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紙の市況 (2014.9)詳細  9月30日更新分

【洋紙 国内紙の市況/状況】

1.日本製紙 大手通販とコピー用紙値上げ決着

予てより秋からのコピー用紙の値上げを表明していた日本製紙が、大手通販会社との値上げ交渉を決着させたと報じられています。春に続き、今年2回目の値上げであり、報道によれば、

値上げ幅 7%程度。
背景 ①今春の値上げ目標が10%以上だったのに対し、決着は5%程度の値上げに終わっており、原燃料コスト上昇分が吸収しきれていないとの理由から。
②輸入コピー紙の値上げによる、国産紙への需要シフト。
通販大手の
対応
カタログ掲載のコピー用紙の値上げで対応予定。
カウネットでは11月22日からの値上げを表明。

日本製紙の値上げが決着したことにより、他のメーカーも値上げ交渉を本格化することが考えられ、今後の展開に注目が集まっています。

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2.王子HD 電力小売りの合弁会社設立

王子ホールディングスは9月26日、電力小売事業を行う合弁会社を伊藤忠商事と設立することで合意したと発表しました。実際には、同社子会社の王子グリーンリソースと伊藤忠商事のグループ会社である伊藤忠エネクスとのとが合弁会社を設立するもので、

商号 王子・伊藤忠エネクス電力販売株式会社
設立 2015年1月予定
事業内容 電力販売事業
会社設立の背景等 ①東日本大震災以降の、新たな電力市場の拡大
②2016年予定の電力小売りの全面自由化
③電力小売販売のノウハウを有する伊藤忠エネクスと、国内有数の自家発電設備を有する王子グループの提携による、新電力事業者としての貢献度の拡大
その他 電力販売事業拡大のため、発電事業についても検討予定

とのこと。王子HDは日南工場や江別工場で売電用の発電設備を稼働させる予定であり、今後新たな発電所建設も検討、電力小売りを含むエネルギー分野の事業を新たな柱に育てる構想であると、記事では伝えています。

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3.大王製紙 エコシップを導入

大王製紙が木材チップの運搬用に低燃費のエコシップを導入すると報じられています。製紙業界では初のエコシップ導入となるもようで、

概要 今治造船に載貨重量約5万トンのエコシップ3隻を発注。2017年度より現在運航中の9隻の内、3隻を入替予定。
発注額等 90億円。大王製紙が15年間独占利用。
コスト節減
見込み
エコシップ1隻で従来比約3割の燃料節減効果。
船舶の燃料費全体では約1割、年4億6500万円の削減を見込む。

原燃料価格が高止まりしている状況下、業界初のエコシップ導入で省エネ型への移行に取り組むものと記事では報じています。

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4.日本製紙 営業増益幅縮小の見込み

日本製紙の2014年4~9月の連結営業利益が前年同期比25%増となり、同54%増としていた従来予想よりも縮小される見込みだと報じられています。洋紙の2度の値上げで増益となるものの、主力の洋紙が苦戦していると伝えられており、

・消費増税後の企業の広告費抑制と、回復の遅れ
・天候不順の影響による青果物向け段ボール原紙の苦戦
・円安による原燃料輸入価格の上昇

などの要因がマイナス方向に響いているとのこと。日本製紙の正式発表は11月頭頃になると思われますが、円安の進行度合いによっては15年3月期の連結業績見通しが更に変更されることも考えられ、状況によっては洋紙等の再度の値上げの可能性も出てくると記事では伝えています。

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【洋紙の国外の市況/状況】

1.中パ ベトナムでクラフト製袋工場の竣工式を開催

中越パルプ工業は9月24日、同社の子会社である中部紙工株式会社がベトナムで、日商岩井紙パルプとの合弁によるクラフト製袋工場の竣工式を開催したと発表しました。経済発展著しい東南アジアにおいて、今後も増加が見込まれるクラフト袋の需要に対応するためとのこと。新工場は、

社名 Japan Paper Technology Dong Nai(VN)Co.,Ltd.
所在地 ベトナム国ドンナイ省ロンドゥック工業団地内
生産品目 クラフト紙重包装袋 他

とのことで、平成30年度計画で売上約23億円、利益約2億円を見込んでいるとのことです。

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【板紙の国内の市況/状況】

1.レンゴーが旧名古屋工場を売却

レンゴーは9月25日、今年1月の新名古屋工場移転に伴い閉鎖した旧名古屋工場を住友不動産に売却したと発表しました。今後使用する予定が無い資産の有効活用が目的とのことで、

資産概要 名古屋工場 土地42,494.29㎡ 建物19,796.20㎡
契約締結日 平成26年9月30日予定
物件引渡日 平成27年2月23日予定

この譲渡により、売却益の約91億円が特別利益に計上される予定とのこと。
2015年3月期の業績予定に関しては、他の要素も含め現在精査中とのことで、精査が完了次第速やかに公表するとして、今回の発表は控えています。

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【その他の市況】

1.10月積み古紙輸出価格上昇

10月積みの古紙の輸出価格が上昇していると報じられています。関東製紙原料直納商工組合によると、段ボール古紙の輸出価格は前月比6%高、新聞古紙・雑誌古紙はともに同5%高となったとのこと。天候不順の影響で古紙回収が進まなかった一方、年末需要に向けて国内製紙メーカーの古紙確保は進んでおり、輸出に回す余力が少なかったことが原因と、記事では伝えています。

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【印刷・製品関連】

1.「MOTHER BOOK」が静かに注目

愛知県や岐阜県で産科医療を展開している置く医療法人葵鐘会が、電通中部支社とともに制作した「MOTHER BOOK」が、今、静かに注目を集めていると報じられています。妊婦さんのお腹を模し、1週ごとに一緒にお腹が膨らんでいくように立体的に構成されたこの本は、葵鐘会所属のクリニックで分娩予約された妊婦さんにプレゼントされ、出産までの1週ごとに感じたことを書いていくことで世界で1冊の赤ちゃんへの思いをつづった日記が出来上がる構成となっているとのこと。紙にも拘ったその本自体の美しさや生命の誕生を祝福する普遍的なメッセージが評価され、カンヌ国際広告祭のヘルスケア部門の初代グランプリを受賞、その他、世界三大広告賞のOne Showのデザイン部門やクリオ賞でも金賞を受賞するなど、国内外の様々な賞を受賞していると公式サイトで伝えられています。

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2.中央印刷 偽造防止印刷を開発

中央印刷は9月29日、同社サイトにて、偽造防止用の印刷技術「クリアホロ」を開発したと発表しました。同社が導入した箔印刷の技術であるインラインフォイル印刷を発展させたものとのことで、紙やフィルムの印刷の上に特殊な透明箔を印刷、普通の粘着テープなどで透明箔を剥がすとホログラムが現れ、真贋判定ができるというもの。通常のインキと同様に印刷できるためデザインの自由度が高く、高い美粧性と偽造防止を両立できるとのことで、同社では9月末から受注を始め、年間5億円の売上を見込んでいると報じられています。

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※文中敬称略
※文章は2014年9月30日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

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