KAYO NEWS
華陽ニュース
ニューノーマル関連情報2025.12
コロナ禍などをきっかけに変化した『ニューノーマル』な生活様式のなかでも、世界の環境や人権に対する関心はなお高まりを見せており、毎日のニュースでSDGsやESG、脱炭素、エシカル消費といったキーワードを目にしない日はないほどとなっています。
そういった、紙にも関連があるけれど紙だけにはとどまらない日々の動きを少しでもお伝えできればと、この欄を作成致しました。皆様の営業活動のお役に立てれば幸いです。
2025年10月に報道された、ESG・脱炭素他に関連する動きの抜粋
【政府・官公庁他】
| 環境省 | 自動車部品向け再生プラスチックの素材を回収する民間拠点を全国で整備する計画。補助金を出して全国で10か所前後に拠点を設け、小規模業者が回収した再生プラ素材を集約して自動車メーカー側が求める量と質を確保する考え。 |
【産業】
| SCREEN 東京ガス |
水素発生装置において、レアメタルの使用量を4分の1に減らし、水素の生産効率を高める部品を10月から量産。水を電気分解して水素を生み出す際の触媒であるイリジウムの粒子をインク内に均一に分散させ、電解質膜を変形させずに触媒インクを塗る技術を開発。 |
| セイコーエプソン | ペロブスカイト太陽電池をインクジェット方式で製造できるインクジェットプリントヘッドを2025年度内に市場投入すると発表。 |
| 東海理化 | 竹繊維を50%以上配合した複合樹脂素材「バンブープラス」を開発。自動車内装部品や家具などでの活用を目指す。 |
| 戸田建設 | 浮体式洋上風力発電のコストを2割下げる工法を開発。支柱や羽根など上部の構造を陸上で組み立てることで工期を短縮しコストを減らす。 |
| カネカ | 微生物を使って二酸化炭素から生分解性プラスチックを製造することに成功。試作品の食器を完成。土壌中だけでなく海中でも最終的に二酸化炭素と水に分解される。 |
※文中敬称略
※文章は2025年10月31日現在、新聞記事や各社のニュースリリースなどを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。