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ニューノーマルにこの一品28 『紙』にこだわる紙製品 ~ 『kami‐bonsai』『ホントの紙ねんど』
【ニューノーマルにこの一品】
「ニューノーマル」という言葉は新型コロナウイルス下での生活や仕事の新しい様式を表す言葉として使われていますが、近年、私たちの生活や考え方に影響を与え、変えてきたものには、海洋汚染の深刻化による脱プラの動きや、SDGs、ESG、ダイバーシティ等、さまざまなものがあります。
その、様々なもので形作られる「ニューノーマル」に、紙で貢献できる製品とは、の観点からの取組みをご紹介いたします。
28 『紙』にこだわる紙製品~『kami‐bonsai』『ホントの紙ねんど』
紙需要の減少が報じられるようになって久しい昨今ですが、それでも『紙』の良さを信じ、『紙』の良さを伝えるために、オリジナルの紙製品を提案している紙卸商様が全国で活動されています。
今回ご紹介する2製品は、同業他社の枠を超え、同じサイトで紹介・販売されている紙製品です。
kami‐bonsai(紙盆栽) | ハサミや糊を使わずに組み立てられる、紙の盆栽。 ・印刷や他素材に頼らず、使用する紙をこだわりぬいて選ぶことで、全てのパーツを紙の風合いのみで表現。 ・気軽に楽しめ、盆栽のように自分で幹や葉を自由に配置するなど、育てる楽しみも得られる。 ・軽く、かさばらず、海外からの旅行者の方のお土産としても最適。 東京の紙卸商、立川紙業様のオリジナル商品。 |
ホントの紙ねんど | 紙パルプ100%の原材料から紙ねんどがつくれるキット。 「紙から紙ねんどがつくれることを子どもたちに知ってほしい」との想いから誕生。 親子のコミュニケーションツールとして期待される点や、モノづくりを通して想像力を養える点などが評価され、日本文具大賞2020(機能部門)を受賞。 同じく東京の紙卸商、株式会社相馬様のオリジナル商品。 |
脱プラや物流効率化の観点からも『紙』という素材を見直す動きが伝えられています。まだまだ私たちが『紙の良さ』を伝えきれていないだけなのかもしれません。
※文章中、敬称略