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紙の市況 (2018.1)詳細  1月10日更新分

【洋紙 国内紙の市況/状況】

1.1~3月産業景気予測発表

 新年を迎え、日本経済新聞まとめの産業景気予測の1~3月見通しが、1月4日付の同紙に掲載されました。

広告 薄日⇒薄日 ネット広告の2桁の伸びが他の媒体の減少を補填。動画広告の急増で広告単価上昇や制作費増加などの影響。平昌冬季五輪効果に期待感。
紙・パルプ 雨⇒雨 洋紙需要減や価格競争の継続で値上げ効果は限定的。円安により原燃料コストが上昇。段ボール原紙などの値上げに収益押し上げ効果。

 『晴れ』『薄日』は18業種。世界景気の改善や輸出増が精密機械をはじめとする製造業には好材料も、国内消費は力強さに欠けると分析されています。

判定 業種名・予想
晴れ 化学 世界の化成品需要が堅調。中国の環境規制で市況も高止まり。原油は上昇基調。
建設・セメント 国内建設受注は五輪以降も堅調。資材価格の上昇で収益改善は止まる可能性。セメントは国内外ともに好調。
産業・
工作機械
中国市場は良好で好調な伸びが継続。他地域の市場も自動車や半導体関連で堅調な需要の見込み。
電子部品・
半導体
スマホ、ゲーム機、自動車向けなどが好調で、電子部品は1割程度の受注増見込み。半導体はデータセンター向けのメモリー需要が継続。設備投資も旺盛だが供給過剰リスクも。
旅行・ホテル 株高など背景に堅調。訪日客関連ビジネスも広がり。訪日客目当てのホテル新設も旺盛。
アミューズメント 全国でVR体験施設が増加。PS、スイッチは好調も、スマホゲームは市場横ばい。
人材派遣 働き方改革の影響で派遣社員は各分野で引き合い増。一般事務の経験者は時給も上昇傾向。
薄日 11 鉄鋼・非鉄 鋼材需要が堅調で大手業績が急回復。非鉄も自動車・電子材料向けが好調。
石油 国内の石油製品は安値競争が改善し堅調。OPECの協調減産継続で原油価格も安定。
情報 企業のIoT関連投資進む。トヨタで工場にIoTを導入。製造業で同様の動き。
家電 テレビなどの買い替え需要が高まる気配。AI搭載スピーカーと連携する家電での相乗効果にも期待。
通信 iPhone最新機種販売好調。各社新規契約数も順調に推移。弱小の格安スマホには再編の波。
食品・飲料 個食化や健康志向に対応した商品が好調の見通し。気温低下でホット飲料に需要。
精密機械 「インスタグラム」などの影響でデジカメ販売が増加。スマホに無い機能などがユーザーを魅了。
リース マイナス金利政策で銀行融資との競争激化。国内では不動産や医療分野、海外では環境・情報分野での業務提携やM&Aに商機。
ドラッグストア 食品、医薬品、季節商品に販売拡大の見込み。訪日客消費も追い風で、春節需要にも期待。
ネット
サービス
実店舗でのスマホ決済に拡大の兆し。ネット通販は運賃値上げがマイナス材料。
広告 (上記)
曇り マンション・住宅 首都圏新築マンションは高止まりも、郊外物件は苦戦続く。関西圏は好調。戸建ては割安感、好立地の物件が堅調。
繊維・アパレル 衣料用繊維は原料高騰で採算悪化。産業用は自動車、紙おむつ材料などが堅調。アパレルは百貨店向けが厳しく、天候頼みの側面も。
自動車 国内は完成検査不正問題の影響で販売に不透明さ。軽は持ち直し続く。米国は乗用車不調。中国は好調続く。
プラント・造船 プラント業界でLNGなどの新規案件。造船業界は船価底打ちの兆し。SOx規制強化対応で新造船や既存船の改修需要が本格化。
百貨店 判定は小雨から曇りへ上昇。時計、宝飾品、化粧品などが販売回復。都市部の大型店の訪日客需要も化粧品、服飾雑貨、食品などで販売増。
医薬 2018年度からの適用見込みの薬価の毎年改定の影響で、製薬会社に明暗。薬の費用対効果を薬価に反映する仕組みも厚労省で検討中。
スーパー 2017年の天候不順による野菜価格上昇が売上を下支え。人手不足でセミセルフレジの導入が進み、一時的な収益圧迫要因に。
コンビニ 出店拡大で市場全体は伸びるも、既存店は伸び悩み。人手不足なども影響し経営環境は悪化。異業種サービスを取り込む動きも。
小雨 貨物輸送 個人向け、法人向け値上げ実施も、人手不足は深刻でコスト増。海運は中国経済の好調を背景に荷動きは良いが、コンテナ船の運賃上昇は鈍い。
外食 業界全体で値上げ相次ぎ、節約志向の根強い消費者離れを招く可能性も。
電力 各社主力燃料のLNGは下落傾向も、収益改善のカギを握る原発再稼働は遅れる予定。大手や新電力で地域を越えた顧客争奪戦。
紙・パルプ (上記)

 紙・パルプは長らく『小雨』が続いていましたが、原燃料コストの上昇、洋紙需要減、価格競争などから、前期実績評価、1~3月予測、ともに『雨』と、環境は一層厳しくなっています。

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2.日経商品指数 紙・板紙前月比横ばい

 12月29日付の日本経済新聞紙上にて、12月末の日経商品指数が発表されました。記事によると、

180110_ss001

とのことで、42種全体では前年比で14か月連続の上昇となっていますが、紙・板紙の指数は
180110_ss002
とここ3か月は横ばいを続けています。
 年末にカセイソーダ製造各社が値上げを表明しており、古紙などを含めた原燃料や薬品価格の動向が今年も紙・板紙の指数に影響を与えそうです。

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【洋紙の国外の市況/状況】

1.中国数社 春節前後の休転計画を発表

 中国の複数の製紙会社が春節前後の休転計画を発表していると報じられています。2018年の春節は2月16日ですが、玖龍紙業は2月26日から泉州工場の2機を18日間保守休転、理文造紙は12月末5日間に4機を休転したとのこと。2017年末から春節直後までの期間で54万4千トン分が休転により減産される計算になると記事では報じています。

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【板紙の国内の市況/状況】

1.ワールドスターコンテスト2018 王子グループとレンゴーで受賞作品

 優れたパッケージ技術やデザインなどを世界に紹介することを目的に開催されている『ワールドスター賞』を、王子グループの2社とレンゴーが受賞したと、各社の公式サイトで発表されています。サイトの発表によると、

ワールドスター賞 世界包装機構が主催。使いやすさ、デザイン、環境面への配慮などで優れたパッケージを表彰し、その最新技術やアイデアを世界に紹介・普及することを目的としている。
王子コンテナー スズキと共同開発した、自動車エンジンの固定段ボール、輸送ラックで受賞。コストダウンやリードタイム短縮、専用ラックの過剰在庫の抑制などに貢献。
王子産業資材マネジメント サンドイッチの袋のラベルを無くし、袋に直接印字できる技術の開発で受賞。ラベルがなくなったことで開封が容易になり、サンドイッチの種類ごとにラベルを在庫する必要もなくなるなどのコストダウンも実現。
レンゴー ビール缶と貯湯タンクのパッケージ2点で受賞。
ビール缶パッケージは輸送用段ボールが冷蔵庫でストッカーの役目も果たす、遊び心にあふれた製品。
貯湯タンクパッケージでは必要最低限の部分のみをカバーする仕様でありながら、必要な強度を確保し、環境保全やコストパフォーマンス、梱包作業性の向上を実現。

 今年度は38か国318点の応募から200点が受賞したとのことで、日本からは26点が賞を獲得したと王子HDの発表にて紹介されています。

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【その他の市況】

1.中国古紙輸入枠 初回許可分の半分を玖龍紙業が確保

 中国政府が2018年の初回の許可分として設定した古紙輸入枠227万トンのうち約110万トンを玖龍紙業が取得する予定であると報じられています。同社は世界第2位の板紙メーカーで、政府により輸入が禁じられている雑古紙をを除く各種の古紙を枠内で輸入する予定であるとのこと。227万トンは中国が2018年1年間で輸入すると想定されている合計数量の10~12%に当たると記事では伝えています。

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【印刷・製品関連】

1.「GOLFコミック」が休刊

 12月29日付の日本経済新聞紙上にて、秋田書店発行の「GOLFコミック」が12月28日発売の2018年2月号を最後に休刊することが分かったと報じられています。同誌は1984年9月創刊の老舗ゴルフ漫画雑誌で、「あしたのジョー」などで知られる漫画家のちばてつやさんが30年以上表紙を描き続けたことでも有名とのこと。同社は休刊の理由を「昨今のゴルフ環境、市場環境の変化の中、一定の役割を終えたとの決断に至った」と説明していると記事では紹介しています。

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※文中敬称略
※文章は2018年1月9日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

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