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紙の市況 (2017.12)詳細  12月10日更新分

【洋紙 国内紙の市況/状況】

1.カセイソーダ 値上げ表明続く

 11月21日に報道された旭硝子に続き、カネカと信越化学工業がカセイソーダの国内向け価格値上げを発表しました。3社の発表などによると、

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 12月1日付の日本経済新聞によれば、トクヤマも年内に値上げ表明の見通しで、この4社で国内生産能力の5割を占めるとのこと。
 国内での堅調な需要や、アジア市場での需要増、中国の環境規制による供給減などを背景に今後も国内外で需給が逼迫した状況が続くとみられており、これまで今年2度目の値上げの実現に懐疑的な見方を伝えていた日本経済新聞も、12月1日の紙面では、中小メーカーも大手の値上げに追随するとの見方を示しています。

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2.日本製紙パピリア ISO22000取得

 日本製紙パピリアは11月30日、同社の高知工場などがISO22000を取得したと発表しました。公式サイトの発表によると、

ISO22000 食品の安全な生産・流通・販売を実現するための仕組みに関する国際規格
登録組織 日本製紙パピリア・高知工場と、グループ会社の高知化工
登録範囲 食品に接する液体ろ過紙及び食品包装紙の製造。
登録日 2017年9月28日
背景 同社高知工場は飲料フィルターや食品包装紙など食品に関する紙製品が多く、認証取得と維持・向上の過程で、よりお客様から食品の安全に関する信頼を得られるようスキルアップするため。

 高知工場は1886年操業開始、長年の技術力を武器に付加価値の高い紙製品を生産しながら、「ISO9001」「ISO14001」を取得し高品質と環境負荷低減の両立に取り組んでいる工場であると同社は紹介しています。

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3.年賀はがき 投函時期に注意呼びかけ

 2018年の年賀はがきの投函時期について注意が呼びかけられています。今年6月、通常はがきの料金が52円から62円に改定されましたが、年賀はがきは投函期間限定で52円に据え置かれたことから、

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と、投函期間によって料金に違いがあるシステムとなっているためです。
 12月14日以前、あるいは1月8日以降に52円の年賀はがきを投函してしまった場合には、料金不足で差し戻される、あるいは、不足分10円が届け先に請求されるなどの不都合が生じるほか、喪中はがきは62円、私製はがきは、年賀と書かれたものが期間内に投函されれば52円、年賀と書かれていなかったり期間内に投函されなかった場合は62円、など、種類によっても料金に違いがある分かりにくいシステムとなっており、日本郵便は公式サイトで投函期間などに注意するよう呼びかけています。

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【洋紙の国外の市況/状況】

1.中国造紙協会が2017年需給見通しを発表

 中国造紙協会が2017年の需給見通しを発表したと報じられています。発表によれば2017年通年の紙・板紙合計生産量は前年比2.3%増、消費量は同3.6%増の見通しとのこと。品種別では非塗工紙の消費量が同2.7%増、塗工紙が3.5%増、ライナーが5.3%増、中芯原紙が5.2%増の見通しで、紙・板紙ともに消費量が増加した見通しとなっていると伝えられています。

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【板紙の国内の市況/状況】

1.レンゴー セロファンの価格改定を発表

 レンゴーは12月4日、セロファン製品の値上げを発表しました。公式サイトの発表によると、

対象品目 一般セロファン及び乳白セロファン全品種
値上げ幅 500円/連(一般セロファン換算)
値上げ時期 2018年1月1日納入分より

 セロファンは木材パルプを薬品で加工し成形することで作られる透明なフィルムですが、昨今の薬品価格や物流経費等の上昇が収益を圧迫しているとして、同社は価格改定への理解を求めています。

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【板紙の国外の市況/状況】

1.王子HD インドに段ボール新工場

 王子ホールディングスは12月4日、東南アジア・インド地域のパッケージ拠点としては29か所目となる段ボール工場の新設を発表しました。公式サイトの発表によると、

場所 インド タミル・ナドゥ州
生産品目 第1期として、重量物包装用段ボール。
2019年末までに一般段ボール用の製造設備を設置する予定。
営業開始 第1期が2018年12月稼働予定。

 同社は既にタミル・ナドゥ州のチェンナイに営業所を開設し、同地の輸出に対応した重量物包装用段ボールの供給を開始していますが、新工場の建設でよりお客様のニーズに合わせた包装資材を供給していくと説明しています。

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【その他の市況】

1.段ボール古紙輸出 12月積みは1割高

 12月6日付の日本経済新聞紙上にて、関東製紙原料直納商工組合が輸出する段ボール古紙の12月積み価格が前月比1割高で成約したと報じられています。中国政府の環境規制の影響で段ボール古紙の輸出は2か月連続不成立、11月積みで再開したものの直近ピークの26%減の価格と低調だったものが、12月積みでさらに上昇したとのこと。

・中国内の電子商取引や通販の普及はなお伸びる見通し。
・国内の旺盛な需要に応じ、中国政府が18年の古紙の輸入枠を認める可能性。

などから段ボール古紙輸出は再び盛り上がり、輸出の拡大が国内古紙価格の上昇につながって製紙メーカーの収益を圧迫する可能性もあると記事では伝えています。

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2.大王製紙など 中国販売でアリババと提携

 12月7日付の日本経済新聞紙上にて、大王製紙とピジョンが中国インターネット通販最大手のアリババと、中国内のベビー用品の販売で提携したと報じられています。記事によれば、

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とのことで、リアルとネットの両面から消費者の開拓につなげる計画であるとのこと。
 大王製紙とピジョンは既に11月より北京市や上海市の5か所の子ども向けスペースで商品提供を開始、アリババは同様のスペースを2019年までに1,000か所に増やす方針とのことで、大王製紙などもスペース数の増加に応じて商品提供を増やす計画であると記事では伝えています。

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【印刷・製品関連】

1.凸版印刷 「シールドプラス」使用のバリア製品開発

  凸版印刷と日本製紙は12月7日、日本製紙の紙製バリア素材「シールドプラス」に凸版印刷の技術を組み合わせて、バリア性を有する紙製包装材の新製品を開発したと発表しました。

内容 日本製紙の「シールドプラス」を基材として使用した紙製包装材。
紙自体に酸素や水蒸気を通さないバリア性があり、従来使用していたアルミ箔を使う必要がなくなる。
利点 ①紙製であるため、製造負荷や環境負荷の低減が期待できる。
②紙本来の風合いを生かしたパッケージデザインが可能。
③デジタル印刷向きで、納期短縮や小ロット対応が可能。
④日本経済新聞の記事によれば、アルミを使わないため、包装後に金属探知機での異物混入検査が可能。
今後の予定 2018年春より、食品・トイレタリー業界向けにサンプル出荷開始。

 凸版印刷は2019年の量産化に向け開発を進め、また、今後も新しい包材向けバリア紙の開発を続けてラインナップの充実を図るとしています。

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※文中敬称略
※文章は2017年12月7日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

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