【洋紙 国内紙の市況/状況】
王子マテリアは3月30日、包装用紙の値上げを発表しました。
原燃料、諸資材、物流費の上昇が自助努力で対応できる域を超えたとして、同社は値上げに理解を求めています。
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日本経済新聞は4月2日、産業景気予測の4~6月見通しを発表しました。
『晴れ』『薄日』の業種は1~3月と同じ18業種ですが、スマートフォンの伸びの減速や4月からの制度改正の影響で、「電子部品・半導体」が『晴れ』から『薄日』に、「医薬」が『曇り』から『小雨』に引き下げられています。
『雨』が続く紙・パルプ業界では、好調なパルプ販売や海外輸出への関わり方が製紙各社の明暗を分ける状況となっています。
3月31日付の日本経済新聞紙上にて、素材の3月末の企業間取引価格を指数化した日経商品指数42種が発表されました。紙・板紙は前月比横ばい、前年同月比では6.0%の上昇となっており、他の素材も前年同月比では上昇の結果となっています。 地政学リスクなどから2018年は17年よりも円高で推移しそうとの見方があり、国内の素材市況は軟調との分析があると、記事では紹介されています。
北越紀州製紙は3月30日、7月1日より社名を「北越コーポレーション株式会社に変更すると発表しました。既に4月1日より通称として新商号の使用を開始しています。従来の製紙だけではなく、原料林の育成から紙加工・販売事業まで領域を広げており、さらに拡大してグローバル企業として名実ともに持続的な成長を続けるためと、同社は名称変更の理由を説明しています。
【洋紙の国外の市況/状況】
米マクドナルド社がイギリスの店舗でプラスチックのストローを撤廃する試みを始めると報じられています。5月より一部の店舗で紙ストローに変更するとのこと。同社はプラスチックの使用量削減のため包装資材を変更する取り組みを以前より続けており、これまで手つかずだったストローにもその試みが及んできたと記事では伝えています。
【その他の市況】
ブラジルのパルプメーカー、Klabin社のオルティゲイラ工場で、休転後の再稼働に遅れが生じていると報じられています。3月21日までの12日間の定期修繕で、ボイラーに問題が見つかったとのこと。既に2万5千トン分のパルプが減産されているとのことで、パルプ市況に影響するかどうかが懸念されます。
【印刷・製品関連】
3月31日の日本経済新聞紙上にて、楽天が出版取次3位の大阪屋栗田を買収する計画であると報じられています。記事によると、
アマゾンが出版社からの直接仕入れを増やす一方、取次会社が書店を取得する動きもあり、出版流通の構図に変化が生じています。
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※文中敬称略 ※文章は2018年4月9日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。
2019-02-20
当社経営計画発表会ご来賓のお話 王子製紙様(2019年)
紙の市況 (2019.2)
紙の市況 (2019.2)詳細 2月20日更新分
2019年1月 品種別販売実績表 [全国版]
2019-02-08
紙の市況 (2019.2)詳細 2月10日更新分
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【洋紙 国内紙の市況/状況】
王子マテリアは3月30日、包装用紙の値上げを発表しました。
原燃料、諸資材、物流費の上昇が自助努力で対応できる域を超えたとして、同社は値上げに理解を求めています。
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日本経済新聞は4月2日、産業景気予測の4~6月見通しを発表しました。
『晴れ』『薄日』の業種は1~3月と同じ18業種ですが、スマートフォンの伸びの減速や4月からの制度改正の影響で、「電子部品・半導体」が『晴れ』から『薄日』に、「医薬」が『曇り』から『小雨』に引き下げられています。
工作機械
半導体
サービス
『雨』が続く紙・パルプ業界では、好調なパルプ販売や海外輸出への関わり方が製紙各社の明暗を分ける状況となっています。
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3月31日付の日本経済新聞紙上にて、素材の3月末の企業間取引価格を指数化した日経商品指数42種が発表されました。紙・板紙は前月比横ばい、前年同月比では6.0%の上昇となっており、他の素材も前年同月比では上昇の結果となっています。
地政学リスクなどから2018年は17年よりも円高で推移しそうとの見方があり、国内の素材市況は軟調との分析があると、記事では紹介されています。
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北越紀州製紙は3月30日、7月1日より社名を「北越コーポレーション株式会社に変更すると発表しました。既に4月1日より通称として新商号の使用を開始しています。従来の製紙だけではなく、原料林の育成から紙加工・販売事業まで領域を広げており、さらに拡大してグローバル企業として名実ともに持続的な成長を続けるためと、同社は名称変更の理由を説明しています。
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【洋紙の国外の市況/状況】
米マクドナルド社がイギリスの店舗でプラスチックのストローを撤廃する試みを始めると報じられています。5月より一部の店舗で紙ストローに変更するとのこと。同社はプラスチックの使用量削減のため包装資材を変更する取り組みを以前より続けており、これまで手つかずだったストローにもその試みが及んできたと記事では伝えています。
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【その他の市況】
ブラジルのパルプメーカー、Klabin社のオルティゲイラ工場で、休転後の再稼働に遅れが生じていると報じられています。3月21日までの12日間の定期修繕で、ボイラーに問題が見つかったとのこと。既に2万5千トン分のパルプが減産されているとのことで、パルプ市況に影響するかどうかが懸念されます。
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【印刷・製品関連】
3月31日の日本経済新聞紙上にて、楽天が出版取次3位の大阪屋栗田を買収する計画であると報じられています。記事によると、
商号は「楽天」を含むものとなり、役員も楽天より派遣される。
楽天が運営するネット書店と、大阪屋栗田が取引する2,000以上の書店との連携を強化し、販売予測の精度を高めて書籍販売の落ち込みを食い止める方針。
アマゾンが出版社からの直接仕入れを増やす一方、取次会社が書店を取得する動きもあり、出版流通の構図に変化が生じています。
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※文中敬称略
※文章は2018年4月9日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。