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華陽ニュース
紙の市況(2026.3)詳細 3月31日更新分
【板紙・パッケージに関する市況/状況】
| 1.レンゴー 「iFデザイン賞」受賞 |
レンゴーは3月25日、同社関連のパッケージ1作品が「iF DESIGN AWARD 2026」のパッケージデザイン部門で「iFデザイン賞」を受賞したと発表しました。受賞作品はJA全農しが振興野菜統一段ボール『滋味近江』で
・印刷を2色に絞り、シンプルでありながら力強いビジュアルを実現
・琵琶湖をモチーフにしたオリジナルの紋章や「三方よし」の哲学、方言コピー「ほやから近江」で地域性を表現し、青果物とともに文化的誇りが伝わるデザイン
の工夫により、若手農家の思いを全国の消費者へ届け、滋賀野菜の魅力と未来を広げるパッケージであるとのこと。
同社はクリエイティブなデザインやパッケージの総合的な提案により、これからもお客様の商品開発、販売促進、イメージアップに貢献していくと表明しています。
【その他の市況/状況】
| 1.「トイレットペーパーはホルムズ海峡封鎖による影響はございません」日本家庭紙工業会表明 |
日本家庭紙工業会は3月18日、「トイレットペーパーはホルムズ海峡封鎖による影響はございません」とのお知らせを発表しました。
・トイレットペーパーの約97%は国内生産で、また製品の原料は国内回収古紙やパルプであり中東地域に依存するものではない
・日本家庭紙工業会会員社41社では現在も需給に合わせた通常通りの生産を行っており、生産に支障をきたすインシデントは全くない
・適切なランニング在庫を常備し、各社ともに増産余力も十分にある
ことを明らかにし、消費者の皆様には安心して冷静な対応をと呼びかけています。
| 2.2月末古紙在庫が前月末比減少、前年比は増加 |
3月24日付の日本経済新聞紙上にて、2月末の古紙在庫が前月末比9.1%減少となったと報じられています。関東製紙原料直納商工組合32社分のまとめによるもので、年末に増加した在庫の消化が進んでいるとのこと。ただ、段ボール原紙の生産停滞で段ボール古紙の在庫は前年比で30.2%増となっており、2月末在庫としてはコロナ禍の影響があった2020年以来の高い水準だと記事では伝えられています。
【印刷、製品、その他関連】
| 1.日本製紙・乳業メーカー 人気絵本とコラボレーション |
日本製紙は3月16日、乳業メーカー5社と連携したキャンペーンを2026年4月1日より開始すると発表しました。公式サイトの発表によると、
| 目的 | ・酪農・乳業応援 ・飲用乳の消費拡大 ・「キャップ付き紙パック」の市場普及 |
| 内容 | 株式会社キャラ研が展開する人気絵本シリーズ「くまのがっこう」のキャラクターであるジャッキーとコラボレーション。ジャッキーが対象の牛乳・乳飲料のパッケージに登場し、オリジナルグッズなどが当たる期間限定キャンペーンも実施。 |
| キャップ付き紙パックの特長 | ・「開け閉めしやすい」「注ぎやすい」「冷蔵庫にしまいやすい」という利便性 ・注ぎ口に直接手が触れない「衛生性」 |
包材メーカーである日本製紙がコラボレーションを企画し、乳業メーカーの垣根を超えたプロモーションで販促支援を行うビジネスモデルは同社によれば業界初とのことで、同社はこのキャンペーンを通じて「キャップ付き紙パック」の利便性を訴求し、消費者の快適な食生活に貢献するとともに、持続可能な酪農・乳業業界の発展に寄与していくとしています。
※文中敬称略
※文章は2025年3月27日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。