙の出荷量は堅調。
製紙大手各社は、コピー用紙や飲料用紙容器の値上げ浸透に向け交渉中。

30業種全体では、

判定 業種
晴れ 2(+1) 通信、人材派遣
薄日 14(+1) 鉄鋼・非鉄、建設・セメント、マンション・住宅、繊維・アパレル、自動車、産業・工作機械、情報、食品・飲料、百貨店、コンビニエンスストア、ネットサービス、旅行・ホテル、アミューズメント、広告
曇り 11(▲1) 石油、化学、紙・パルプ、家電、精密機械、医薬、貨物輸送、リース、電子部品・半導体、ドラッグストア、外食
小雨 2(▲1) プラント・造船、スーパー
1(-) 電力

となっており、判定が上昇した業種では、

業種 判定 詳細
人材派遣 薄日↗晴れ ITや建築関係、自動車関連の技術者などで需要増。
百貨店 曇り↗薄日 ボーナス支給増が追い風。夏商戦が本格化する7月には、4か月ぶりに百貨店売上高の前年同月比がプラスに転じる可能性。
自動車 曇り↗薄日 反動減から回復。新型車発売とボーナス商戦が鍵。
石油 小雨↗曇り 原油処理能力の削減で需給引き締め。精製マージンも回復基調だが、減少が続く国内需要への対応が必要。

との分析が発表されています。
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2.三菱製紙 IOT EXPO 2014に出展

三菱製紙は同社サイトにて、8月の「IOT EXPO 2014」に出展予定であることを発表しました。

名称 The 6th China International Internet of Things Technologies and Apolicatin Exhibition 2014
会期 2014年8月14日~16日
開催地 中国・深圳市
出展内容 繰り返し書き換え可能な感熱記録材料『サーモリライト』を展示。
券面情報を書き換える必要がある、有効期限付きIDカードやポイントカード等の部材として利用。

この展示会はスマートカード製品やRFID製品などIT関連技術が一堂に会する展示会で、会場では製品サンプルが展示されるほか、リライトカード専用プリンターによるデモンストレーションも予定されているとのことです。

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【洋紙の国外の市況/状況】

1.国際紙パルプ商事が中国に合弁会社

国際紙パルプ商事は、6月20日、中国・四川省の新希望六和食品控股有限公司と愛知県・瀬戸市の富士特殊紙業㈱の3社による合弁会社設立の契約を締結したと発表しました。新会社は

名称 成都新国富包装材料有限公司
事業内容 シュリンクナイロンケーシング及び関連包材の製造販売
設立年月日 平成26年10月予定
出資比率 国際紙パルプ商事:40%
新希望六和食品控股有限公司:51%
富士特殊紙業株式会社:9%

とのことで、中国国内シェア第4位のハム・ソーセージ事業を行う新希望六和食品と、低環境負荷包材に強みを持つ富士特殊紙業を、国際紙パルプ商事が結びつけ、両社のシェア拡大と同時に、国際紙パルプ商事が目指す「パッケージ事業の強化と中国市場での事業拡大」を達成する狙いを満たすものとなっています。
国際紙パルプ商事は10年後の100周年の節目に向けて、長期経営ビジョン「GIFT+1 2024」を掲げており、「事業領域の拡大」と「海外市場の開拓」を目指す動きは今後も注目の的となるものと思われます。

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【板紙の国内の市況/状況】

1.レンゴー 段ボール原紙減産強化を発表

レンゴーは7月14日、同社サイトにて、6月より段ボール原紙の減産を強化していることを発表しました。消費増税後の反動減による在庫増加に対応したもので、減産量は、

生産能力比(トン) 生産能力比(%) 前年実績比(トン) 前年実績比(%)
6月実績 ▲25,000トン ▲25% ▲13,000トン ▲15%
7月予定 ▲31,000トン ▲30% ▲19,000トン ▲20%

更に、7月は需要状況により更に5千トンの追加減産を実施、8月以降も状況を見ながら減産を継続する用意があることを表明しています。
段ボール原紙在庫の水準は4月末までの「やや不足」から5月末には「適正」に増えており、「やや過剰」と判定された印刷用紙と併せて、7-8月は各社減産を実施、乃至は検討するものと思われます。

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【その他の市況】

1.北米産パルプ メーカーは値上げ交渉

パルプ市況の指標となる北米産針葉樹パルプの7月積みの対日輸出価格に関し、メーカーが日本の製紙会社に前月比3%の引き上げ価格を提示したと報じられています。春以降のパルプメーカーの定期修理による減産で、在庫が適正水準を下回ったことが背景にあるとのこと。一方、広葉樹クラフトパルプは、南米産などの供給増から値下げが続いており、針葉樹パルプの値上げ交渉にも影響を与えそうと記事では伝えています。

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2.家庭紙 引き続き国内出荷減少

家庭紙の国内出荷の減少が続いていると報じられています。6月のティッシュペーパーの国内出荷は前年同月比9.6%減、トイレットペーパーは同3.5%減で、ティッシュペーパーでは輸入紙の流入増も影響を与えているとのこと。価格も横ばい状態で、国内メーカーが5~6月で打ち出した値上げは浸透していない様子ですが、原燃料コスト上昇に苦しむメーカー側の値上げの意志は固く、秋需を前にして価格交渉が激しくなる可能性があると記事では伝えています。

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【印刷・製品関連】

1.大日本印刷の格付けがダウン

格付投資情報センターによる大日本印刷の格付けが4日、ダブルAからダブルAマイナスに変更されたと報じられています。全体の収益力は回復基調にあっても、出版・商業印刷で一段の収益改善が期待しにくいとの判断とのことで、格付会社の出版・商業印刷分野に対する判断が示された形となっています。
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2.松浦紙器製作所の飛び出す絵本つき菓子箱

愛知県犬山市に本社を置くパッケージメーカーの松浦紙器製作所が、飛び出す絵本が付いた菓子箱を年内にも販売予定と報じられています。箱のふたをを開けるとキャラクターが飛び出し、絵柄の下はクッキーやビスケットが入った菓子箱になっているというもので、メッセージカードではなく菓子箱と飛び出す絵本を結びつける例は珍しいとのこと。

価格 1箱150~350円程度
販売目標 販売初年度1万個目標
販売時期 年内で調整中
対象顧客 現在、プロ野球球団や菓子メーカーと商品化を検討中。

とのことで、新しい試みに注目が集まりそうです。

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※文中敬称略
※文章は新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

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