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華陽ニュース

紙の市況(2020.9)詳細 9月30日更新分

【洋紙 国内の紙の市況/状況】

1.王子HD 紙容器で合弁会社

 王子ホールディングスは9月18日、紙容器事業に関する合弁契約を締結したと発表しました。同社サイトの発表によると、

合弁相手 石塚硝子株式会社
内容・目的 石塚硝子が有する紙容器関連事業を会社分割し、新会社の株式の40%を王子HDが取得することで合弁会社を設立。
世界的な環境意識の高まりを背景に、紙容器関連事業の基盤強化、新製品開発、新領域への進出、海外での事業拡大などを目指す。
会社名 石塚王子ペーパーパッケージング株式会社
事業内容 紙容器の製造・販売及び紙容器に係る充填機械の販売・メンテナンス
事業開始 2020年9月23日予定

 本事業の原材料として石塚硝子が調達していたラミネート原紙は、今後、王子HDグループ製品に切り替えられる予定とのことで、これにより飲料用紙容器で初めての国内一貫生産体制を整え、安全・安心への更なる取り組みと、紙容器のリサイクルにおける理想的な循環型社会の実現に向けて貢献していくと、王子HDは表明しています。


2.特種東海製紙 業績予想を修正

 特種東海製紙は9月24日、2021年3月期通期連結業績予想に関して、2020年5月21日公表分を修正すると発表しました。新型コロナウイルスの感染拡大が、

・特殊印刷用紙や一般製品の輸出数量への影響が当初想定を上回る
・ラミネート製品等当初想定していなかった事業分野へも影響が拡大
・営業利益については、売上高減少による影響がある一方、原価改善や経費・管理費等の削減により下落幅を縮小

など想定を超えて事業に影響を与えているとし、5月21日公表分に対し、売上高を50億円、営業利益を2億円、下方修正しています。
 また、5月21日時点では未定としていた経常利益や当期純利益について、営業外損益に関わる新型コロナウイルスの影響を一定の前提で想定したうえでとして、今回は数値を公表しています。


【板紙 国内の紙の市況/状況】

1.レンゴー プラスチックフィルム会社を子会社化

 レンゴーは9月25日、従来20%を保有していたサン・トックス株式会社の発行済株式46%を追加取得し、同社を子会社化することを決議したと発表しました。公式サイトに掲載された発表によると、

会社名 サン・トックス株式会社
内容 従来はサン・トックスの株式80%を株式会社トクヤマが、残り20%をレンゴーが保有。
トクヤマが保有する株式をレンゴーが取得し、株主構成がレンゴー66%、トクヤマ34%となる。
目的 トクヤマと共同で、サン・トックスのプラスチックフィルム事業を強化・発展させる。
時期 2020年10月1日付で株式追加取得予定

 この子会社化によりサン・トックスとの連携を一層強化し、軟包装事業の更なる拡充を図るとレンゴーは表明しています。


【その他の市況/状況】

1.C重油 値上がり

 9月26日付の日本経済新聞紙上にて、ENEOSが大口需要家と進めていた7~9月期産業用C重油の価格が引き上げで決着したと報じられています。製紙会社がボイラー燃料として使用する高硫黄C重油は前期比39%の上昇とのこと。引き上げは5四半期ぶりで、原油価格の上昇を反映したものと記事では伝えています。


【印刷・製品関連】

1.各社がデジタル化を支援

 日本のデジタル化の遅れが指摘され、新政権が行政のデジタル化の加速を表明するなか、民間各社が書類の電子化を支援する事業を始める動きが報じられています。最近の日本経済新聞の記事によると、

9月3日 富士ゼロックスが米スタートアップ企業と共同で、ロボットを使って書類を電子化する新会社を設立と報道される。同社はこれまでも書類電子化を請け負ってきたが、ホチキスを外す作業などにロボットを導入することにより、対応できる枚数が数百万枚から数億枚に拡大するとのこと。
9月18日 大塚商会が中小企業向け社内文書電子化支援事業を本格化するとの報道。10月にも専門部署を発足させ、顧客の業種や状況に応じた文書の種類のとりまとめや電子化のパターンを作成し、最適なサービスやノウハウを提供する計画。
9月28日 パソナグループのパソナテックが、企業のデジタル技術の内製化支援を10月に開始するとの報道。パソナテックのエンジニアが講師となり、マイクロソフトの業務支援ツールを使える社員を育成する。勤怠管理や交通費精算などのアプリ開発の支援や保守サービスも請け負う計画。

 その他、電子署名や電子契約など、紙の文書や押印を廃し、テレワークを支援する動きも続々と報じられています。


※文中敬称略
※文章は2020年9月28日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。