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華陽ニュース

紙の市況(2020.10)詳細 10月31日更新分

【洋紙 国内の紙の市況/状況】

1.王子エフテックス 展示会出展

 王子ホールディングスは10月20日、王子エフテックスが展示会に出展すると発表しました。

展示会名 『FABEX関西/業務用・食材、機器、容器の総合見本市』
中食・外食から小売りまで専門バイヤーが集まる、業務用”食”の総合見本市
場所 インテックス大阪 2号館 2N‐14
会期 2020年10月28日(水)~30日(金)
10:00~17:00
展示内容 ・紙製バリア素材「シルビオ バリア」
・シーラント不要のパッケージ素材「シルビオ イージーシール」
・環境にやさしい「セルロース複合材」
・プラスチック代替・減量に貢献する紙製品

 毎年、紙関連企業が多数出展するエコプロダクツは今年はオンラインでの開催が決定していますが、こちらは実在の会場で、業界関係者に入場を限る形で展示会が行われています。


【板紙 国内の紙の市況/状況】

1.日本パッケージングコンテスト レンゴーは7作品が入賞

 レンゴーは10月23日、2020年日本パッケージングコンテストで自社製品7作品が入賞したと発表しました。公式サイトの発表によると

白鶴 浮世絵ラベルシリーズ 浮世絵モチーフの日本酒ギフトケース。インパクトのある売り場づくりに貢献するデザインで、インバウンドや日本酒初心者など新たなターゲット層の開拓に成功したとして、ジャパンスター賞(日本貿易振興機構(ジェトロ)理事長賞)を受賞。白鶴酒造株式会社との共同開発品。
圧力スチームクッキング調味料 店頭で簡単に開封し、そのまま棚に陳列できる調味料用の段ボールケース。包装使用量の削減、効率的な輸送、店頭での作業負担軽減、作業効率向上などを実現し、包装技術賞(テクニカル包装賞)を受賞。味の素株式会社との共同開発品。
JA全農やまなし
デジパケ直売所配送用ケース
直売所で購入した商品を配送したり、贈答品として贈ることを想定したパッケージ。トリックアート風の3パターンのデザインで贈る人・受け取る人の双方が楽しみを感じられるようにとの意図が込められている。包装技術賞(テクニカル包装賞)を受賞。全農山梨県本部との共同開発品。
「キシリクリスタル」簡単陳列!
販促輸送兼用箱
輸送箱と店頭での陳列を兼ねる段ボールケース。POPを同梱し、店頭での商品の拡販も期待できる作りで、包装技術賞(ロジスティクス賞)を受賞。春日井製菓株式会社との共同開発品。
スターバックス🄬
コーヒートラベラー
約12杯分のコーヒーをテイクアウトできる容器。片手での楽な持ち運び、中身が漏れない、容器内にコーヒーが残らない、廃棄のしやすさなど様々な点が考慮されており、包装部門賞(飲料包装部門賞)を受賞。スターバックス コーヒー ジャパン株式会社との共同開発品。
鏡開きキット ふたの部分を叩くとはじけて落ち、中には缶ビールが入っている、という鏡開きの雰囲気を楽しめる組み立てキット。改元祝いキャンペーンに合わせ、缶ビール24缶入りの景品として開発・貼付されたもので、包装部門賞(POP・店頭販売包装部門賞)を受賞。サッポロビール株式会社との共同開発品。
「ブレンディ🄬」ボトルコーヒー用
2方式簡易開封段ボール
ミシン目の工夫で、簡単に2種類の開け方ができる段ボールケース。開封時に剥がして捨てられることの多いプラスチックテープの使用をやめることで、作業負担軽減とプラスチックごみの削減を実現し、包装部門賞(輸送包装部門賞)を受賞。味の素AGF株式会社との共同開発品。

 受賞作品は来年2月に予定されている「2021 東京国際包装展」で展示される予定となっています。


【その他の市況/状況】

1.9月積み北米産パルプが値上げ

 10月23日付の日本経済新聞紙上にて、北米産パルプの9月積みの日本向け輸出価格が値上げで決着したと報じられています。紙製品の需要は依然低迷していますが、パルプメーカーが減産を行い、需給が締まっているとのこと。家庭紙向け原料の指標となる北米産「N‐BKP」に対し、印刷用紙向け原料の指標となる南米産「L‐BKP」の価格は前月と同水準となったと記事では伝えています。


2.カセイソーダのアジア市場価格が下落

 10月28日付の日本経済新聞紙上にて、カセイソーダのアジア市場での取引価格が下落していると報じられています。北東アジアで前月比2割前後安い水準で取引されているとのこと。

・コロナ禍でアジア各地の産業活動が落ち込み、需要が減少。特に製紙向けが不調と記事では指摘。
・塩ビ樹脂の需要が増加し、原料となる塩素の生産が活発化。副産物であるカセイソーダの供給も増加。

との状況が日本・台湾・韓国で見受けられると記事では伝えられています。
 国内価格は採算維持のため下げられないという事情から、各国の余ったカセイソーダがアジア市場に回り価格が下がる状況になっているとのことですが、需要の低迷と価格の下落が続けば生産設備の稼働率を下げざるを得ず、価格が下げ止まる可能性もあると記事では指摘されています。


3.ENEOS C重油価格引き下げを表明

 10月28日付の日本経済新聞紙上にて、ENEOSが10~12月期のC重油価格の引き下げを表明したと報じられています。12月下旬までの決着を目指し、製紙会社などと交渉に入るとのこと。
 同社は原油価格の上昇を反映したとして7~9月期に高硫黄C重油の5四半期ぶりの価格引き上げを決着させていましたが、今回の引き下げも原油価格の下落を反映したものと表明しています。


【印刷・製品関連】

1.文部科学省がデジタル教科書の時間制限を見直し

 10月23、24日の日本経済新聞紙上にて、文部科学省がデジタル教科書の時間制限を見直す方針であると報じられています。記事によると、

現行の活用指針 目の疲れなどの健康面への配慮から、デジタル教科書の使用は各教科ごとの授業時間数の2分の1未満とされている。また、画面と目を30センチ以上離すことや、健康診断で心身の疲れを確認することも求められている。
見直し 2分の1未満とする時間制限を緩和する見通し。早ければ2021年度から適用。2020年3月時点で小中高校で8.2%にとどまるデジタル教科書の利用率を拡大させる狙い。
拡大と課題 2021年3月末までに、小中学校に1人1台の学習用端末の配備を完了する目標。21年度には一部の学校にデジタル教科書を配布し、健康面などへの影響を検証する計画。今後の教科書改訂に合わせて全国でのデジタル教科書導入のための制度設計を進める方針だが、現行ではデジタル教科書は有償で、普及の妨げとなっているとの指摘もある。

 「紙には紙の良さがある」として萩生田文科相はデジタル教科書への全面的な移行には慎重な姿勢を見せていると報じられていますが、コロナ禍でオンライン学習が進んだこともあり、今後の展開には注視が必要です。


※文中敬称略
※文章は2020年10月28日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。