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紙の市況 (2017.1)詳細  1月10日更新分

【洋紙 国内の市況/状況】

1.1~3月産業景気予測発表

 3か月単位で日本経済新聞がまとめる産業景気予測の1~3月見通しが、1月3日付の同紙にて発表されました。国内の節約志向や資源高によるコスト上昇がマイナス要因となる一方、円安や訪日外国人の増加傾向がプラスに働くなど、業種によって悲喜こもごもな予測となっています。

広告 150710_usubiusubi 企業の広告宣伝費の伸びは限定的だが、ネット広告は引き続き伸び、配信対象を絞るシステムの活用も進む。
紙・パルプ 150416_kosamekosame 円安で原燃料コストが上昇。国内でも市況悪化。洋紙値上げが採算改善の焦点に。

 30業種中、『晴れ』と『薄日』が合わせて12業種、『曇り』『小雨』『雨』が18業種で、前回『薄日』だった「繊維・アパレル」が『曇り』になる一方、「アミューズメント」が『薄日』から『晴れ』に、「石油」が『小雨』から『曇り』に上昇しています。

判定 業種名
晴れ 旅行・ホテル 地方に行く訪日客が増え、ホテルの稼働率などに好影響。
アミューズメント 新作・話題作の発売でゲーム関連に活気。
人材派遣 派遣需要高水準続く。外国語ができる人材やIT関連、設計・開発のエンジニアなどが不足。
薄日 建設・セメント 建設は民間工事が堅調。セメントは国内低調も輸出拡大。
情報 AI・クラウドの本格化によりITサービス需要堅調。サーバー市場は縮小傾向。
通信 総務省指導の影響で一部消費者は格安スマホへのシフト。金融・決済などの新規事業は堅調の見通し。
家電 買い替え需要などが底堅い。中国系メーカーの動きに注目か。
食品・飲料 個食化進展。鍋関連、ホット飲料、ミネラル水などが売上拡大。
リース 不動産、航空機リース好調。各社新たな成長分野を開拓。国内市場に懸念材料。
ドラッグストア 訪日客需要堅調続く。地方で食品スーパーとの競合加速。春に向け花粉の飛散量が売れ行きに影響。
ネット
サービス
EC関連は堅調。まとめサイト問題で関連事業の運営見直し進む。
広告 (上記)
曇り 石油 OPECの減産合意で原油価格上昇見込み。石油製品の需要も堅調に推移。
化学 原油価格上昇がマイナス、円安がプラスに作用。
繊維・アパレル 百貨店の販売不振や消費者の低価格志向がマイナス要素。炭素繊維でも生産調整を大手が検討。
自動車 国内は持ち直し。北米は減速感強まる。
医薬 訪日客需要拡大の可能性。「セルフメディケーション税制」が追い風に。
電子部品・
半導体
中国スマホ向けの勢いと円安の行方が業績を左右。
スーパー 消費者の節約志向に対応できるかで業績が分かれる。効率的な店舗運営もカギ。
コンビニ 客数減少傾向続く。新商品の投入で需要喚起、定番商品の刷新で客単価上昇狙う。
外食 節約志向から低価格のニーズ高い。円安で輸入食材の調達コスト上昇の懸念。
小雨 鉄鋼・非鉄 東京五輪向け案件は夏ごろからの見通し。原料価格上昇で鉄鋼各社は値上げ浸透急ぐ。
マンション・住宅 郊外中心にマンション売れ行き鈍化。戸建も伸び悩み。
紙・パルプ (上記)
プラント・造船 造船は幅広い船種で受注低迷。プラントは原油価格上昇で大型案件への投資に期待。
産業・
工作機械
中国の底入れに期待。欧米は横ばい。東南アジアは堅調。国内は補助金効果に期待。
精密機械 デジカメ市場縮小。複写機・複合機も市場微減、価格低下。円安で業績は上振れ見通し。
貨物輸送 国内・海外ともに事業統合・再編相次ぐが、船舶の供給過剰は解消せず。陸ではトラック運転手不足で人件費高騰続く。
百貨店 節約志向高まり中間層の消費は厳しい状況。訪日客や富裕層の消費も急回復は期待しにくい。
電力 原発再稼働進まず経営は依然不安定。原燃料価格上昇傾向も収益圧迫要因。電力契約切り替えは限定的。

 足下では米国次期大統領の発言が自動車業界の計画に影響を与えるなどの事態も起こっており、円安の行方などを含め注視が必要な状況が続いています。

2.日経商品指数 紙・板紙前年同月比低下

 12月29日付の日本経済新聞紙上にて、素材42種の12月末の企業間取引価格指数が発表されています。前年同月比で2年ぶりのプラスとなった11月に続き、12月末の42種全体の数字も前月比2.7%、前年同月比5.0%のプラスとなっていますが、紙・板紙は前月比横ばい、前年同月比マイナスの結果となっています。

12月末指数 前月比 前年同月比
153.805 ▲1.9

 円安により製紙各社の原燃料調達コストは上昇しており、洋紙の需要低迷も相俟って収益を圧迫する状況が続いています。

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【洋紙 国外の市況/状況】

1.フランス 1月1日よりビニール袋に新たな規制

 フランスで1月1日よりビニール袋の使用に新たな規制が加わったと報じられています。すでに昨年7月より、厚さ50ミクロン以下の使い捨てレジ袋の使用禁止が実行されていましたが、これに、商品包装用で厚さ50ミクロン以下、使い捨てで堆肥化・生分解もできないものも使用が禁止される規制が実行されたとのこと。この規制により、精肉店や鮮魚店の包装用、果実や野菜の持ち帰り用ビニール袋、堆肥化できない発泡パックなども使用が禁止されることになると記事では伝えています。

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【板紙の国外の市況/状況】

1.Shandong Bohui社が150万トン増産計画

 
 中国山東省のShandong Bohui Paper社が同省にある工場の板紙の年産能力を150万トン引き上げる計画であると報じられています。環境への影響の観点から当局の認可を得る必要があるとのことですが、既に最初の認可は下りているとのこと。計画は2段階で実行され、第1段階では石膏ボード原紙50万トン、第2段階ではクラフトライナーと中芯原紙各50万トンの年産能力が引き上げられる予定であると記事では伝えています。

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【その他の市況】

1.北米産パルプ 12月積みも据え置き

 北米産パルプの12月積み対日価格が据え置きで決着したと報じられています。9月以降4か月連続の据え置きとのこと。北米のパルプメーカーが設備凍結防止のためフル生産を続けていること、8月までに新設備が稼働していることなどから供給過剰感があり、中国のパルプの引き合いが強まっても値上げが通らず、結果、対日価格にも影響したと記事では伝えています。

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【印刷・製品関連】

1.大日本印刷 POD楽譜を販売

 大日本印刷は12月12日、同社グループのトゥ・デイファクトが運営する本の通販サイト「honto」でオンデマンドの楽譜の販売を開始すると発表しました。

販売方法 「honto」通販ストアで注文を受け付け。大日本印刷が中綴じ製本の楽譜を製造し、注文から3~6営業日で配送。
背景 ①楽譜は同じ曲でも楽器などによって内容が異なるため、多品種小ロットで品切れや絶版も多い。
②電子版やプリントサービスに比べ、演奏時にページがめくりやすく、より使いやすい製本された楽譜が欲しいとのニーズがあった。
①②の事情を踏まえ、高品質な印刷・製本の楽譜を1冊からでも届けられるプリントオンデマンド楽譜の販売を決定。

 現在は株式会社リットーミュージック出版の74タイトルが対象ですが、今後はさらにラインナップを拡充し、また多様なジャンルでオンデマンドブックの品揃えの充実を図っていくと同社は発表しています。

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※文中敬称略
※文章は2017年1月6日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

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