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紙の市況(2020.4)詳細 4月20日更新分

【洋紙 国内の紙の市況/状況】

1.紙需要、『四重苦』の報道

 4月15日付の日本経済新聞紙上にて、『四重苦』により紙需要が減少していると報じられています。記事によると、

『五輪延期』『イベント・外出自粛』 五輪向けパンフレットや競技会場地図、イベント・旅行のパンフレット、新聞折込チラシなど、関連の商業印刷や商業印刷向け洋紙の需要に打撃。折込チラシは消費増税の影響で減少していたが、新型コロナウイルスの影響で2月の塾・予備校向け、3月は全般に減少幅が拡大している。
『テレワーク』『学校休校』 在宅勤務の広がりなどで企業向けコピー用紙の出荷が落ち込み。10%前後減少の声も。

と、新型コロナウイルスの感染拡大により直接的な影響を受ける飲食や観光業等に続き、その業界から仕事を受ける紙業界にも影響が広がっている様子が報じられています。
 製紙各社は2018年末からの印刷・情報用紙の値上げ以降、価格を維持していますが、値上げによる需要家の紙使用量削減の動きをコロナ禍の影響が加速するのではと記事では懸念を表明しています。


【その他の市況/状況】

1.古紙 一段の下落

 4月11日付の日本経済新聞紙上にて、古紙の国内価格が一段と下落したと報じられています。古紙問屋が回収業者から仕入れる買値が、段ボール・新聞・雑誌古紙、各々で、前月比0.5円の下落となったとのこと。
 新型コロナウイルスの感染拡大により、

・中国から日本への輸出が滞り、帰り便のコンテナ船の確保が困難に。
・東南アジアにおける港の封鎖、荷動きの停滞
・日本国内からの自動車部品などの輸出停滞
・訪日客減によるお土産用の菓子箱や日用品向け段ボールの需要減少
・日本国内での「巣ごもり」消費により加工食品・日用品・宅配用の段ボールの需要は増えたが、家庭から出る段ボールの発生量も増加。

といった、従来に追加する要因も出てきており、今後も古紙の市況は予測が困難な状況であると報じられています。


2.家庭紙 3月店頭価格は横ばい

 4月10日付の日本経済新聞紙上にて、ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの3月の店頭価格が横ばいとなった報じられています。2月後半からの駆け込み需要の動きから小売店が商品供給を優先し、特売が控えられたとのこと。
 ただ、駆け込み需要はあくまでも一時的な動きであり、反動減も考えられるため、4月以降の需要の落ち込みを懸念する声も聞かれています。


【印刷・製品関連】

1.凸版 使用済み紙おむつリサイクルで協業

 凸版印刷は4月7日、使用済み紙おむつのリサイクルで、住友重機械エンバイロメント、トータルケア・システムとの協業を開始したと発表しました。同社公式サイトの発表によると、

内容 使用済み紙おむつのリサイクルシステムの構築と事業化に関して、3社で協議検討を開始することで合意。
役割 凸版がシステムのプロセスコントロールや用途開発、販売、トータルケア・システムがリサイクル技術、住友重機械エンバイロメントが水溶化処理設備のプラント設計・施工などを担当する。

 近年、日本の高齢化の進行に伴い、使用済み紙おむつの廃棄物の増加問題が深刻化することが予想されると、今回の協議開始について同社はその背景を説明しています。


※文中敬称略
※文章は2020年4月21日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。