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華陽ニュース

紙の市況(2021.5)詳細 5月31日更新分

【洋紙 国内の紙の市況/状況】

1.王子製紙 嵩高紙の新製品を発売

 王子製紙は5月24日、嵩高紙の新製品の発売と既存製品の新米坪追加を発表しました。

【新製品】

名称 OKピクシードNo5
特徴 やわらかな紙腰と美しい印刷再現性を持つ嵩高微塗工ラフ紙。
各種刊行物の多様化に合わせ、75、85、95、105g/㎡の4米坪で巻取・平判を用意。

【新米坪】

対象製品 OKピクシード01
追加米坪 80、90、98、115g/㎡の4米坪を追加。
特徴 ニーズに合わせ、従来の60、65、75、85、93、105g/㎡に4米坪を追加、計10米坪で巻取・平判を用意。

 いずれも低密度、高不透明度、しっかりとした紙腰をうたっており、多彩な品揃えで一層のご愛顧を呼び掛けています。


2.日本製紙 無菌常温容器が豆腐のパッケージに採用

 日本製紙は5月25日、同社の無菌常温容器NS‐FUJIパックを、常温で120日保存可能な無菌充填豆腐の容器として5月より供給を開始したと発表しました。公式サイトの発表によると、

内容 四国化工機のグループ会社であるさとの雪食品が5月1日に発売した、常温で120日間保存可能な紙パック豆腐「ずっとおいしい豆腐」の容器として、NS‐FUJIパックの供給を開始。
液体用紙パック充填機に関し四国化工機は製造、日本製紙はその国内総販売代理店として長年のパートナーシップ関係にあり、2019年には食品用紙容器の充填方法システムに関し資本業務提携契約を締結している。
NS‐FUJIパック 日本製紙が販売展開する、飲料用常温保存無菌パック。今回はその基本技術を基に、常温保存豆腐向けに最適化。

 今回の容器は通常の樹脂製豆腐容器に比べ、プラスチック使用量を60%削減し、賞味期限を長くしてフードロスの削減を実現しているなど、環境性能も高い製品であることを同社はアピールしています。


【洋紙 国外の紙の市況/状況】

1.アジアの印刷用紙が値上がり

 5月22日付の日本経済新聞紙上にて、アジア市場で印刷用紙の取引価格が値上がりしていると報じられています。香港市場で、上質紙の価格が20年末比15%、上質コート紙価格が同21%の上昇となっており、中国の需要増が価格を押し上げているとのこと。需要増の背景には、

・コロナ禍による巣ごもり消費でネット通販の利用が増え、段ボール原紙が堅調。
・2021年は中国共産党創立100周年。関連書物の出版が増え、印刷用紙の需要が増加。
・中国の貿易黒字が拡大し、輸出製品に添付する説明書などの需要が増加。
・原料である製紙用パルプの値上がり影響。

と、他国と同様の要因に加え、中国独自の環境が作用したものもあるようです。
 世界的なコンテナ不足を原因とする輸送費の高騰や、パルプ価格の高止まりが続いていることから、アジア市況は当面高値で推移するとの見方があると記事では伝えられています。 


【その他の市況/状況】

1.古紙在庫が減少

 5月27日付の日本経済新聞紙上にて、古紙在庫が減少していると報じられています。関東製紙原料直納商工組合の調べによると、古紙取扱32社の4月末在庫が前年同月末比2割減、前月末比で2.7%の減少となったとのこと。2020年4月末は、コロナ禍の巣ごもりで家の片づけをする人が増え、古紙の発生・在庫が増えた時期であったことから、今年4月末の減少は反動減だとの見方があると、記事では伝えられています。


2.王子ネピア、パッケージも紙のトイレットペーパーを新発売

 王子ネピアは5月20日、パッケージを従来のフィルムから紙に変更したトイレットペーパーを同日発売開始したと発表しました。王子ホールディングスの公式サイトに掲載された発表によると、

名称 ネピア ネピeco トイレットロール2倍巻 4ロールダブル
特徴 ・再生可能でプラスチックごみの削減にも貢献する、紙パッケージを採用。
・海洋生物をモチーフとしたパッケージデザイン
・コンパクトで持ち運びやすく、交換回数や収納スペースも削減する2倍巻
販売方法 公式オンラインショップ「nepia銀座店」で販売。

 同社は今後も積極的に紙パッケージの採用を進め、商品を通じてSDGs、脱炭素社会の実現に貢献し、人にも環境にも優しい提案を続けていくとしています。


【印刷・製品関連】

1.凸版、紙素材の食品一次容器開発

 凸版印刷は5月11日、食品の一次容器としても使える、紙素材のチャック付きスタンディングパウチを開発し、日本コカ・コーラの製品に採用されたと発表しました。公式サイトの発表によると、

内容 食品の一次容器(食品に直接触れる用途の容器)としても使える、紙素材のチャック付きスタンディングパウチを開発。日本コカ・コーラ社が5月19日と6月28日から数量限定販売する、フリーズドライ飲料のパッケージとして採用された。ベースとなる基材に紙素材を使うことでプラスチック樹脂使用量と二酸化炭素排出量を削減でき、個包装の必要もないなどの点が評価されての採用となった。
パウチの特長 ・紙素材の使用でプラスチック樹脂の使用量を削減
・紙重量は包装材全体重量の50%以上で「紙マーク」の付与が可能
・食品に直接触れる面には透明で高いバリア性を持つ、凸版印刷開発の透明バリアフィルムを使用
・最外装が紙であるため、紙の質感や風合いを生かしたデザイン等が可能
・チャックを付けることで利便性も実現

 同社は「価値あるパッケージ」で、よりよい社会と心豊かで快適な生活に貢献していくとしています。


※文中敬称略
※文章は2021年5月28日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。