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紙の市況 (2016.2)詳細  2月29日更新分

【洋紙 国内紙の市況/状況】

1.日銀企業物価指数 紙・パルプは

 日本銀行のサイトにて、日銀企業物価指数が報告されています。2月10日に発表された2016年1月の速報値のデータによると、パルプ・紙・同製品の国内企業物価指数は103.6、12月の確報値より0.2%のマイナスとなっています。(国内企業物価指数は国内の企業間取引の指数。2010年平均を100とした比率。)
 2014年以降のパルプ・紙・同製品の国内企業物価指数を確認すると、

  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2014年 100.0 100.2 100.1 102.6 103.1 103.2 102.8 102.7 102.7 102.8 102.7 102.8
2015年 102.8 102.8 103.1 103.3 103.7 103.7 103.7 103.7 103.7 103.8 103.5 103.8
2016年 103.6                      

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(日本銀行サイト企業物価指数の公表データ一覧より。グラフは華陽紙業)

と、2014年春と2015年初めの値上げ以降、概ね価格が維持されてきた状況が示されています。
 一方、全業種平均での国内企業物価指数の1月速報値は100.1、原油や農水産物、化学薬品などの下落を受け、前月比で0.9%、前年同月比で3.1%の下落となっており、株安や円高など不安定な経済状況下、今後の価格に注視が必要な状況となっています。

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2.日本テトラパック 容器包装を値上げ

 日本テトラパックが容器包装の値上げを発表しています。

対象商品 テトラパック液体食品用、紙製包装資材
値上げ幅 3~5%程度
実施時期 2016年4月1日より

 今後他メーカーにも波及する動きとなるのかに注目が集まりそうです。

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3.日本製紙 紙パック事業で森林認証

 日本製紙は2月25日、紙パック事業を行う各拠点で森林認証を取得したと発表しました。

対象拠点 本社
紙パック営業所(札幌、名古屋、大阪、福岡の4事業所)
生産子会社(草加紙パック、江川紙パック、三木紙パック、石岡加工の4子会社) 計9拠点
取得認証 ①FSC®認証 ②PEFCのCoC認証
登録日 2016年2月4日
取得動機 従来取得している印刷・情報用紙等の生産拠点だけでなく、紙パック事業に関しても、適切に管理された森林から作られた紙を主原料としていることを認証取得によって明確に示し、環境に配慮した企業活動の実践を目指すため。

 認証取得を機に、同社は、消費者に身近な飲料用紙パックに森林認証マークを付けていくとしています。

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4.JPホームサプライ 西日本営業部を開設

 日本紙パルプ商事は2月23日、同社子会社のJPホームサプライの西日本営業部を開設すると発表しました。

名称 JPホームサプライ株式会社 西日本営業部
所在地 大阪市中央区瓦町1‐6‐10 大阪JPビル7F
営業開始日 2016年4月1日(予定)
目的 関西を中心とした西日本地区への家庭紙事業販売強化

 印刷・情報用紙の内需低迷が長引く中、比較的堅調な家庭紙事業部門の機能を強化することで、収益拡大につなげる狙いがあるものと思われます。

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【洋紙の国外の市況/状況】

1.中国 アジア・シンボル社がNBKP生産開始

 中国のアジア・シンボル社が山東省の日照工場でNBKPの生産を開始したと報じられています。同社はインドネシア・エイプリル社の傘下で、日照工場では年産150万トンの生産能力を持つLBKPの既存ラインがあるとのこと。新ラインはもともと短繊維パルプ製品を生産していたラインを改造したもので、昨年末NBKPの市況が回復したのを機に、先月よりNBKPの製造を開始し、年産30万トンを目指すとしています。
 1月の世界全体のパルプ出荷量合計は前月比15.1%減、パルプ業界の工場稼働率も82%と低調で、需要の軟調を反映した形となっていると報じられていますが、インドネシアでは2つの新工場が建設中(2017年稼働予定)、ブラジルのユーカリパルプも輸出増と、供給が増えるニュースも報じられており、今後の国際的なパルプの需給バランスや市況がどう動くかにも関心が集まりそうです。

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【板紙の国内の市況/状況】

1.レンゴー子会社 自動倉庫棟増設

 レンゴーの子会社で、軟包装事業を営む朋和産業株式会社が自動倉庫棟を増設したと発表されています。千葉県旭市の干潟工場内で、生産量の増大に応じた倉庫不足の解消と、外部保管コストの削減を狙いとするものとのこと。
 同社はおにぎりやサンドイッチなどのフィルム包装や加工食品、医療器具など、多様な軟包装製品を製造・販売しているとのことですが、昨今の商品者のニーズの多様化に伴い軟包装需要が増加しているとのことで、この増設により今後の需要増にも十分対応可能であると、レンゴーは発表文書の中で説明しています。

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【板紙の国外の市況/状況】

1.玖龍紙業 ベトナムでクラフトライナー新ライン

 中国の玖龍紙業がベトナムBinh Duong省の工場において、クラフトライナーのライン新設を進めていると報じられています。年内にも生産を始める方針で、年産は50万トンの見込みとのこと。
 ベトナムでは王子ホールディングスもパッケージ事業を展開しており、アジアにおいて注目されている国の一つであることから、今後も各社の進出・拡大競争が続くものと思われます。

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【その他の市況】

1.パルプ価格が下落

 輸入パルプの国内卸値が下落傾向となっていると報じられています。ブラジル産LBKPの2月中旬時点の価格は、1か月前と比較して9%程度安いとのこと。中国の需要減退と年初以降の円高・ドル安傾向が影響しているとのことで、2月積みの輸入価格は1月積みより更に安くなるなど、先安観が出ていると記事では伝えています。

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2.輸入増加で国産家庭紙品出荷減少続く

 12月の国産のティッシュペーパーの出荷量が前年同月比2.7%減となったと1月に新聞報道されていましたが、1月の家庭紙の国内出荷も減少していると、2月25日付の日本経済新聞にて報じられています。ティッシュペーパーは前年同月比9.7%減、12月に増加だったトイレットペーパーも1月の出荷量は前年同月比4.6%減となったとのこと。引き続き輸入紙の増加が背景にあると見られており、12月の輸入量はティッシュペーパーが前年同月比18.8%増、トイレットペーパーは同57%増だったとも記事では伝えています。

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【印刷・製品関連】

1.ラベル人気投票の結果発表

 全日本シール印刷協同組合連合会は2月10日、「Page2016」で実施した「第25回シールラベルコンテスト」自由課題作品37点の人気投票の結果を発表しました。

順位 作品名 会社名 獲得票 ラベルコンテストでの結果
1位 日本酒用シール
「たてのかわ」
精英堂印刷㈱
(山形県)
32票 『全日本シール印刷協賛会会長賞』受賞
2位 コーヒー用シール
「宮の森コーヒー」
㈱シモクニ
(北海道)
14票 『経済産業大臣賞』受賞
販促用バナナシール
「しあわせバナナ」
三協シール印刷㈱
(東京都)
他の作品が
『日本印刷産業連合会 会長賞』
『優秀賞』を受賞

 精英堂印刷株式会社のサイトによると、人気投票1位となったラベルは楯の川酒造株式会社との共同企画作品で、シルバーの紙に「FMスクリーン製版」、「広色域印刷」を用い、「浮き出し加工」「デボス加工」「リオトーン加工」を組み合わせたものとのこと、夏期限定販売の日本酒に合わせ、「華やかな蝶が舞う、真夏の夜の夢」の世界観を色彩や印刷加工で表現したものであると紹介されています。

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※文中敬称略
※文章は2016年2月26日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

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