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紙の市況 (2017.1)詳細  1月20日更新分

【洋紙 国内紙の市況/状況】

1.王子HD CNFサンプル提供拡大を発表

 王子ホールディングスは1月11日、同社独自の製法によるセルロースナノファイバーのサンプル提供を1月より本格化すると発表しました。

王子HDのCNF 同社独自の製法「リン酸エステル化法」で製造される。高い透明度、粘度を有しており、ガラス並みの透明度を持つCNF連続シートの製造にも成功している。
背景 2016年12月に王子製紙・富岡工場内に建設中だったCNFの実証生産設備が完成。
年産40トンの設備能力を有していることから、CNFサンプル供給の規模を拡大することを決定。

 王子HDは今年4月にCNFを利用した新しい増粘剤の販売開始を予定しており、その他の用途開発も幅広く展開していくと発表しています。また日本製紙は今年6月稼働予定の新しい実証生産設備の建設を進めており、今年もCNFに関する製紙各社の活発な動きが注目を集めそうです。

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2.国際紙パルプ商事 バイオマス発電燃料販売

 国際紙パルプ商事は1月11日、バイオマス発電燃料の販売開始を予定していると発表しました。

内容 2016年9月、バイオマス発電事業会社であるバイオマスパワーテクノロジーズ株式会社に出資。この会社を足掛かりに、木質チップ・ペレット・パーム椰子殻などのバイオマス発電燃料を販売する事業を開始する計画。
実施時期 2017年度予定。
その他 バイオマスパワーテクノロジーズは発電規模2000kwクラスの木質バイオマス発電所の建設を計画。平成30年1月の運転開始を予定。

 国際紙パルプ商事は既に古紙回収・販売の事業を展開しており、原料リサイクル事業に加え、バイオマス発電燃料の販売を行うことで「総合循環型企業」を目指すと発表しています。

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【洋紙の国外の市況/状況】

1.米Glatfelter社 ティーバッグ用紙を減産

 アメリカのGlatfelter社のドイツ工場がティーバッグ用紙を減産する方針であると報じられています。前提条件として、中近東諸国と西ヨーロッパでの市場が引き続き低迷すれば、と同社CEOが発言しているとのこと。ティーバッグ用紙は世界的に需要が減退しているとも報じられており、2017年、2018年に生産調整が行われれば、20人程度の人員削減も進められる方針であると記事では伝えています。

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【板紙の国内の市況/状況】

1.王子HD オーストラリアで高品質段ボール生産

 1月7日付の日本経済新聞紙上にて、王子ホールディングスがオーストラリアの新段ボール工場で高品質な段ボールを生産する計画であると報じられています。記事によれば、

・パルプ製の高品質段ボール
・古紙製に比べ、通気性が良く、湿度に強く、衛生面で優れているため、食品輸送などに向いている
・2015年12月にオーストラリアと中国2国間の自由貿易協定が発効、農産物の輸出が増えていることから、パルプ製段ボールは今後も堅調な需要が見込めると判断
・オーストラリアでは原料調達の問題からパルプ製段ボールの製造工場が限られており、この新工場稼働(今年10月予定)で生産能力が5割増える見通し

とのことで、同社は今後も海外での投資を続け、2019年3月期には海外売上高比率を35%に高める計画であると、記事では伝えています。

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【その他の市況】

1.12月も家庭紙店頭価格横ばい

 家庭紙の店頭価格が12月も横ばいとなったと報じられています。東京紙商家庭紙同業会の調べによるもので、需要期のティッシュペーパーも輸入品との価格競争が激しく横ばいで推移したとのこと。消費者の節約志向は依然続いており、低価格品では値下がりの可能性があるとの声も記事では伝えています。

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2.古紙の市中価格が上昇

 古紙の市中価格が上昇していると報じられています。1月19日付の日本経済新聞の記事によると、東京地区の古紙問屋が回収業者から購入する価格において、1月中旬の段階で段ボール古紙が前月比5%、新聞古紙が同5%、雑誌古紙が同6%程度上昇しているとのこと。

・中国でネット通販の拡大から、包装材の原料となる古紙の引き合いが増加
・日本でも、ネット通販の拡大、訪日外国人による食品・飲料の消費拡大などにより、輸送用の段ボール需要が増加
・国内の洋紙需要の低迷から、古紙供給が大きく増える可能性は低い

などを背景に需給が引き締まっており、原料価格の上昇が国内段ボールメーカーの収益を圧迫する可能性もあると記事では伝えています。

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※文中敬称略
※文章は2017年1月19日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

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