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華陽ニュース
お城初心者のへぇーなお城 13
2026年の大河ドラマは『豊臣兄弟!』。『彼が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった』との言葉もある豊臣秀吉の弟・秀長を主人公に、強い絆で困難を乗り越え、天下統一を成し遂げた兄弟のサクセスストーリーを描くと発表されています。
戦国時代はお城の時代。これまで特にお城に興味を持ってこなかったお城初心者が大河ドラマをきっかけに学び始めたお城の小ネタを、お城初心者の方は「へぇー」と、お城上級者の方は「えぇー・・・(そこからか・・・)」と思いながらお読み頂けると幸いです。
13 「横矢掛」
死角をなくし敵を側面から攻撃できるようにするお城の構造を総称として「横矢掛」というそうです。石垣を屏風のようにジグザクにして左右両方向から攻撃できるようにするのが「屏風折」、一部分を四角く出っ張らせる「横矢桝形」、角を斜めに築く「隅落」、ゆるい凹面状にして全方向から攻撃できるようにする「横矢邪(ひずみ)」など、初心者が「こんなデザインなんだな~」で済ませてしまいそうな些細な形にも敵を攻撃するための意図が満載されているのだそうです。
こうした横矢掛の仕組みですが、右利きの人に対して、弓で反撃しにくい右側を攻撃するようにと設けられた構造もあるのだとか。そこまで細かいところを観察できて工夫できる能力が攻撃のために使われているところに感心すべきかどうか、複雑な気分になりそうなところです。