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紙の市況 (2015.12)詳細  12月28日更新分

【洋紙 国内紙の市況/状況】

1.日本製紙 『CfFA®』製造設備竣工

 日本製紙株式会社は12月22日、石巻工場の敷地内に、高品質フライアッシュ『CfFA®』の製造設備が完成し、同日竣工式を執り行ったと発表しました。

フライアッシュ 火力発電所などで石炭を燃やした時に生じる燃焼灰。コンクリートに混ぜて長期間の耐久性を実現するなどの目的で使用される。
同社の『CfFA®』 フライアッシュ中の未燃カーボンを除去する技術で、品質安定性を向上させた製品。使用しやすく、高品質のコンクリートの製造を可能にする。
今後の展開 2016年1~3月に、新設備で製造した『CfFA®』をサンプル提供。
2016年春から本格的な販売開始を予定。

 セルロースナノファイバーやフルフラールなど、製紙会社が製造する紙以外の製品に注目が集まる中、同社の高品質フライアッシュがどう成長していくかにも注目が集まりそうです。

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【洋紙の国外の市況/状況】

1.アメリカで未晒クラフト紙の需要が増加

 アメリカで未晒クラフト紙の需要が増加していると報じられています。マクドナルドをはじめとするファーストフードチェーンで、テイクアウト用の紙袋や食品包装用紙が晒クラフト紙から未晒クラフト紙に代わっていることが影響しているとのこと。経費節減や環境負荷低減の目的から、ファーストフード業界でのこの動きは続くだろうとのことで、今年の1~9月の未晒クラフト紙の紙袋の出荷量が前年同期比16.5%増、一方、晒クラフト紙の方は同16.9%減となっていることが報じられています。

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【板紙の国内の市況/状況】

1.段ボール原紙在庫増が話題

 12月19日付の日本経済新聞紙上にて、段ボール原紙の在庫が年初より増加し続けていることが話題として取り上げられています。

・昨年秋~年初に、大王製紙や丸三製紙が設備増強し供給増加。
・王子マテリアやレンゴーなど、原紙から段ボール製品を製造するメーカーが段ボール原紙の内製化を進め、他社から段ボール原紙を購入する量が減少した。
・将来の大規模修繕を見据えた在庫積み増し。

などが要因として上げられており、業界全体の在庫圧縮の取組みは弱いとの見方も紹介されています。
 販売価格が生産コストの上昇に追いついていないとして、メーカー側は値下がりするのではとの見方を否定しているとのことですが、需給が緩いままであればユーザーの値下げ要求は強くなるものと予想され、年明けの価格動向に注目が集まっています。

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【その他の市況】

1.段ボール古紙輸出価格 低下も需要底堅く

 12月25日付の日本経済新聞紙上にて、古紙の輸出価格が鉄スクラップよりも高いと報じられています。1月積みの段ボール古紙の輸出価格は、低下した12月積みより更に下がった価格で取引されていますが、6月に比べて半値近くとなった鉄スクラップよりも15%も高い水準であるとのこと。鉄スクラップの価格急落にも中国の景気減速と過剰設備が影響しているとのことで、古紙需要は底堅いとの見方も紹介されていますが、先行きは楽観視できないものとなっているようです。

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2.11月家庭紙出荷量が減少

 11月末のトイレットペーパーの国内出荷量が、前年同月比0.3%減となったと報じられています。ティッシュペーパーは同1.7%減となったとのこと。ドラッグストアやスーパーでの特売が減っているとのことで、価格交渉の影響か、大手のパルプ物のトイレットペーパーが品薄だとの報道もありますが、大手メーカーが目指す値上げ自体は実現できていない状況は変わっていないようです。

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【印刷・製品関連】

1.共同印刷 日本写真印刷との生産提携を発表

 共同印刷株式会社は12月21日、日本写真印刷との協業に関して基本合意に達したと発表しました。

協業の目的 出版市場縮小やメディアの多様化といった印刷業界の厳しい経営環境下で協業体制を構築し、事業収益の改善とお客様満足の実現を図る。
生産提携の概要 日本写真印刷の子会社、日本写真印刷コミュニケーションズが東京地区で取り扱う印刷物の量産工程を、2016年4月以降共同印刷が受託する。
生産提携を順次拡大することで、事業収益の改善効果が2017年度には両社合わせて数億円の規模になる見通し。
今後の予定 2016年3月まで生産提携に関する具体的な協議を継続。
4月以降も生産提携を通じて相互理解を深め、2017年以降営業面の協業や提携内容の拡大を検討する予定。

 出版・商業印刷分野を合理化し、成長分野に投資を振り向ける狙いもあると、12月22日付の日本経済新聞では伝えています。

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2.東急 スマホかざすだけで情報発信

 東京急行電鉄は12月21日、東急アクセラレートプログラムで「渋谷賞」を受賞した株式会社アクアビットスパイラルズと共同で、ポスターにスマホをかざすだけで情報が受け取れる技術の実証実験を始めると発表しました。

東急アクセラレートプログラム(TAP) 東急が実施する、東急線沿線でのビジネス展開を支援するプログラム。法人設立から5年以内のベンチャー企業が対象。東急線沿線の生活利便性を高めるサービスや製品を募集し、審査の上、同社資源を活用したテストマーケティングや同社との業務提携などを行う。
技術の内容 TAPの「渋谷賞」を受賞したアクアビットスパイラルズの『スマートプレート』を活用。『スマートプレート』はICチップを内蔵したカード等で、利用者はスマホをかざすだけで必要な情報を受け取れる。
利用者が専用のアプリをダウンロードする必要がない、カード等はバッテリーがなくメンテナンス不要、情報更新時にQRコード等を印刷し直す必要がない、などの利点がある。
今回の実証実験 東急の渋谷駅やその周囲に、ポスターに張り付けた『スマートプレート』を設置。スマホをかざすと渋谷の歴史やおもしろスポットなど渋谷の街に関する情報が配信される。2015年12月22日から2016年1月10日まで実証実験を実施。

 東急ではTAPの受賞企業と共同で今後も随時テストマーケティングを実施、2016年4月から業務提携を検討していく予定で、社内外のベンチャー事業の支援を行うことで、東急沿線を日本一住みやすいエリアにしていく経営計画の重点施策の一つに寄与するものとしています。

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※文中敬称略
※文章は2015年12月25日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

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