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紙の市況 (2017.2)詳細  2月28日更新分

【洋紙 国内紙の市況/状況】

1.値上げ発表

 2月21日に日本製紙と大王製紙、2月24日に三菱製紙、2月27日に北越紀州製紙と中越紙パルプ工業が、印刷・情報用紙の値上げを発表しました。(2017年2月27日現在)

メーカー 対象 値上げ幅 実施日
日本製紙
大王製紙
三菱製紙
北越紀州製紙
印刷用紙全般 15円/kg以上 2017年4月1日出荷分より
情報用紙全般 10%以上
中越パルプ工業 印刷用紙、情報用紙 15円/kg以上
背景 ・印刷・情報用紙の国内需要の低迷
・価格低下
・昨年11月より円安基調に転じた影響等による、原燃料コストの上昇

 春先からは各社工場の休転も予定されており、在庫状況を懸念する声も出ています。

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2.大王製紙 家庭紙営業益4割増の報道

 2月24日付の日本経済新聞紙上にて、大王製紙の2018年3月期の家庭紙事業の営業利益が今期見込み比4割増になる見通しであると報じられています。

・日清紡ペーパープロダクツの買収で、家庭紙国内シェア(金額ベース、紙おむつ除く)が3割弱に伸長
・訪日客増でホテルや商業施設への家庭紙の出荷が増加
・東南アジアや中国で子供用紙おむつの販売を強化

等の要因があり、日清紡PPの付加価値の高い製品を取り込んで収益を拡大する見込みと記事では伝えています。

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3.キリン 全紙類をFSC認証紙に

 2月25日付の日本経済新聞紙上にて、キリンホールディングスが国内の事業会社で使用する全ての紙類を2020年までに森林認証対応にすると報じられています。包装箱や飲料用紙パック、カタログや書類など年間10万トン以上が対象で、FSC認証を取得していない紙製品の購入を取りやめる方針とのこと。キリンは昨年4月、WWFジャパンが発表する『企業の温暖化対策ランキング』食料品業界部門で第1位を獲得しており、同社のこの決定が他の環境への関心が高い企業にも広がるかどうかにも注目が集まりそうです。

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【洋紙の国外の市況/状況】

1.スペインのスーパーでレジのペーパーレス化

 フランスの大手小売・カルフールのスペイン子会社がペーパーレスを進めていると報じられています。オフィス内での書類のデジタル化を進めるほか、運営するスーパーマーケットのレジでの紙使用を70%削減する計画とのこと。同社が配布する携帯アプリ上では、レジで紙製のレシートやクーポンを受け取らない「紙不要」のオプションが選択でき、それによってポイントやクーポンが獲得できるとのことで、今後スペインの全店舗で紙製のレシートやクーポンの発行を中止していく予定であると記事では伝えています。

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【板紙の国内の市況/状況】

1.紙・板紙2016年輸出 過去最高に

 2016年の紙・板紙の輸出量が前年比17.5%増の137万トンとなったと報じられています。これまでの最高だった2002年の実績を上回り、過去最高となったとのこと。顕著に増加したのは前年比30.4%増となった段ボール原紙で、

・中国や東南アジアでの流通資材の需要増
・アジア全域でのインターネット通販の拡大

等の要因があるとのこと。
 縮小する内需を補い、設備稼働率の向上を図るため、今後も紙・板紙の輸出量の増加は続くのではとの期待があると、記事では伝えています。

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【その他の市況】

1.ティッシュペーパー1月も販売増加

 ティッシュペーパーの1月の国内出荷量が3か月連続で前年実績を上回ったと報じられています。日本家庭紙工業会が発表した1月の国内出荷量の速報値は前年同月比2.3%増となったとのこと。

・訪日外国人増によるホテル向け業務用の出荷増
・インフルエンザの流行による家庭向け出荷の増加

が増加要因とのことで、タオル用紙も前年同月比9%増加したとのことですが、トイレットペーパーは同1.6%減で3か月ぶりに減少に転じたと記事では伝えています。

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【印刷・製品関連】

1.『週刊 鉄腕アトムを作ろう!』創刊

 「講談社創業110年記念企画」および「手塚治虫生誕90周年記念企画」として販売される『コミュニケーション・ロボット 週刊 鉄腕アトムを作ろう!』が講談社より創刊となります。

趣旨 AI時代の到来に対応し、ロボットという新しいエンターテイメント・デバイスの可能性を開拓。発話コンテンツの研究・開発を進めて、家庭用ロボットの”一家に一台”の普及を目指す。
プロジェクト 講談社、手塚プロダクション、NTTドコモ、富士ソフト、VAIOの5社共同で「ATOMプロジェクト」を始動。
第一弾として『コミュニケーション・ロボット 週刊 鉄腕アトムを作ろう!』を4月4日に創刊。全70巻を揃えると鉄腕アトムをモデルにしたキャラクターロボット・ATOMが組み立てられる。
5社分担 手塚プロダクションが監修。富士ソフトがOSとAIを設計開発。VAIOが基盤等の製造や組み立て代行サービスを担当。
NTTドコモと講談社が共同で、家族を見分け反応する「成長する会話力」の実現を目指す。
内容 全70巻を購入し、各号についてくるパーツをドライバーで組み立てるとATOMが完成。
家族や友達を顔認識で12人まで見分け、二足歩行しラジオ体操を踊る、絵本の読み聞かせやしりとり、名前を呼んでバースデーソングを歌ってくれるなどの機能がある。
NTTドコモの自然対話プラットフォームとネット経由で接続し、対応を学習して会話力を成長させていく。
凸版印刷の「Shufoo!」と連携して、近くのスーパーやお店のお得情報を告知することもできる。

 デジタル分野の貢献などで2016年11月期に3年ぶりの増収増益となった講談社は、会話のもとになるシナリオモデルの作成や出版コンテンツの開発、全体の規格や販売などを担当、5社の強みを生かして「ATOMプロジェクト」を展開していくと発表しています。

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※文中敬称略
※文章は2017年2月27日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

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