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紙の市況 (2017.3)詳細  3月31日更新分

【洋紙 国内紙の市況/状況】

1.カセイソーダ 値上げ交渉進展

 
 今回の印刷・情報用紙の値上げの理由の一つになった、製紙用にも使われる薬品、カセイソーダの値上げ交渉が大詰めを迎えていると報じられています。3月28日付の日本経済新聞によると、

値上げ幅 固形換算1キロあたり9~12円。大口向け現行価格の2割前後に相当。
背景 ・2014年以降、価格が2~3割下落。
・国内での不足感や海外市況の高止まりなど、値上げを交渉しやすい状況。
受入れ状況 官公庁入札では満額受入れ。東京都の清掃工場向けや下水道向けで10円上昇。
化学・鉄鋼各社で浸透しつつある状況。
製紙の対応 製品市況低迷を理由に製紙各社は値上げ幅や時期について交渉を継続。

とのことで、交渉は前回値上げ時よりも早いペースで進んでいるとの声も報じられています。

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2.日本製紙 紙パック用オフセット印刷機を設置

 日本製紙は3月29日、新しいオフセット枚葉印刷機を設置し竣工式を行うことを発表しました。

設置場所 茨城県石岡市 同社子会社・石岡加工株式会社内
時期 2017年4月11日 竣工式
狙い ・新型カートン上市のスピードアップ
・高品質印刷機能の付加による差別化商品の開発

 日本製紙は紙パック事業に関して、原紙の供給から加工、充填機販売・メンテナンスに至るまでのトータルでのサービス提供を目指し生産体制を再構築。今後、草加紙パックの生産停止や日本製紙リキッドパッケージプロダクト株式会社の設立、テクニカルセンターの設置などが予定されています。

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【洋紙の国外の市況/状況】

1.インド・カルナタカ 紙不足で教科書印刷に遅れ

 インド・カルナタカ州で州立学校の生徒に供給する教科書印刷に遅れが生じていると報じられています。紙不足のためで、ある印刷会社では、3,300トンの紙が必要なところ400トンしか調達できない状態であるとのこと。州全土で511種類、およそ6千万冊の教科書を印刷する必要があるとのことですが、生徒への供給は2か月程度遅れる見通しと記事では伝えています。

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【板紙の国内の市況/状況】

1.王子HD インド段ボール工場で設備増設

 3月27日付の日本経済新聞紙上にて、王子ホールディングスがインドの段ボール事業を強化すると報じられています。記事によると、

内容 インド中西部の段ボール工場に約5億円を投資。印刷機と製函基を増設。
目標 2018年初めに同工場の段ボール生産量を現在の2倍に高める。
狙い 現地の工業製品の輸送需要を取り込む。

 王子HDは東南アジアを中心にインド・オセアニアでパッケージング事業を積極的に展開しており、同地域でのトータルパッケージングサービスの実現をさらに進化させていくものと思われます。

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【その他の市況】

1.王子ネピア 家庭紙値上げ発表

 王子ネピアは3月23日、公式サイトにて家庭紙の値上げを発表しました。

対象商品 家庭紙全商品(ティッシュペーパー、トイレットペーパー、キッチンタオルなど)
値上げ幅 現行価格+10%以上
実施時期 平成29年5月1日出荷分より
理由 ・運転手不足による物流費の高騰
・円安基調による輸入原材料価格の高騰
・電力やガスなどの燃料費の上昇

 大王製紙、丸富製紙に続く家庭紙大手の値上げ発表で、他社の動向にも注目が集まっています。

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2.パルプ3月積み対日価格上昇

 北米産パルプの3月積み対日輸出価格が、前月比3%上昇したと報じられています。

・4月にカナダ大手パルプメーカーの休転が予定
・国内メーカーも5~6月は休転時期
・APPインドネシア工場の本格稼働の遅れ
・中国のパルプ在庫積み増し

等の要因があり、4月積みも値上がりするとの見方があることを記事では伝えています。

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3.日本製紙クレシア 研究所設立

 日本製紙クレシアは3月30日、ヘルスケア研究所を設立すると発表しました。

場所 東京都北区王子 日本製紙研究開発本部と連携
時期 2017年4月1日設立
意図 介護用品市場、衛生用品市場における商品開発力強化(基礎技術開発、市場分析力強化)

 ヘルスケア研究所の設立で同社は市場のニーズの変化に的確に対応した商品開発を行い、ヘルスケア事業のさらなる拡大を図っていくものとしています。

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【印刷・製品関連】

1.阪大等で紙製メモリーを開発

 3月13日付の日本経済新聞紙上にて、大阪大学の能木雅也准教授らが開発した紙製メモリーが紹介されています。記事によると

構造 銀などでできた薄い2枚の電極で、セルロースナノファイバーの記録層を挟んだもの。記録層に生成される銀の結晶の構造変化で情報を記録し、電源を切っても情報は消えない。
利点 土の上に1か月程度置くと分解され、燃えるゴミとして処分できる。
活用法 ・土の水分量や気象などの変化を測定する農業用センサーの部品として
・汗などから体調の変化を調べる使い捨てのヘルスケア用器具の部品として

 セルロースナノファイバーは製紙をはじめとする関連メーカーがその活用法の開発に力を入れており、この新たな活用法にも注目が集まりそうです。

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※文中敬称略
※文章は2017年3月30日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

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