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紙の市況 (2016.9)詳細  9月20日更新分

【洋紙 国内紙の市況/状況】

1.大王製紙 株主優待制度を導入

 大王製紙は9月14日、株主優待制度の導入を取締役会にて決議したと発表しました。

対象 毎年3月31日時点で300株以上を保有している株主
内容 300~1,000株未満の株主には大王製品1,000円相当を、1,000株以上の株主には2,000円相当を贈呈。
毎年7月初旬に発送。
開始時期 平成29年3月31日の対象株主あてより実施。

 導入の目的として同社は、日ごろの支援に感謝するとともに、同社株の魅力を高めることで、個人株主を含む多くの株主の方に中長期で株を保有してほしいとの狙いがあると説明しています。

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2.大王製紙 渡辺淳一文学館を売却

 大王製紙が北海道・札幌で運営していた「渡辺淳一文学館」を中国・青島市の出版社に売却したと報じられています。
 同館は1998年に大王製紙が社会貢献の一環で開館、展示替えなどの際は渡辺氏の監修を受け運営していたものですが、渡辺氏の逝去によりそれが出来なくなっていたため、より支援ができる相手への売却を決定したとのこと。中国では渡辺作品の人気が高く、同出版社も翻訳本を多数出版していることから、中国人観光客の一層の来館が見込まれると記事では伝えています。

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【洋紙の国外の市況/状況】

1.イギリスでプラスチック製の新紙幣流通

 イギリスのイングランド銀行が9月13日、新5ポンド紙幣を発行し、流通を開始したと報じられています。新5ポンド紙幣はプラスチック製で、同国でプラスチック製の紙幣が導入されるのはこれが初めてとのこと。プラスチック製の紙幣は紙製に比べ汚れにくく、偽造も難しいとして、同日、イングランド銀行のカーニー総裁がロンドンの屋台のカレー鍋に新紙幣を浸すパフォーマンスを披露したと記事では伝えています。

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【板紙の国内の市況/状況】

1.日本製紙 パッケージ関連の開発を発表

 日本製紙は9月、パッケージ関連の開発2種について、その詳細を発表しました。

『シールドプラス®』 『紙』なのに、酸素も香りも通さない新包装材。
食品などを包んで、中身の品質を維持し、同時に外からの匂い移りを防ぐなどの用途が考えられている。
紙製なので、環境にやさしく、紙独特の柔らかな風合いがあるのも特徴。
『SPOPS(スポップス)』 紙パックを活用した新しいシャンプー容器。
現在は使い切ったシャンプーを補充する方法としてパウチ容器から詰め替える形が主流だが、この新製品では専用ディスペンサーに牛乳パックのような形状の紙パックをセットするだけなので、差し替え時間が30秒程度で済む。
パウチ容器詰め替え方式に比べ、使い残しが減り、収納性が向上する、箱型であるため輸送時に段ボールに隙間なく梱包でき、積載効率が向上する、店頭での陳列効率が向上する、などの利点も挙げられている。

 2製品は、『シールドプラス®』の水蒸気バリア性をさらに高めた『シールドプラス®プレミア』とともに、「2016東京国際包装展」(10月4日~7日、東京ビッグサイト)に出展される予定で、その魅力・可能性を実感してほしいと、同社は来場を呼び掛けています。

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【板紙の国外の市況/状況】

1.パッケージ関連投資の動き 世界で活発

 パッケージ関連に投資する動きが世界で活発に行われています。9月に報じられたものでは、

Dunapack社
(オーストリア)
トルコのパッケージメーカー、Camis Ambalaj Sanayi社の段ボール事業を取得。
Schoellershammer社
(ドイツ)
6号機となる再生段ボール原紙のラインを立ち上げ。今年12月に稼働の予定。
Caraustar社
(アメリカ)
カリフォルニアの、主に食品産業向け折り畳み箱などを製造するカートン加工メーカーを買収。
Liqui-Box社
(アメリカ)
スペインの飲料用複合容器メーカー、Conotainer社を買収。Conotainer社はヨーロッパでワインや飲料用に特化した複合容器を製造販売する大手メーカー。
PPU社
(ロシア)
極東地域の紙・パッケージ総合工場に近代化のため26億ルーブル(約40億円)を投資。
Greatview Aseptic社
(中国)
ドイツのパッケージ工場の設備増設に2,300万ユーロ(約26億円)を投資。
Vital Paper Products社
(シンガポール)
インドの段ボール・パッケージ事業に6億ルピー(約9億円)投資。
Pregis社
(アメリカ)
イギリスの紙製保護梱包材メーカー、Easypack社を買収。
Edelmann社
(ドイツ)
アメリカの化粧品・医療品向けパッケージメーカー、Bert‐Co社を買収。
ストラエンソ社
(フィンランド)
段ボール・パッケージ事業を収益向上と競争録強化のため、フィンランド・Lahti工場に集約し、設備の新設などに1,900万ユーロ(約22億円)を投資する計画。

(円換算は華陽紙業、2016年9月16日現在のレートにて)

 日本のメーカーは主に東南アジア地域でパッケージ関連の投資を行っていますが、同様の投資が世界各国の製紙メーカーで行われ、競争環境を作り上げているようです。

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【その他の市況】

1.家庭紙 8月店頭価格は横ばい

 8月の東京地区の家庭紙店頭販売価格が横ばいとなったと報じられています。大手メーカー物のティッシュペーパー、トイレットペーパーともに7月の価格を維持したとのこと。不需要期の8月は7月よりさらに値下がりするのではと懸念する声があったため、横ばいは健闘したとも言えそうな結果ですが、荷動きは鈍く、低価格帯のティッシュペーパーの価格は下落傾向にあると、記事では伝えています。

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【印刷・製品関連】

1.大日本印刷 余剰紙の再製品化システム構築

 大日本印刷は9月16日、製品を製造する時に発生する余分な紙や余白部分を再利用する資源循環システムを構築したと発表しました。

背景 世界的な重要課題である自然資源の保全などに貢献するため、森林認証紙や再生紙の使用をさらに発展させた資源循環システムを構築。
内容 大日本印刷の工場で排出される産業古紙を回収して、株式会社日誠産業でパルプ化、そのパルプで製紙メーカーが再生紙を抄造し、大日本印刷が再製品化する。
株式会社日誠産業はアジアで初めて、リサイクルパルプ分野でFSC認証を取得した会社であり、再製品化したものには森林認証マークを付与することが可能。
従来のリサイクルとの違い 自社で排出した古紙を自社で消費する循環型のリサイクルで、森林認証マークの付与により、より付加価値の高いリサイクル製品を製造することが可能。
その他 第一弾として、大日本印刷・田辺工場の排出古紙から、同社全国拠点で使う「コースター」を再生産。
順次他の工場に広げるとともに、自社内での利用だけでなく、得意先企業へも展開していくことを検討。

 同社のこの取り組みは、「2016東京国際包装展」(10月4日~7日、東京ビッグサイト)にて紹介される予定と発表されています。

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※文中敬称略
※文章は2016年9月16日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

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