岐阜の印刷用紙・情報用紙・再生紙・上質紙のことならお任せ下さい。

市況情報

  • ちょっといい話
  • 市況情報
  • 商品情報
  • 印刷情報

紙の市況 (2018.1)詳細  1月20日更新分

【洋紙 国内紙の市況/状況】

1.北上製紙の事業撤退を発表

 日本製紙は1月16日、同社子会社の北上製紙株式会社が全ての事業から撤退することを決議したと発表しました。同社の発表や日本経済新聞の記事によると、

撤退理由 古紙をはじめとする原燃料価格の高騰から、収益改善、安定した黒字化の達成は困難と判断したため。
撤退社名 北上製紙株式会社
所在地 岩手県一関市
事業内容 段ボール原紙、新聞用紙等の製造・販売
事業撤退日 平成30年7月31日
撤退後の予定 会社を解散・清算する方向で検討。時期は未定。

 北上製紙が主に製造販売している段ボール原紙は2018年も需要が好調と予測されていますが、中国での古紙需要増加から原料古紙価格が値上がりし、同社は4期連続で営業・最終赤字に陥っていたとのこと。昨秋の党大会前から古紙の調達を控えていた中国が再度旺盛な調達に転ずるとの見方から、古紙価格は2018年も上昇すると見る向きもあり、段ボール原紙製造各社の収益がさらに圧迫される可能性があると指摘する声も出ています。

space
space

2.三菱製紙 「page2018」出展を発表

 三菱製紙は1月16日、「page2018」への出展を発表しました。

名称 page2018
内容 印刷メディアビジネスの総合イベント。公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)主催。今年で31回目の開催となる。
今年のテーマは「アライアンスNEXT」。印刷ビジネスに関わる広い業種の各社が、各自の強みを生かして協力し合い、ダイナミックな印刷ビジネスを展開することなどが想定されている。
開催日 2018年2月7日~9日 10:00~17:00
場所 サンシャインコンベンションセンター(東京・池袋)
三菱製紙の展示 環境に優しく低コストな製版システムや製本機、ユニークな後加工機などを展示予定。

 同展示会では印刷ビジネスの未来の可能性や注目の新技術などを紹介するカンファレンスやセミナーなども開催予定で、顧客拡大や情報交換の場として活用いただけると来場を呼び掛けています。

space
space

【洋紙の国外の市況/状況】

1.アイスランド社 プラスチック包装全廃の計画

 イギリス大手の冷凍食品専門小売店、アイスランド社が同社オリジナルブランド商品でプラスチック包装を全廃する計画であると報じられています。既に作業を始めており、2023年までに完了させる予定であるとのこと。代替として紙パルプトレイや紙袋の採用が考えられており、リサイクルすることで環境負荷を低減する包括的なパッケージを作成する予定だと記事では伝えています。

space
space

【板紙の国外の市況/状況】

1.中国で複数のコートアイボリーメーカーが休転

 中国でコートアイボリーなどを生産する複数のメーカーが休転を計画していると報じられています。APP中国や晨鳴紙業などの短期の停機措置が伝えられており、約14万5千トンが減産される予定とのこと。需要減退への対応が理由と報じられる一方で、APP中国はコートアイボリー、食品包装用板紙向けの合計年産180万トンとなる板紙ライン2機を欽州市に増設する計画があると別の記事では伝えられています。

space
space

【その他の市況】

1.家庭紙 横ばい5か月

 家庭紙の店頭価格が12月調査でも引き続き横ばいとなったと報じられています。東京紙商家庭紙同業会のまとめによるもので、横ばいは5か月連続。製紙各社が価格維持に配慮している影響と、1月18日付の日本経済新聞では分析されています。

space
space

2.古紙価格 問屋向け12月は横ばい

 1月17日付の日本経済新聞紙上にて、古紙の12月の問屋向け販売価格が横ばいとなったと報じられています。東京都資源回収事業協同組合のまとめによるもので、秋口からの中国の輸入減少による輸出価格の下落が影響しているとのこと。
 中国当局は昨年末、大方の予想より緩和された条件で新しい古紙輸入許可の発行を始めており、東南アジア各国でも段ボール原紙生産設備の拡張が伝えられることから、アジア地域での古紙需要はさらに伸び、国際市況も上昇するとの声があると13日の日本経済新聞紙上では報じられています。

space
space

【印刷・製品関連】

1.クラウドファンディングで出版 幻冬舎

 幻冬舎は12月27日、クラウドファンディングサイトを運営する株式会社CAMPFIREと共同で新会社を設立すると発表しました。公式サイトの発表などで披露されている構想や、同日の日本経済新聞の記事によると、

新会社名 株式会社エクソダス
事業内容 クラウドパブリッシング・プラットフォームの提供。
個人や出版社などから出版企画を募集、CAMPFIREが提供するサイトでクラウドファンディングによって資金援助を募り、出資者は見返りとして出来上がった出版物や収益の一部などを受け取る。幻冬舎は企画力や編集力、宣伝力を提供する。
設立年月日 2018年1月末日予定

 コンテンツを中心に扱うクラウドファンディングプラットフォームとして日本経済新聞では「グリーンファンディング」が紹介されており、これまでに100件の出版関連プロジェクトを掲載して、うち9割以上が資金調達に成功。同サイト内に大日本印刷が開設する出版特化サイトでは2013年以降約40件のプロジェクトが成立しているとのこと。出版不況が叫ばれるなか、新会社が潜在する出版ニーズにこれまでとは違う新しいサービスを提供し支持を得ることができるか、注目が集まりそうです。

space
space

このページのトップへ

space
space
space

※文中敬称略
※文章は2018年1月18日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。

関連する記事

CONTACT より詳しい情報をお求めの方は、お問い合わせ、もしくは、担当営業までまで、ご遠慮なくお申し付け下さい。

お問い合わせ

PAGE TOP