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華陽ニュース

紙の市況(2020.5)詳細 5月10日更新分

【洋紙 国内の紙の市況/状況】

1.日経42種、「紙・板紙」は段ボール古紙下落の影響

 日本経済新聞は5月1日、日経商品指数42種の4月末指数を発表しました。1970年を100として、資材や燃料の企業間取引価格を指数化した日経商品指数42種全体の4月末値は17か月連続で前年同月比低下となっており、新型コロナウイルスの感染拡大などが影響して原油や化学、鋼材などが下落していることが伝えられています。
 「紙・板紙」の指数は

 段ボール古紙の値下がりが影響し指数が下落していると分析されていますが、足元では新型コロナウイルス感染拡大の影響で印刷・情報用紙の需要減、在庫増が伝えられており、今後の指数の動向が注目されます。


2.三菱製紙 利益予想を上方修正

 三菱製紙は4月28日、2020年3月期の業績予想の修正を発表しました。同社の発表や4月29日付の日本経済新聞の記事によると、

修正内容 2020年2月10日に発表した2020年3月期の業績予想を修正。
売上高は下方修正も、営業利益・経常利益・当期純利益は上方修正。
要因 ・工場のコストダウン
・諸経費削減効果
・王子HDとの共同出資会社であるバイオマス発電会社が好調で、持分法投資利益が増加。

 同社は2019年11月の時点で15億円と予想していた当期純利益を2月にゼロと下方修正していた経緯があり、今回の修正で8億円まで戻した形となっています。


【板紙 国内の紙の市況/状況】

1.コロナ禍 紙種により増減両方の影響

 新型コロナウイルスの感染拡大が紙・紙製品にも様々な影響を与えていることが報じられています。4月末~5月上旬の日本経済新聞の記事によると、

段ボール原紙、製品 自動車部品や電気機械類向けは減少。飲料を含む加工食品・青果物を含む食品向けや電子商取引向けが堅調。「巣ごもり」需要が貢献している。
原料である段ボール古紙の価格は下落しているが、段ボール原紙は安定調達が重要視され、値下げ交渉には至っていない。
印刷・情報用紙 イベントの自粛やチラシの減少、テレワーク拡大によるコピー用紙の減少等が響き、需要減少・在庫増加の傾向。
紙袋 帰省自粛や百貨店・衣料品店の休業で土産物用・衣料品用の紙袋の需要が急減。食品小売店向けや飲食チェーンの持ち帰り用は堅調。

 コロナ終息後の需要回復に期待が持たれる一方、新しい生活様式の浸透など社会の変化に柔軟に対応していくことが求められそうです。


※文中敬称略
※文章は2020年5月11日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。