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紙の市況 (2014.7)詳細  7月31日更新分

【洋紙 国内紙の市況/状況】

1.製紙各社 印刷用紙の減産に本腰

製紙大手が印刷用紙の減産を本格化していると紙上で報道されています。輸入紙の増加により本格的な減産が行われた2012年秋以来の本格的な規模の減産で、

メーカー 内容
王子製紙 6月に1万トン弱の減産実施。7月も継続。
日本製紙 コート紙を中心に7~9月に5万トンの減産を実施。
北越紀州製紙 6月に8千トン、7月に2万トンの減産を実施。

と、前年同期比の7~18%の数量が減産される計算になると伝えられています。
背景には、消費増税後のチラシ・カタログ需要の減少により、コート紙を中心とする印刷用紙の在庫が増加傾向にあることから、在庫水準を早期に適正に戻すことで価格維持を図る狙いがあるものと思われます。
記事では、需要の回復が遅れれば一段の減産に踏み切る構えであると伝えており、この減産が秋以降の在庫にどう影響を与えるか、注目されるところです。
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2.大王製紙 経常利益が前年同期比2.4倍の報道

大王製紙の2014年4~6月期の連結経常利益が前年同期比2.4倍となったもようであると紙上で報じられています。

洋紙 消費増税後の反動減、円安による原燃料価格上昇を値上げ効果が吸収。
コスト削減効果も寄与。
家庭紙 子供用紙おむつを中心に、増税前の駆け込み需要の反動減が4月に出たものの、
5~6月には回復傾向。
大人用紙おむつは順調に需要が拡大。
海外 中国の紙おむつ事業が好調。日本製は高級との認識から製品単価も国内より高い。
タイでも8月からテレビCMを展開。

と、値上げ効果や海外部門の好調が収益を押し上げていると伝えられています。
大王製紙ではこの報道に関して、同社の公式発表ではなく、2014年4~6月期の業績発表は8月8日になるとしています。

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【洋紙の国外の市況/状況】

1.韓国 双竜製紙が製紙業より撤退か

韓国のクラフト紙メーカー、双竜製紙が、同社唯一の製紙工場を閉鎖し、製紙業から撤退する模様であると伝えられています。韓国国内クラフト紙市場の激しい価格競争により赤字が続いていたためで、年産12万トンの製紙2ラインの転売を検討しているとのこと。韓国市場に関しては、白板紙で旧盆向けの特需があるものの全体に需要は低調で、好調の白板紙を含む各品種で市況は低迷しているとの話もあり、今後も厳しい状況が続くとの見方もあるようです。

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【板紙の国内の市況/状況】

1.日本製紙 白板紙値上げの報道

日本製紙が白板紙の価格を引き上げると報じられました。記事の内容によると

値上げ対象 ・高級板紙(用途:雑誌表紙等)
・特殊板紙(用途:ケーキの箱等)
・コート白ボール(用途:菓子箱、洗剤箱等)
値上げ幅 現行価格より10%以上
実施時期 平成26年10月1日出荷分より
改定理由 原燃料コスト上昇分の転嫁

とのことで、秋~冬の需要期を前に値上げ交渉を開始したとのこと。同品種では3月にレンゴーが15%以上の値上げを表明、一部実施し、今も交渉は続いているとのことですが、春は同調しなかった他メーカーが今回はどう動くかにも注目が集まりそうです。

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【その他の市況】

1.北米産パルプ 決着は横ばい

パルプ市況の指標となる北米産針葉樹パルプの7月積みの対日輸出価格に関し、メーカーが日本の製紙会社に前月比3%の引き上げ価格を提示したとお伝えしましたが、決着は前月比横ばいとなったと報じられています。中国での製品供給過剰感が価格に影響を与え、据え置きとなったとのこと。パルプの国際在庫は春の休転の影響もあって減少していますが、それ以上に需要が低迷しているともいえる状況に、今後も国際市況に注目が集まりそうです。

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2.木材チップは価格上昇

パルプに対し、木材チップの対日価格は上昇で決着したとの報道が入ってきています。北米産針葉樹チップの7~12月積みは前期比11%高となったとのこと。米国の1~4月の紙・板紙生産量は前年同期比1.7%減で、需要減を理由に日本の製紙会社は値上げに抵抗し、産地側の提示した値上げ幅を圧縮して受け入れたとのことですが、製紙各社は原料価格高騰を製品価格に転嫁したい意向もあると、記事では結んでいます。

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【印刷・製品関連】

1.大日本印刷 画像照合で印刷物検査

大日本印刷は7日、画像照合によって印刷物の校正を行うシステムの発売を開始したと発表しました。従来販売していた、印刷物の受入時検査を画像照合で行うシステムを改善し、印刷前の校正時のデータチェックも画像照合で行う機能を加えたもので、

①校正用PDFデータの修正前と修正後を画像で比較して、差異を検出し、修正ミスや修正漏れを指摘
②印刷物をスキャンした画像データとマスターデータを比較し、差異やミスなどを検出

という手順で、誤植、書体の違い、色の違い、文字欠けなどを機械的にはじき出すことができるシステムとなっています。
従来、人による目視で行われていたチェックが機械化できるというもので、当初は製品に付随する印刷物全てに抜き取り検査を義務付けられている医薬品関係の受入業務で利用できるように開発されたシステムでしたが、年間を通してパッケージの改変が多い食品・飲料業界での校正負担の軽減を望む声が多く、それに応える形で今回のシステムの販売につながったものとしています。

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2.「Shufoo!ミニチラ」と「マピオン電話帳」が合体した新サービス

凸版印刷は28日、グループ企業で地図検索サイトを提供するマピオンと連携し、「マピオン電話帳」で「Shufoo!ミニチラ」を閲覧できる新サービスを7月下旬、本格的に提供開始すると発表しました。「Shufoo!ミニチラ」はタイムセールや店内イベントなど、店舗のタイムリーな情報を即座にユーザーに届けることができるシステムで、

①マピオン電話帳のユーザーは、住所や電話番号などの位置情報だけではなく、目当ての店舗の新鮮な情報を入手できるようになる。
②「Shufoo!ミニチラ」導入企業は、「Shufoo!」ユーザーだけではなく、マピオンユーザーにも情報提供し来店を促すことができる。

と、両サービスのユーザー数の拡大とサービスの充実を狙いとするとしています。
凸版印刷は日本最大級の女性口コミサイト「ウィメンズパーク」にも「Shufoo!」情報を提供しており、電子チラシの一層の普及に向け、今後も更なる展開があるものと期待されます。

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※文中敬称略
※文章は新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

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