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紙の市況 (2017.9)詳細  9月10日更新分

【洋紙 国内紙の市況/状況】

1.日経商品指数 紙・板紙、さらに上昇

 9月2日付の日本経済新聞紙上にて、日経商品指数42種の8月末値が発表されました。7月末値で前月比+5.1%、前年同月比+5.6%となった紙・板紙の指数はさらに上昇し、

品種 8月末値 前月比 前年同月比
紙・板紙 172.770 +5.6% +11.5%

と、急激な伸びを示しています。
 日本経済新聞は9月1日付の紙面で塗工紙、段ボール原紙が値上がりしていると伝え、「今後は段ボール箱の販売価格にどう転嫁するかがカギ」とする王子ホールディングス常務の言葉を紹介しています。
 一方、同記事では全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)の伸びは42種と比較し緩やかで、スーパーなどの小売店では消費者の節約志向を受けた値下がりが広がっているところもあると伝えており、同じく値上げを進めている家庭紙の価格にどう反映されるか、注目が集まりそうです。

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2.日経 日本製紙社長の言葉を紹介

 
 9月1日付の日本経済新聞紙上にて、ニュース一言の欄に日本製紙・馬城社長の言葉が紹介されています。

・今は業界再編に労力を使う時期ではない。
・「スピード重視の自助努力」で洋紙事業からの転換を図る。
・2018年、国内2工場で洋紙の生産能力を削減。
 (8月2日、公式サイトで秋田工場1号塗工機と石巻工場2号塗工機の2018年5月の停機を発表)

との主旨で、自社の全社的な努力で構造改革を進める方針を表明しています。

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3.展示会情報

 9月に入り、製紙各社が各種展示会への参加・開催を発表しています。

展示会名 エヌプラス~新たな価値をプラスする材料・機械・技術の展示会~
内容 製品に高機能化・高付加価値化をプラスする素材・材料、機械・工具、加工技術を提案する展示会。
会期 2017年9月13日(水)~15日(金)
10:00~17:00
会場 東京ビッグサイト 東ホール
備考 三菱製紙が出展を発表。セルロース繊維強化樹脂複合材料や再生炭素繊維シートなどの機能材を出展予定。
阿波製紙、中越パルプ工業、合同インキ、丸紅なども出展予定。
展示会名 JAPAN PACK 2017 日本国際包装機械展
内容 「新しい包程式、ここに集まる。」をテーマとし、包装機械、包装材料、製造加工関連機器、流通関連機器などの新製品、新技術を紹介する展示会。
会期 2017年10月3日(火)~6日(金)
10:00~17:00
会場 東京ビッグサイト 東ホール
備考 大王製紙が出展を発表。包装ラインの「省人化・省力化のトータルコーディネート」をコンセプトにした新型製函機やパッケージ製品などを出展予定。
展示会名 TSUNAGU GALLERY X EDGE of PAPER
内容 国際紙パルプ商事本社エントランスで行われる、同社の広報誌「TSUNAGU」との連動企画展示の第4弾。
和紙や関連雑貨の企画・製造・販売を手掛ける株式会社大直の新素材「ナオロン」を使った商品を展示。
大直の雑貨ブランド「SIWA|紙和」の他、ハンドメイドフラワー「PAPER EDEN」、ペーパーアクセサリー「AYUKO HISHIKAWA Paper Accessory」など。
会期 2017年9月4日(月)~10月27日(金) 平日のみ
9:00~17:00
会場 国際紙パルプ商事株式会社 本社ビル1階エントランス

 各社、新製品、新技術を用意して多数の来場を呼び掛けています。

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4.宅配大手の値上げ出そろう

 日本郵便は9月5日、各種サービスの改善とともに、宅配便「ゆうパック」の値上げを発表しました。大手3社の個人向け宅配便の料金改定が出揃ったとのことで、9月6日付の日本経済新聞に掲載された比較表によると、

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となるとのこと。
 トラック運転手の不足やそれによる人件費高騰など、物流コストの増加を転嫁するもので、ゆうパックの9割を占める企業向けには割引料金が適用されているとのことですが、大口顧客向けの値上げ交渉も「概ね理解を得ている」との日本郵便社長の言葉が記事では紹介されており、今後も物流コスト増の影響が関心を集めそうです。

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【洋紙の国外の市況/状況】

1.ブラジルEldorado社 APPグループ企業取得が決定

 複数企業が取得に名乗りを上げ、帰趨に注目が集まっていたブラジルのパルプメーカー、Eldorado社がAPPのグループ企業に買収されることが決定したと報じられています。Eldorado社はブラジルで晒ユーカリパルプを製造するメーカーで年産は170万トン。同社を買収するAPPグループ企業のPE社は年産200万トンのパルプメーカーであると記事では伝えています。

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【板紙の国外の市況/状況】

1.永豊余 板紙新ラインを稼働

 台湾の永豊余社が板紙の新ラインで商業生産を開始したと報じられています。年産30万トンの再生コルゲーターマシンで、主に国内で回収された古紙100%を原料に使用しているとのこと。同社の板紙事業にはかつて日本製紙グループが資本出資していた経緯がありますが、2013年に資本提携は解消されています。

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【その他の市況】

1.9月積みの古紙輸出が見送り

 8月31日付の日本経済新聞紙上にて、関東製紙原料直納商工組合が9月積みの古紙輸出を見送る決定をしたと報じられています。輸出見送りは2012年8月以来約5年ぶりとのこと。中国政府が、

①自国内製紙工場に環境規制を強化→違反企業には古紙の輸入を認めない。
②年内に雑古紙の輸入を禁止。

との姿勢を取っていることから現地の商社が購入を控え、契約が成立しなかったと伝えられる一方、中国国内の古紙の需要が旺盛な状況は続いているとも報じられており、古紙市況の先行きに関しては高低両方の見方があると記事では伝えています。

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【印刷・製品関連】

1.ユニ・チャーム 紙おむつ再生で電気も

  9月1日付の日本経済新聞紙上にて、ユニ・チャームが紙おむつの再生過程で電気を生み出すことに成功したと報じられました。記事によると、

概要 広島大学との共同開発で、ユニ・チャームが特許を取得。
使用済み紙おむつを水で分解、オゾン処理して再生パルプを得るとともに、廃水中の有機物を微生物に分解させる仕組みを利用して電気を発生させることにも成功。
利点 大半が焼却処分される使用済み紙おむつの回収・再資源化を進めるとともに、発生した電気をリサイクル用プラントの稼働に活用し、エネルギー効率を高める。
今後の計画 実証実験を進め、発電効率を高めて、プラント稼働に活用するなど実用に供するものに昇華する計画。

 同社は紙おむつリサイクルの普及を期して鹿児島県志布志市などと実証試験に取り組んでおり、プラントの省エネ化でリサイクル工程伝帯の環境負荷低減も実現できると記事では伝えています。

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※文中敬称略
※文章は2017年9月6日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

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